第5章 住居が決まった
明くる日、飛鳥はレンタカーを予約してあり、ホテルへと送迎を希望し、営業が車を届けに予約時間に車を届けてくれた。昨日と同じ軽自動車であった。料金を払い6時間借りた。キィを受け取って、まずは、営業を事務所まで送るとファミリーホームの事務所へと向かって車を走らせた。事務所のドアを開けると社長、奥さん、男性2人が事務所の応接室で話をしていた。「おはようございます。」飛鳥が声をかけると社長が「おはようございます。ご足労有り難う御座います。こちらがうちの建築担当の小暮です。備品担当の北川です。」社長が笑顔で微笑んで二人を紹介した。「こちらが施主の中西飛鳥さん。宜しくお願いします。」社長が飛鳥を紹介した。「中西さん。モデルハウスを見学の時、質問を受け付けます。どうぞ、なんなりと。お申し付け下さい。宜しくお願いします。」小暮が飛鳥に声をかけた。「はい。分かりました。」飛鳥は小暮の顔を見た。「中西様、それでは参りましょう。近いので私どもの車にお乗り下さい。」和田社長が後部座席のドアを開けてエスコートした。モデルハウスは車で5分の所にあった。素敵な黄色の壁の2階建てだった。「この建物は土地55坪で建ぺい率60%です。約182平米で、中西様のお求めの土地と一緒になります。中をご覧ください。」和田社長が説明した。4人は中に入って「中西様、このモデルはスタンダード型です。これに床暖房を付けていたたくと家電をすべて無料にてプレゼントいたします。メーカー等はこちらの一任になりますがいかがでしょう?ソーラーパネルもお付け出来ますが?」和田社長が飛鳥の顔を見た。「間取りも中々良いわ。先の事を考えて2階建も良いわね。キッチンも素敵だし、お風呂も大きいし、トイレも広い。2階にもトイレ付けてくれない?」飛鳥は満足気に和田社長の顔を見て笑顔で微笑んだ。「中西様、キッチンの色、変えられます。外壁の色も変えられますよ。こちらがカタログです。」北川が飛鳥にカタログを渡した。「キッチンは木目調でお願い致します。外壁は、黄色のままでお願い致します。2階の階段の左側の部屋、コンセント沢山付けてください。パソコンを沢山使うので!お願い致します。」飛鳥は、北川の顔を見た。「中西様、平屋はご覧になりますか?」和田社長が飛鳥の顔を見た。「はい。見学させてください。」飛鳥は、和田社長の顔を見て優しく微笑んだ。「それでは、向かいます。歩いて行けます。」なんと隣の敷地にあった。外見はオシャレな建物だった。外囲も門も立派だった。「中西様。外囲もこれと同じ物をサービスいたします。」和田社長が飛鳥の顔を見て笑顔で微笑んだ。「素敵です、有り難う御座います。ガレージは特別料金になりますが必要ですか?」和田社長が飛鳥の顔を見た。「お幾らくらいかかりますか?軽自動車2台分くらいで良いんですが?」飛鳥は和田社長の顔を見た。「屋根だけなら30万円くらい。屋根外側シャッター付で75万円くらいです。」和田社長は飛鳥の顔を見た。「どうせ、これから中古車買うので屋根だけの物で良いです。」飛鳥は和田社長の顔を見てニヤリ微笑んだ。飛鳥は平屋を一通り見るとスルーした。2階建にすでに心の中では決まっていた。「中西様。車これから購入されるんですか?修理工場を持っていて、私の友達が社長をやっている鬼ケ窪モータースを紹介いたします。軽自動車なら良い物ありますよ。後で一緒に行きましょう?」和田社長は飛鳥の顔を見た。「是非、紹介してください。軽自動車ならなんでも構わないのでナビ付だと好都合なのですが?」飛鳥は和田社長の顔を見て優しく微笑んだ。「つくば市じゃ車がないと不便だからな!東京と違って大変だろう?」和田社長は飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「はい。でも新鮮ですよ。」飛鳥は和田社長の顔を見て笑顔で微笑んだ。「後、この辺は今年の秋にイオンのそよらというショピングモールが学園の森に出来るし、研究学園にはイイアスというショピングモールも車で10分くらいで行けるし、松代にはフォルテつくば店にはベルクというスーパーやホームセンターもあるし、タイラヤというスーパーもある。ここならビックマートが近いかな?目の前にはコメリがあるし、山新家具やニトリもある。スタバも近いぞ!車があれば便利だよ。いいのあるか電話で聞いてみっから。」和田社長は電話した。「こっちやってしまうか?」和田社長は、飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「それでは、建物は2階建てにします。ガレージを付けていただいて。決まりです。お値段は?」飛鳥が和田社長の顔を覗くと「計算してからだな?事務所へ帰るべ!」和田社長は飛鳥の顔を見た。後部座席のドアを開けた。「中西様、鬼ケ窪モータースに良い車があるそうです。2016年式、ホンダNボックスピンクパールの希少色、9万キロでナビ最新地図付、バックモニター付、電動ドアで39万円で乗り出し出来るそうです。任意保険加入条件付でお願い致しますの事、こっちが終わり次第見に行きましょう。」和田社長は飛鳥に言った。しばらく走ると事務所に着いた。社長は自分のデスクで見積書を作り飛鳥に提示した。土地1600万円、建物2700万円、ガレージ30万円で合計4330万円。外囲、家電サービス。「オッケーならサイン下さい。手付金半分を入れてくれたらすぐに始めます。2165万円です。消費税は完成時に頂きます。433万円です。」和田社長が飛鳥の顔を見た。「わかりました。明日、お持ちします。」飛鳥は和田社長の顔を見た。「中西様、車見に行きますか?」和田社長は飛鳥の顔を見た。「はい。お願い致します。」飛鳥は和田社長の顔を見てニコリ笑った。二人は車に乗ると走り始めて約15分くらいで鬼ケ窪モータースに着いた。鬼ケ窪モータースの展示車の中にピンクパールの車を見つけた。「中西様、あれですね。とても綺麗な車ですね。」和田社長が指差した。乗り出し39万円のプライスが付いていた。社長が事務所のドアを開けると鬼ケ窪モータース社長が対応してくれた。「忙しい所すいません。お客様を連れて来た。このお嬢さんだ。さっき言っていた車見せてくれないか?」和田社長が鬼ケ窪社長の顔を見た。「はい。ゆっくり見て下さい。」三人は車の前に立った。社長はスマートキィで車を開けるとピピっと音がした。ドアを開けると室内はとても綺麗だった。社長がエンジンをかけた。一発でエンジンは始動した。軽い感じであった。社長はエンジンルームを開けて説明を始めた。「納車までにオイル交換と整備一式、エアコンのガスの注入、クーラントの交換ベルト類の交換をしておきます。外装も艶出しで綺麗にしておきます。エンジンルームも綺麗にしておきます。内装は先日綺麗にしたばっかりです。車検2年付です。乗り出し39万円ですが、和田社長の紹介と言う事なので5万円引きさせていただきます。今日決めていただければ34万円でお願い致します。」鬼ケ窪社長は飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「社長お電話です。オークションの鈴木さんからです。」天宝喜さんが事務所のドアを開けて怒鳴った。「はい。今行く!」鬼ケ窪社長が怒鳴ると「失礼致します。」鬼ケ窪社長は二人に頭を下げて事務所へ戻ると「紬ちゃん。」大きな声で怒鳴った。鬼ケ窪社長は紬に耳打ちをすると電動に出た。枳殻紬副工場長が二人の前に来た。「いらっしゃいませ。社長に代わりまして、枳殻がご案内いたします。」紬が二人に頭を下げた。「紬ちゃん。久しぶり、元気そうだな?相変わらず筑波サーキットで走っているのか?タイムは縮んだか?相変わらず男っ気無しか?アハハハ!」社長は紬の顔を見て笑った。「あら!誰かと思えば和田さんじゃありませんか?私の彼氏はあのNSXですよ。今日はお客様を紹介していただいて有り難う御座います。この車、良い車ですよ。人気のあるホンダNボックスGLパッケージ、バックモニター付ですから、今、契約されるとドライブレコーダーがサービスで付きますよ。是非いかがですか?」紬は飛鳥の顔を見ると笑顔で微笑んだ。「試乗しますか?」紬は飛鳥の顔を見た。「よろしいのですか?」飛鳥は紬の顔を見てニコリ笑った。紬は運転席のドアを開けてエンジンを始動させて展示場から車を出して事務所の前に停めた。紬は運転席のドアを開けて飛鳥を乗せた。自分は助手席に座った。社長はまだ、電話中だったので事務員の天宝喜さんに声をかけた。「天宝喜さん試乗に行ってきます。」紬は天宝喜さんの顔を見た。飛鳥はアクセルを踏むと車は駐車場を出て行った。道路に出ると飛鳥はアクセルを踏み込んだ。「今、借りている車よりスムースな走りです。」飛鳥はそう言ってハンドルを握ってアクセルを踏み込んだ。しばらく大通りを走りつくば市中心地まで来た。ヨークベニマルに寄って買い物をしたいと紬が言うと飛鳥は駐車場へハンドルを切った。紬は車を降りて店内に入って行った、しばらくすると箱を1つ持って出て来た。「お待たせいたしました。買い物終わりました。事務所へ帰りましょう。」紬が言うと飛鳥はハンドルを切って駐車場から出た。「不二家のケーキ買ったから事務所で皆で食べよう。」紬はハンドルを握る飛鳥の横顔を見た。「私の住んでるマンションこの近くなんですよ。」紬は飛鳥の横顔を見た。「そうなんですか?一人暮らしですか?」飛鳥は紬の横顔を見た。「いえ、友達2人と住んでいます。居候です。枳殻さん。先程、和田社長が言ってましたがレースがすきなんですか?筑波サーキットっととか言っていましたが?」飛鳥が質問すると「うん。休みのたびにサーキットで愛車のNSXでかっ飛んでる。アハハハ!」紬は大きな声で笑った。「楽しそうですね?」飛鳥が紬の横顔を見た。「中西様も走ってみますか?私の車貸しますよ。」紬が言うと「私じゃ無理です。アハハハ!」飛鳥は、謙遜し笑った。「そんな事ないですよ。ライセンスとればすぐに走れます。やってみませんか?ライセンスは講義を聞いてるだけなので誰でも取れます。一万円かかりますが。」紬が言った。「枳殻さん。私、この車買います。あなたと友達になれそうなので枳殻さんは年齢は?私は25歳です。」飛鳥は車の購入の意志をはっきりした。紬と友達になりたかったのもあった。この時二人はどちらともハッカーだとは知らなかった。ハッカー同志初対面である。しばらく走ると鬼ケ窪モータースの事務所に着いた。車を来客用の駐車場に停めた。「枳殻さんの車はあの派手はスポーツカーですか?」飛鳥は従業員駐車場の中に1台派手なオレンジと黒のツートンカラーの車を指差した。「そう、あれです。ホンダNSXタイプSです。」紬が飛鳥に言った。「事務所に行って契約してください。ケーキ食べましょう。」紬が飛鳥の顔を見た。「ただいま帰りました。中西様あの車契約するそうです。天宝喜さんお願い致します。ケーキ買って来ました。皆で食べましょう?」紬が言った。天宝喜が契約書を机の中から取ると飛鳥を机の前に座らせて契約書にサインをしてもらった。「任意保険もお願い致します。万が一の為です。月々これくらいの金額です。」天宝喜が飛鳥の顔を見て笑顔で微笑んだ。「はい。わかりました。加入致します。」飛鳥は天宝喜芽郁の顔を笑顔で見た。「ローンで購入ですか?現金ですか?」天宝喜芽郁が飛鳥に尋ねた。「現金でお願い致します。」飛鳥は天宝喜芽郁の顔を見た。「天宝喜さん。中西さん今、レンタカーなんですって代車貸してあげて下さい。」紬が天宝喜に言った。「わかった。あのアルト貸してあげて!」天宝喜が紬の顔を見た。紬が棚の鍵を取って来客用の駐車場へアルトを持って来た。「中西様、車の準備が出来るまであの白いアルトをお貸しします。ナビ付ですよ。鍵はこれです。」紬が言って鍵を渡した。「なにからなにまで有り難う御座います。」飛鳥は紬の顔を見て笑顔で微笑んだ。「お金、明日持って来ます。」飛鳥は天宝喜の顔を見た。「納車の時でいいですよ。たぶん一週間くらいで納車出来ます。」天宝喜は飛鳥の顔を見た。「和田社長、中西様、契約終わったらケーキ食べて下さい。」紬が言った。社長が顔を出した。「社長、中西様、Nボックス契約いただきました。任意保険加入もいただきました。」天宝喜が社長の顔を見た。「中西様、和田社長、有り難う御座います。車の整備はうちでやりますので!ドライブレコーダーサービス月間なので取り付けてから引き渡しになります。それと整備もすべてやります。出来たら連絡をします。」紬が飛鳥の顔を見て笑顔で微笑んだ。そして、皆でケーキを食べた。「いただきます。」食べ終えて天宝喜がコーヒーをいれてくれた。「有り難う御座います。」飛鳥はコーヒーを飲み干し「ご馳走様でした。」合掌した。契約は終了した。飛鳥は始めてマイカーを手にした。「有り難う御座いました。」鬼ケ窪社長と天宝喜芽郁と枳殻紬が二人を見送り頭を下げた。和田社長と飛鳥はファミリーホームの事務所へ戻ると飛鳥はレンタカーを返しに車に乗った。「中西様、レンタカー屋までお付き合いします。そして、ここまで戻ってきましょう。」和田社長が提案すると飛鳥は「よろしいですか?お言葉に甘えて?」飛鳥は和田社長の顔を見て優しく微笑んだ。「良いんだ、それくらいやらせてくれないか?うちで不動産買って貰った何かの縁だからな?それでは行くとするか?」和田社長は、飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「はい。お願い致します。」飛鳥は和田社長に頭を下げた。二人は車に乗って、レンタカー屋へ向かった。飛鳥が先を走って和田社長が飛鳥の車を追いかけた。レンタカー屋に着くと飛鳥は料金を払い店を出て来て、和田社長の車に乗った。「宜しくお願いします。」飛鳥は和田社長の横顔を見た。ファミリーホームの事務所は島名にあった。上河原崎とは目と鼻の先だった。「和田社長有り難う御座いました。助かりました。明日、頭金お持ちします。」飛鳥は和田社長の顔を見た。「午前中は市役所に行って契約書の住所で住民票を移してくれないか?上河原崎は車庫証明が必要な地域だから中西様の住民票が必要なんだ。そうしないと車買えないから。ちょっと不安なのでもう一度、鬼ケ窪社長に聞いてみてからにするか?」和田社長は飛鳥の顔を見た。和田社長は鬼ケ窪社長へ電話した。「先程は、色々有り難う御座いました。車庫証明の件なんですが中西様の家はこれから建築予定で家はあります。住民票は明日移しますが大丈夫でしょうか?」和田社長は相談した。「和田社長、ガレージだけしっかり作っていただければ大丈夫ですよ。3日以内に作ってください。それまでに警察の係員が見に行きますので?3日以内が無理ならばまた、相談ください。車庫証明の提出を遅らせますから。」鬼ケ窪社長は和田社長に頼んだ。「有り難う御座いました。明日から早速作業に入ります。」和田社長はお礼を言った。「中西様、明日からガレージの工事を始めます。」和田社長は飛鳥の顔を見た。「わかりました。宜しくお願いします。私はこれで帰ります。お疲れ様でした。」飛鳥は和田社長の顔を見て頭を下げて車に乗った。車を走らせホテルへと戻ってホテルのレストランで食事をとった。




