第2章 パソコンに入ったウイルスソフト
企業の名前が実名で出て来ます。リアルを表現したくて使いました。けして、悪意があるものではありません。完全なフィクションです。
翌日10時にスミス家の呼び鈴が鳴った。「マイケル・ロバーツです。おはようございます。中西飛鳥さん、迎えに来ました。」マイケルが門の前のインターフォンから声をかけた。門がすうっと開いた。マイケルは玄関までの長い回廊を車で走り玄関先に着いた。マイケルは車を降りて4人に挨拶をし、飛鳥を助手席に乗せた。「オリビア、今晩は早く帰すから安心して。」マイケルは運転席の窓から顔を出した。しばらく走るとマイケルの家に着いた。門を自動で開けると玄関までの長い回廊を車で走り玄関前で停まり二人は車を降りた。玄関を入り、マイケルの部屋へと飛鳥はマイケルの後を歩いた。3階まで長い階段を上がるとマイケルの部屋に着いた。ドアを開けると薄暗い部屋でディスプレイだけがこうこう とついていた。真ん中の応接室のソファーに座ると飛鳥のパソコンをいじり始めた。「高性能ウイルスソフトをプログラミングする。ハッキングソフトもついでに入れておく。」マイケルは飛鳥の顔を見てニヤリと笑った。「これで君も仲間の一員だな。歓迎するよ。君もFBIにマークされるから覚悟して下さい。」マイケルは飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「マイケルさん。私、やります。人生変えます。毎日が嫌になっていたんです。だから今回アメリカに来ました。マイケルさんと出会えて幸せです。日本の腐りきった政治家達を懲らしめます。見ていてください。」飛鳥はマイケルの目を見てニヤリと笑った。「警察には捕まらないと思うけどなるべくワイファイは使うな?回線を使えよ。脅迫文の文言は変える、同じような言葉は使わない事。仕掛ける時のパスワードは、ランサムの場合はopenthedoornewwnrldと入力してエンターを押せばそれで終わり。文言は、お前のシステムは乗っ取った。人質だ。システムの復旧を望むのなら◯◯までに◯◯億円払え入金先は、キュラソーバンク◯◯だ。こんな感じだ。このバンクは俺の隠し口座だ、君が儲けた金から毎月俺の取り分を自動的に頂く毎月一億円だ。だからデカい仕事しろよ。五億円とか十億円くらいの物。わかったか?」マイケルは飛鳥の顔を見てニヤニヤしながらペプシコーラを一口飲んだ。飛鳥も出された、ペプシコーラのキャップを開けて一口飲んだ。「わかりました。毎月最低で一億円は稼ぎます。」飛鳥はマイケルの目をじっと見つめた。「契約書にサインしてくれ!直筆でこう付け加えてくれ、万が一の時は自分で責任を持つ。組織に迷惑はかけないと頼む。それだけだ!今日から君も仲間だ。中西飛鳥。」マイケルは飛鳥の目をじっと見つめた。「マイケルさん。あなたの狙いはなんですか?私みたいな素人にハッカーをやらせるなんて?私は今の生活に退屈しているから良いのだけれど?」飛鳥は、マイケルの目を真っすぐに見つめた。「茉央からSEの経験のあるとても良い子がいると聞いたので君を指名したのさ!仲間になれるとふんだんだよ。一日一緒にいれば日本人は良いか悪いかわかるからな?君は合格したんだ!おめでとう!」マイケルは飛鳥の目をじっと見つめた。「君もさっき言ってたよな?政治家とか懲らしめたいって、俺もそう言う所からこの世界に入り込んだのさ、腐った人間をギャフンと言わせてみたくてな!今3兆円の資産を持っている。こうやって不満を持った人間を集めている。俺の作ったプログラミング世界を操る。さっき言い忘れたけどウイルスを入れる時は、hangupと入力してエンターを押せ!これは、個人攻撃に使えよ。企業や団体は、ランサムを仕掛けろ!効果バツグンだぞ!入金が確認とれて人質を解放する時のパスワードはoverだ。」マイケルは飛鳥を見て薄笑いを浮かべた。「任せて下さい。きっと役に立ちますから。」飛鳥はそう言うと仕事を請け負った。「せっかく、プログラミングしたんだから試しにどこかへウイルスを送ってみるか?どうだ?テレビ局なんかすぐにわかるぞ?」マイケルは飛鳥の目を見てニヤニヤしながら飛鳥のパソコンの電源を入れた。「これ、使ってない時はいつも電源は切っておけ!」マイケルは飛鳥の目をじっと見つめた。「私、テレビ局の住所や電話番号わかりません。偏向報道の多いTBSにします。」飛鳥はマイケルの目を見た。「TBSかすぐにわかるぞ!」マイケルはパソコンのキィをパンパンと叩くとマイケルのディスプレイに電話番号と住所、メールアドレスが出た。「どうせだからランサムにしろ!脅迫文はこれを使えよ!我々は世界をまたにかけるハッカー集団デスペラードだ!良く覚えておけ!お前達のシステムを乗っ取った。正常に戻すなら50億円を用意して、以下の所へ送金しろ!期日はない?払うまでシステムは動かない!わかったか?偏向報道の罰だ!デスペラードより。」飛鳥はこの文書を貼り付けてメールアドレスを打ち込んで最後にopenthedoornewwnrldと打ち込んでエンターキーを押した。すると3分もしないうちに飛鳥のパソコンのブザーが鳴り始めた。引っかかった合図だった。マイケルが手を叩いて笑った。「飛鳥。成功だおめでとう。ハッカーデビューだな。」マイケルは飛鳥を見て薄笑いを浮かべた。キュラソーバンクから電子メールですぐにお金が50億円が入金された事がわかった。飛鳥はもう一度openthedoornewwnrldと打ち込んで人質を解放した。口座を確認して1億円をマイケルの口座へ送金して二人は抱き合って喜んだ。「良し。上手く作動しているな?しばらくはこれでやってくれ!日本の会社はチョロいな?すぐに答えが出た。システムが止まると相当ヤバいんだろうな?まあ、テレビ局だけに放送が止まるか?飛鳥!狙いは良かった!これからの事は任せた!」マイケルは飛鳥の顔を見てニヤリ微笑んだ。「これで独り立ちしてくれ!今回の授業料はさっきの一億円からもらう。だからもう要らない。後は好きなように暴れてくれ!飛鳥。」マイケルは飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「わかりました。なんか楽しめそうです!注意点はありますか?」飛鳥はマイケルの目を真っすぐ見た。「注意点か?やっちゃイケないのは、警察や軍隊のシステムに入らない事だ!企業や個人は幾らでもやって良いぞ。後、中国共産党も止めておけ!日本は今、中国と仲が悪いから徹底的に探されるぞ?でもこのシステムならバレる事はない。」マイケルは飛鳥の目を見つめた。「クソみたいな政治家は金は払わん。脅しだけと思え。懲らしめたい時は色んな裏をとれ!奴らは、一般市民を一万円札としか見ておらん。」マイケルは飛鳥の目を見つめた。「色んなご指導有り難う御座います。」飛鳥はマイケルに頭を下げた。「飛鳥、お前、現金幾ら持っている?少し日本のお前の口座に入金するか?」マイケルは飛鳥の目を見て優しく微笑んだ。「300万円くらいはあります。だから大丈夫です。欲しい時は自分でやります。」飛鳥はマイケルの目を見つめた。「早かれ遅かれ、飛鳥もFBIのリストに載るから日本の警察にはマークされる可能性はあるから覚えておけ!今まで通りとは行かないぞ!覚悟しろ。そして、君のビジネスにしなさい。」マイケルは飛鳥の目を見つめた。「今まで誰にも迷惑をかけず生きて来たつもりなんだけどなあ?悪に手を染めたな。快感!」飛鳥はニヤニヤしながらペプシコーラをグイッと飲んだ。「悪人の人生もおもしろそうね。人間生まれた時から自由なんだから良い道ばっかり歩いているお利口さんにはわからない事の方が多いと思うから私は悪人の道をこれから歩く!例えば警察に追われようてとも構わない。万が一、捕まって死刑台に立たされてもそっちの方がなかなか体験出来ない事で悪名は世界がなくなるまで轟く?そっちの方が有意義な人生なんじゃないかな?マイケルさん。私は悪の道を走る覚悟が出来ました。」飛鳥は何か吹っ切れた表情でマイケルを見てニヤリ微笑んだ。飛鳥はこの時完全に覚醒した。




