第1章 意外な提案をされて
私にとって第15作品が始まりました。春のチャレンジと言う事でテーマは「仕事」です。ハッキングが仕事になっています。お待たせいたしました。また、ハッカー関係の話になります。今回は、アメリカと日本の的と戦います。日本の政治家に焦点を当てます。この作品はバラードを聴きながらと多少リンクしてます。
西へそして東へ満員電車は走る。最近耳に入るワードは中道改革、高市総理ばっかり。目に入るワードも同じ、中道改革、高市総理ばっかりで嫌になっていた所に上司から難しいシステム作りを押し付けられた。もう、うんざりだった。何もかも嫌になりすべて投げ捨て大学時代の親友、茉央からショートスティ先を紹介され、大学生ではなかったが社会人でも受けてくれると言うのでその言葉に甘えて、アメリカのロスアンゼルスへと飛んだ。ロスアンゼルス空港に着くとホストファミリーのスミスさん親子が空港に迎えに来てくれていた。プラカードを持っていたので近寄り声をかけた。「東京から来ました。中西飛鳥25歳です。宜しくお願いします。」飛鳥は三人に頭を下げた。「中西飛鳥さん。よく来られました。ホストファミリーのジョン・スミスです。コチラが妻のメアリー・スミス、コチラが娘のオリビア・スミスです。あなたと同じ25歳です。」父親のジョンが家族を紹介してくれた。「初めまして、娘のオリビアです。茉央からすべて聞いております。茉央も家でショートスティしていたんですよ。システム開発の勉強をされたいと言う事でしたので最強の奴見つけておきました。オタクですが腕は確かです。明日、会いに行きましょう?」オリビアは飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。何かヤバそうな含み笑いだった。飛鳥はそれに気付いたがもう、遅かった。もう、戻れないと観念していた。このまま行く所まで行ったれと言う感じだった。ホストファミリーの案内でロスアンゼルスの豪邸へと連れて行かれた。映画でしか見たことのない豪邸だった。話を聞くとジョン・スミスさんは不動産業で財をなしたと言っていた。門から入った車が玄関に着くとまで相当な時間がかかった。玄関の前には三人のメイドが立っていた。飛鳥は三人のメイドに車を降りると深々と頭を下げて「こんにちは、今日からお世話になります。中西飛鳥です。」飛鳥は挨拶をした。「遠い所からいらっしゃいました。飛鳥様の身の回りのお世話は私どもにお申し付け下さい。」メイドのソフィアが飛鳥の顔を見た。「スミスさん。これ、つまらない物ですがお土産です。日本のお菓子です。後で皆様とお食べください。」飛鳥はメアリーに渡した。「あら!わざわざすいません。後でいただきます。」メアリーは飛鳥の顔を見てニコリ笑った。「さあ!上がって下さい。飛鳥の部屋はオリビアの隣の部屋になります。2階の突き当たりの部屋になるわね。」メアリーが飛鳥の顔を見た。するとメイドのソフィアが飛鳥の荷物を2階まで運んでくれた。「ソフィア有り難う!」飛鳥はソフィアの顔を見て優しく微笑んだ。「いいえ!私の仕事ですから。」ソフィアは飛鳥の顔を見てニコリ微笑んだ。飛鳥は部屋でくつろいでいるとドアがノックされた。母親のメアリーだった。「飛鳥さん。コーヒーを淹れました。リビングへいらして下さい。」メアリーは飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。「はい。すいません。」飛鳥はメアリーの顔を見て頭を下げた。飛鳥はメアリーの後について歩いた。1階に大きなリビングが目に入った。真ん中に本皮張りのソファーがあった。空いている所に座った。するとメイドがコーヒーとお菓子を運んで来て、飛鳥の前にそっと出した。コーヒーを飲み終わるとオリビアが例のシステムの先生を紹介してくれると言ってくれた。車に乗ると10分くらいで目的地に着いた。車を降りるとやはり大きな家だった。門の前で呼び鈴を押した。「ロバーツさん。スミスです。マイケルいますか?友達連れて来たと伝えて下さい。」オリビアが言うと門が自動で開いた。また、玄関まで回廊が長かった。玄関先まで来ると四人の大人が立っていた。二人は車を降りるとオリビアが三人を紹介してくれた。「こちらからこの家の主、デビッド・ロバーツさん。奥様のアメリア・ロバーツさん。息子さんであなたの先生のマイケル・ロバーツさん35歳です。マイケルは夜、ダウンタウンの酒場でバーテンダーをやっています。」オリビアは飛鳥に三人を紹介した。「こんにちは、私は日本の東京から来た、中西飛鳥25歳です。どうぞ宜しくお願いします。これ、つまらない物ですが日本で人気のお菓子です。皆で食べて下さい。」飛鳥は三人の目を見てニコリ微笑んだが茉央の言う通りマイケルは色男だった。飛鳥は一目惚れした。顔が熱くなっているのが自分でもわかった。顔が赤くなってないか気になり下を向いた。「いらっしゃい。飛鳥さん。茉央とは友達だったんですか?彼女が大学時代に家にパソコンの勉強してました。彼女良い子でした。マイケルが気に行って帰国させたくないと大騒ぎになったんですよ。」アメリアは飛鳥の目を見つめた。「彼女も僕のパソコンの指導を受けました。なんか日本の大企業でSEをやっているとかで時々メールが来ます。」マイケルは飛鳥の顔を見た。「そうだったんですね。茉央もここにお世話になっていたんですね。彼女良い女だったでしょう?別れが辛くなるのわかります。」飛鳥はマイケルの顔を神妙な顔で眺めた。「残念でした。結婚したかったです。」マイケルは飛鳥の顔を見て微妙な表情を浮かべた。「飛鳥さんには、僕が作ったシステムをパソコンにダウンロードしておきます。パソコン触るのが楽しくなりますよ。僕の作った最強の物です。ハッキングソフトとどんなウイルスバスターも突破する。ウイルスソフトをダウンロードしておきます。嫌な奴や気に要らない事があったら仕掛けて下さい。送信場所の特定は出来ないやつですから安心して使用してください。部屋行きましょう。プログラミングします。パソコンは持って来ましたか?」マイケルは飛鳥の顔を見てニヤリ笑った。「マイケルあんた、やっぱりハッカーだったのね。あまり、悪い事教えないでよ。」オリビアがマイケルの顔を見て呆れた表情を見せた。二人は3階のマイケルの部屋に入った。飛鳥はビックリした。パソコンのディスプレイで部屋はいっぱいだった。部屋は薄暗くとても綺麗だった。ゴミも落ちてない、オタク感はまるっきり感じない。茉央からナイスガイと聞いていたから別に驚きはなかった。なんでこんなに素敵な方が独身でいるのかとわかるのはもう少し先の事であった。しばらく経つと部屋の電話が鳴った。マイケルが電話に出ると「マイケル、飛鳥さん。ディナーが出来たわよ。」母親のアメリアからの内線だった。一階のキッチンへ降りて行くとテーブルにはアメリカビーフのステーキが並んでいた。「飛鳥さん。座って!」アメリアが席を指差した。「失礼致します。」飛鳥は椅子を後ろへ引いて座った。「飛鳥さん。ワインは飲めますか?」アメリアが飛鳥の目を見た。「はい。いただきます。」飛鳥はアメリアの目を見た。アメリアはワイングラスを飛鳥の前に置き、ワインをグラス半分注いだ。するとアメリアは父親とマイケルのグラスにもワインを注いで最後に自分のグラスにワインを注いだ。日本ならライスが付いてくるのが普通だがパンとバターがあった。「飛鳥さん。どうぞ召し上がれ?」アメリアは飛鳥の目を見て優しく微笑んだ。「いただきます。」飛鳥は顔の前で合掌してホークとナイフを持った。ナイフを入れるがなかやか硬くて切れないでいるとマイケルが「僕がやってあげる。」とナイフとホークを持って飛鳥の肉を丁寧に切始めた。すべて一口大に切ってくれると「どうぞ、食べて下さい。」ニコリ微笑んだマイケルの目が素敵すぎて、また、惚れ直した。飛鳥は肉を口に入れるとやっぱり硬かった。日本の牛肉とは違った。イメージもあったし、茉央からも聞いていたから驚きはしなかった。パンはおいしかった。無理して肉を食べるとお腹にずっしりと貯まった感を感じた。最後にワインをグイッと飲んだ。「ご馳走様でした。」飛鳥は顔の前で合掌した。「食べられましたね。良かった。」アメリアが笑顔で飛鳥の目を見た。「はい。美味しかったです。ご馳走様でした。」飛鳥は作り笑いを浮かべた。「飛鳥さん。僕これからバーテンダーの仕事に行きますが一緒に行きますか?お酒ご馳走します。僕のスペシャルカクテルご馳走します。是非行きましょう?」マイケルは飛鳥の目を見て優しく微笑んだ。「はい。是非。」飛鳥は笑顔でマイケルの目を見つめた。断る理由はなかった。「飛鳥さん。それでは、行きますか?僕の車に乗って下さい。」マイケルは表に車を回した。日本車であった。ホンダアコードだった。あまり、日本では見ない車だ。飛鳥は、マイケルの車に乗った。車内は芳香剤が臭った。バニラの良い香りだった。カーラジオから英語がなんとなく聴こえてくる。心地よい空間で最近の歌が流れていた。sienna spiroのdie on this hillでシットリとしたバラードでなんとなく二人の雰囲気を盛り上げてくれた。このまま、強引にされたら許しても良いかと考えているとマイケルは飛鳥の気持ちもわからず、前を向いてハンドルを握って車を店へと走らせた。店に着くと飛鳥は身分証の提出を求められた。飛鳥はバックからパスポートを出して、ガードマンに見せると「はぁ!25歳、嘘だろう?俺には中学生にしか見えない。」と叫んだ。マイケルが「俺の友達だ!俺が証明する。」としつこく説得した。ガードマンにわかってもらい店の中に入れてもらった。アメリカ人にとって日本人女性は幼く見えるらしい。「ごめん。入店厳しくて、未成年入れちゃうと営業停止になっていまって皆、ご飯食えなくなっちゃうんだ。カウンター好きな所座って!」マイケルは飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。飛鳥はマイケルの顔がいつも見えそうな位置に座った。「何を飲みますか?」マイケルは飛鳥の目を見つめた。「マイケルスペシャルってどんな感じですか?」飛鳥はマイケルの目を見てニコリ笑った。「モスコミュールのウォッカとジンジャエールにライムの代わりにグレープフルーツを混ぜた物です。普通はグレープフルーツは入っていません。美味しいですよ。行って見ますか?」マイケルは飛鳥の目を見てニヤリ微笑んだ。「はい。お願い致します。」飛鳥はマイケルの目を見つめた。「少々お待ち下さい。」マイケルは飛鳥の目を見て優しく微笑んだ。すぐにおつまみのビーフジャーキーが少し出て来た。マイケルは、ウォッカをショットグラスに入れた。ジンジャエールとグレープフルーツをシェイカーに入れてシェイクし始めた。リズム良くかき混ぜてカクテルグラスに注いだ。「マイケルスペシャルお待ちどうさま!」飛鳥の前にすうっとグラスを滑らせた。マイケルもショットグラスにウォッカを注いだ。「飛鳥ちゃん。乾杯しましょう?」マイケルは飛鳥の目を見てニヤリ微笑んだ。「乾杯。いただきます。」飛鳥は一口飲んだ。「一発目のウォッカは効くなあ?」マイケルはウォッカを口に含んで言った。「マイケルさん。美味しいです。私、お酒好きなんで日本でも良くカクテルバー足を運びました。」飛鳥はマイケルの目を見て笑顔で微笑んだ。「気に行ってもらえたか?そりゃあ!よかったよ。」マイケルも飛鳥の目を見て優しく微笑んだ。そこへ街の不良が5人で現れた。リーダーが「マイケル、ウォッカショットで5つ頼む?」リーダーはマイケルの顔を見てニヤリと笑った。マイケルはウォッカをショットグラスで5つ滑らすように出すと一気に飲み干した。お金をカウンターにポンと置くと店の奥のビリヤードをやりに消えて行った。「なんか?怖そうな男達ね。」飛鳥はマイケルの顔を見て微妙な表情を見せた。「ああいう、風貌だがいい奴らだから心配ない。この辺で金持ちの息子達だ!」マイケルは飛鳥の顔を見つめた。「マイケル、もう一杯同じ物貰っていいですか?」飛鳥はマイケルの顔を見て優しく微笑んだ。「はい。わかりました。少々お待ちを。」マイケルも飛鳥の顔を見て優しく微笑んだ。その時カウンターは人でいっぱいだった。飛鳥の隣にも綺麗な女性が座った。そしてその女性が飛鳥に声をかけて来た。「あなた、見ない顔ね。旅行の人?日本人ですか?中国人ですか?韓国人ですか?」女性は飛鳥の顔を見て笑顔で微笑んだ。「私ですか?日本人です。マイケルのパソコン教室の生徒です。本日、来ました。」飛鳥はニヤリと笑った。「私、マイケルの彼女のイザベラです。宜しくね。」イザベラは笑顔で微笑んだ。「イザベラさんですか、私は飛鳥です。これから3週間宜しくお願いします。」飛鳥はイザベラの顔を見て優しく微笑んだ。「イザベラいらっしゃい!何にする?」マイケルはイザベラに気づき声をかけた。「こんばんはマイケル、この子と同じやつ頂戴!」イザベラはマイケルの顔を見て笑顔で微笑んだ。「少々お待ちを!」マイケルはイザベラの顔を見て優しく微笑んだ。飛鳥は、イザベラには私と違う顔を見せる事に気付いた。「はい。飛鳥お待ちどうさま。」マイケルは飛鳥の顔を見てグラスを滑らせた。「イザベラ、お待ちどうさま。」マイケルはイザベラの顔を見てグラスを滑らせた。イザベラと飛鳥はアイコンタクトをし乾杯をしてグラスに口をつけた。二人は息投合して1杯が2杯が3杯となって話が盛り上がった。マイケルの秘密を教えてくれなかった。まったくハッカーの話はなかった!イザベラも仲間に違いないと飛鳥は感づいた。マイケルの仕事終わりの時間になると「飛鳥?オリビアの家まで送るよ。」マイケルが言ってくれた。午前0時を過ぎていた。マイケルはスミスさんの豪邸の呼び鈴を押した。「こんばんは。ロバーツです。遅くなりました。飛鳥を届けに参りました。門を開けていただけませんか?」マイケルは呼び鈴に向かって怒鳴った。すると門がすうっと開いた。玄関まで車で走ると0時を過ぎているにも関わらず、スミスさん、ご夫婦とオリビアが玄関の前に立っていた。マイケルは車を降りて助手席側のドアを開けて飛鳥を降ろした。「遅くなりまして申し訳ありません。今晩は僕の働くバーで飲んでいたもので遅くなりまして?」マイケルは、三人に頭を下げた。飛鳥も「大変遅くなりまして申し訳ありません。」頭を深々と下げた。「ロバーツさん。次回から門限をつけさせていただきます。遅くても10時までに帰して下さい。」メアリー・スミスがマイケルの顔を見た。「わかりました。10時ですね。」マイケルはメアリーの顔を見て優しく微笑んだ。「マイケル、有り難う。送っていただいて、明日は何時からですか?」オリビアが口を開いた。「10時からでお願い致します。迎えに来ます。」マイケルはオリビアの顔を見て笑顔で微笑んだ。「宜しく!」オリビアはマイケルの顔を見て優しく微笑んだ。「これにて、失礼します。」マイケルは4人に頭を下げて車に乗った。「飛鳥、心配したのよ。マイケルと一緒なら大丈夫とは思っていたけどバーに行ったのね?」オリビアが飛鳥の顔を見た。「これで安心。寝ましょう!」オリビアは飛鳥の顔を見た。
ハングアップとは「お手上げの状態」を示す言葉です。




