表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Infection Horror  作者: 日常さん
報告分類A
1/1

文書番号 1‐23 A 「風」

文書番号 1‐23 A 「風」


12月11日の午前3時から午前4時の間は外に出るのを控えてください。

 もし、やむを得ない事情によりその時間帯に外出する際には『風の音』に気をつけてください。

 たとえ、どんなに小さな音でも聞き逃さないでください。

 そして、聞こえた瞬間耳を塞いでください。

 その音を認知した瞬間に、その音は貴方に近づいてきます。

 もし、「コヒュー」という風の音が聞こえそして、首筋に温かい風を感じたのなら諦めてください。

 貴方の後ろには何かがいます。逃げることは不可能でしょう。

 そうなる前に早急に耳を塞ぎ絶対に後ろを振り向かないでください。

 

















12月10日

私の友人が行方不明になってから、今日でちょうど一ヶ月が経った。

11月10日に私の友人、雪乃は実家から出かけたっきり何処かに消えたらしい。最初の2日ほどは雪乃の両親も時に気にしていなかったが、連絡が全くつかなくなったため雪乃の友人に連絡を取った。

その時に、私にも連絡がきて初めていなくなったことを知った。

雪乃と私は、小学校からの親友だ。

そんな大切な親友が消えたと知り、私は急いで有給休暇を取り捜索をした。

雪乃の両親は警察にも行方不明届を出したが、私も警察も足取りを全く掴めずにいた。

ほぼ諦めかけていたその時、雪乃から連絡が今日の朝にあった。


『今まで、連絡つかなくてごめん。誰にも言えない事情で話すことが出来なかった』


そのメールを見た瞬間、思考が一瞬停止した。それも仕方ないだろう。今まで全く連絡の取れていなかった人物から突然連絡が来たのだから。

しかし、理解した瞬間に喜びと安堵が胸中を駆け巡りその後、疑心が頭をよぎった。

果たして連絡しているこの人物は本当に雪乃なのか?

別の人間が雪乃を騙っているのではないか?

そもそもなぜ今連絡を取ったんだ?

誰にも言えない事情とは?

そんな思考が頭を埋め尽くしていた。疑心でいっぱいの頭でなんとか雪乃(?)に返信をした。


『本当に良かった。心配したし、今まで何をやってたの?』


彼女、、、いやもしかしたら彼かもしれないが、画面の向こうで雪乃の携帯から連絡を取っている人物に言いしれない恐怖感を感じていた。


『今まで何をやっていたのかは会って話したい。今日休みでしょ?このあと12時に駅の近くのファミレスで会える?』


なぜ、私が休みを取っているのを知っていのか。なぜ、メールで事情を言うことが出来ないのか、ますます疑惑が膨らむが昼間で人も多いファミレスで会うという提案は、むしろ願ったり叶ったりの提案だった。

私は、もちろんと返信をして落ち着かない気持ちで約束の時間まで待った。


約束の時間、私がファミレスで待っていると本当に雪乃が現れた。

本物の雪乃が現れたことで私の恐怖感は消え去り、久々の再開と生きていたことによる安堵感で涙が出そうになっていた。

雪乃は店内をきょろきょろと見渡し私の姿を確認すると、小走りで私の下へ走ってきた。

私は雪乃に声をかけようとした瞬間に、雪乃は私の手に何かを渡して何処かに去っていった。

雪乃の不可解な行動に私は棒立ちになっていた。混乱する中、よく考えず渡された物を見た。

それは、何かの紙だった。

それは、新聞のある記事を切り取ったものだった。新聞には、ある行方不明事件のことが書かれていた。

内容は、12月11日に身分も年齢も性別も全くバラバラの人々が、全国で同じ時間に失踪したことが書かれていた。

そしてもう一つ、紙があった。

そこには、住所が書いてあった。

ここに行けということなのだろうか?

Googleマップのその住所を入れ、経路を見る。

最短距離で約15時間かかる辺境の地だった。

一体どういうことなのか?ここに行けばすべてわかるのか?一体何が言いたいのだろうか?





行けば分かる。そんな声が聞こえた気がした、、、





決心してからの私の行動は早かった。必要なお金を引き出し、準備をした。そして最短距離で何度も、経路を確認しながら向かった。

その住所に着いたのは、午前3時すぎだった。

草木も眠る丑三つ時。さらに、その住所は都会から離れており民家もまばら、、、有り体に言えば田舎と言える場所であったため、人がいなかった。

肌を突き刺すような冷たい風も吹いていた。

不気味な雰囲気が漂う中、一つの民家に着いた。

築何十年も経っているであろうその廃墟は、心霊スポットと言われても不思議ではない空気が漂っている。

すいません、と声を掛ける気にはなれないし、入る気もない。

人が一人も周囲にいない孤独感から、今までにないくらい恐怖を感じる。

ここに来たことに対する後悔もしてしまう。


不意に、こひゅ、、、と風が吹いた。そこで違和感に気付いた。

冬なのに、風が暖かかった。まるで、、、人の《《息》》のようだった。


「っ!!」


私は、振り向いた。後ろを振り向いた。

二度目の後悔をした。人生最大の後悔をした。そこには、、、

蜿」縺瑚」ゅ¢、驪ュい歯繧呈戟縺」縺溽塙縺後ル繝、繝九Ζ縺励※立っていた。


2022 12/22

※新聞の内容や雪乃なる人物、語り手に関する情報は現在何一つ確認されておらず、出現したこの物語は、創作である可能性が高いです。


2023 3/1

※文字化けが現れた場合、早急に復元しこの物語を修正し完璧なものにしてください。

この物語は、事実である可能性が非常に高いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ