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影は、どこまでも伸びていく  作者: チーム海さん
太陽は、黒く染まる。
4/6

太陽は、黒く染まる。(4)


 小さな、青い光が見える。









 事件の被害者と、刑事である井上は、同じ養成所の出身だった。


 その時に、井上は思ったのだ。



 こいつが、親を殺した犯人だ、と。




 彼は、犯人の顔を覚えていた。

 何よりも、頬にある痣は忘れるはずもない。


 彼の、憎き相手は偶然にも目の前にいた。



 拘置所のなかで、井上は過去を思い出していた。


 何を間違ったのだろうか。


 こつ、こつ、と、足音が響く。

 捜査班の班長だ。


「井上、一つ勘違いをしているようだから、言っておくが、お前の両親を殺した男は自害していた。」

 

「な!?」


「以上だ。」


 血に染まった太陽の秘密は、実にあっけないものだった。



更新が、遅くなりまして、誠に申し訳ございませんでした!!

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