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影は、どこまでも伸びていく  作者: チーム海さん
太陽は、黒く染まる。
3/6

太陽は、黒く染まる。(3)


「一応、聞いておこうか。井上。事件の日、どこにいた。」


 井上は、少し立ち止まった。同じ捜査チームの一員からかけられた声だ。



「もう一度言うか? 事件の日、どこにいた。」


「はぁ、それに何の意味が…」


「確認されたんだよ。お前の動機が。」


 井上は、怖くなった。神妙に、あたかも全て知っているかのように。全てが捜査のための技術だとわかっていても。


「………」


「それは、肯定の意味でいいのか?」


「い、いえ・・・ 私は、やっていません。」


「誰もおまえがやったとは言っていないぞ。」


「な・・・」


「連れて行け!」


 周りの刑事たちが、彼を捕まえていく。


「井上、おまえは取り調べでこう言ったそうだな。」


 少しためてから、彼は言った。


「犯人は、皆、そう言うんですよ。」




お詫び


更新が1時間遅れました。

お詫びいたします。


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