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競走馬が可哀想だと思う人は、なぜ可哀想だと思うのか。

作者: 風早海月
掲載日:2023/11/17


競走馬が可哀想だと思う人は、なぜ可哀想だと思うのか。


無理やり走らされ、鞭を打たれるのが『可哀想』なのか。

成績が良くなければ行方不明になるのが『可哀想』なのか。

レース中に怪我をして予後不良となるのが『可哀想』なのか。


果たして馬にとって、『可哀想』なのはどんな結果だろうか。


全ての生き物は自らの生存と遺伝子の繁栄のために本能が備わっている。

食肉用の家畜は何をしようと自らの生存も遺伝子を遺すことも出来ない。

それに対して競争用のサラブレッドは自らの才覚で生存も遺伝子を遺すことも出来る。


果たして競走馬は『可哀想』なのだろうか。



人間だってそうだ。

生まれ持った才覚と努力と運の結果が収入や結婚相手として現れる。


これを記す私は未勝利戦すら勝ち抜けず、血筋も良くない馬らしく地方の最底辺クラスで凡走を繰り返し、行方不明間近な状態だが。

さて、そろそろ賞金を稼がなければ…次は逃げてみようか。

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