表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
▼どうやらこの世界は、バグってしまったようです。  作者: すみっこ
▼旅の途中で色んな物がバグっていました。
23/81

▼旅の途中で色んな物がバグっていました。【Lv15】

「…んで、結局どうするんですかぁ?その娘。」

「娘じゃない、我は【悪魔伯爵・サタニア】だ!!」

「ああ、そうでしたね。まあどっちでも良いですけど。」

食後、出されたデザートを食べながらエコが興味無さげに煽る。

案の定 サタニアは「く、くそっ…元の姿に戻ったら後悔させてやる!」とキレていた。


「…っていうか、サタニアって元々どういう姿だったっけ~?」

「確かに覚えてませんね~」

「貴様らァ~っっ!」

エコさんとルフさんはこういう時だけコンビネーションばっちりだよね…


「とりあえず聞くけど、サタニアの要望は何なんだ?」

「そうだな…まずは元の姿に戻る事、魔力を復活させる事、そしてミワと対決する事だ。」

「ま、そうなるよな。」

こんなに馬鹿にされちゃね。


ずっと黙って聞いていたミワさんが「ふむ」とお茶目に頷いて挙手をした。

「じゃあ、こうしよう?私達がちゃんとサタニアを【黒い館】に送り届ける。

そしたら、バトルしようよ。」

「……送り届けられて魔力と姿が戻るのか?」

「ふっふっふ。」


笑い方が棒読みだった。ニンマリと笑う顔は百点満点なのに そこだけ棒読みだった。

「サタニアくん、君は【システムバグの元通り法則】を知っているかね?」

……やっぱりそこも棒読みだった。


「なっ…なんだ、それは?」

「いいかい、よく聞きたまえ。例えばバグで地に立っているはずが川に入ってしまったとする。

まあバグだから濡れもしないのだがね。…そんな時、君ならどうする?」

凄いよ、表情の演技力とセリフの読み方のギャップが激しすぎるよ。


「ど、どうするって……」

しかしそれにノッてあげる優しい悪魔伯爵。(周りは見て見ぬフリをしています。)


「簡単な事だ。その辺の陸にぶつかればいいのだよ。」

「そっ、そんな事で戻るのか?」

「勿論だ。まあ個人の解釈だがね。」

足を組みニヤリと笑う姿はまさしく“ちょっと怪しいなんかの専門家”! ……見た目だけは。


「法則はこうだ。『あるべき物に当たればシステムがそれに気づきバグが直る』。」

「! じゃあそうすれば俺も…」


瞬間、怪しい笑みから普段の笑顔に戻るミワさん。

「そ。だから【黒の館】に行って“ダンジョンボス”として私と対決すれば戻ると思うよ。

……ってあれ?皆どうしたの?」


盛大に安堵の溜息をつき、役を演じてくれた二人以外のメンバーが緊張の糸が切れたように

一斉に机につっぷした。



ちなみにミワが言ったバグの例は実際に私が『ど○ぶつの森』で体験した事が元になっています。

よく節分で貰うマメを使って友達と遊んでました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ