僕のいもうと。
「私達、世間では仲好し兄妹って言われてるわよね♪」
一三 真由 :妹は家に帰るなり話しだした。
「まぁ他所ではどうか知らないけど良いとは思うな。」
「で、人は成長する生き物だよ!勿論私も例外じゃない♪」
「そうだが…何を言いたい?」
「そこで私は考えた!お兄ちゃんにもっと真由と一緒に居たくなる方法♪」ムッフー!!
「まぁ想像出来るが言ってみ」どうせキスとかハグとか言うんだろうな…
ちっち~人差し指を立てて左右に振った。
「甘い、甘いよ!sweetだよ!!お兄ちゃん♪私は進化するよ!さあ選んで♪」
・ヤンデレ妹
・兄キチ
「どちらも嫌だ!」普通の妹と言う選択肢は無いのか?
「お兄ちゃんは我が儘だよ…」全く困ったお兄ちゃんだな♪
「しかしだな、どちらもバッドエンド何だが…」
「お兄ちゃんが私を襲えばこんな選択肢出さないのに…」上目遣いで見詰める
「襲えって、僕達は兄妹だよ?」正論だよ。
「それは、書類上の話しだよ♪」やだなぁ♪あはは
「実家の母親を呼ぼうか?」真由はマジで妹です!
「でも、今は母親はいないし♪それに…」
何だか空気がねっとり絡み付くようだ…
「それに、兄の欲望は妹が処理するのがワールド・スタンダードだよ♪」ふふん♪
「何処の世界基準だよ!」
「私とお兄ちゃんの世界基準だよ?」お兄ちゃん大丈夫?
「真由のせいで頭が痛いよ!!」
「悪い物は身体から出さなきゃ…真由なら大丈夫だよ全部受け止めるから…」いつでも安全日だよ!
「ところで、真由が僕に入れ込む理由が分からないのだが」なんでだ?
「お兄ちゃんの私がお兄ちゃんの為に全てを使うのは何処が変なの?」誰かの入れ知恵ならソイツ沈して来なきゃ。
「常識的に…」
「そうやって常孝、常孝。言うけど、世間の常識は私達兄妹には関係無い。」
こう言う時は、
「今日の晩飯は煮込みハンバーグだぞ♪」
「わーい♪お兄ちゃんだーい好き♪」
チョロい妹で助かる。
今日も平和だなぁ…