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大会前の猛特訓!?

今回は3人の視点で進めていきます!(他の作者さん視点有り)


キャラ崩壊してないか注目です!!

ど……どうも、セイルです。

キラさんより先に私視点をしちゃって良いんでしょうか……;

取り合えず前回の出来事をおさらいしておきますね。


タクミさんが無事に目を覚まして……私達と顔合わせをしたのちにパールさんが持ってきたバトル大会のチラシ……それに出ることとなったのは良いんですけど…………なんとタクミさんも出ることに!キラさんは一体何を考えてるんでしょうか…………?


「俺が大会に!?無理無理!!」


首がもげそうなくらいに横に振ってますね……痛くないんでしょうか?


「そうかな?記憶を失う前にお前に色々教えたんだけどなぁ…………剣道とか剣道とか剣道とか。」


『いや……記憶喪失なんだから無理でしょ;

しかも剣道だけだし…………』


全員から突っ込まれてますね……しかも全く同じ言葉で;


「いや…………そうじゃなくってさ、体が覚えている筈だって事。」


……そうだとしても厳しいかと思うんですけど;


「よし!善は急げだ!行くぞっ、タクミ!!」


「うわっ!?ちょっと引っ張らないでくださいよ!?」


あ~……キラさんに引っ張られてタクミさんが連れていかれました……大丈夫でしょうか;


「それにしても…………まさかキラさんにお弟子さんがいらしてたなんて……ねぇパールさん?」


「わっ……私に聞かないで下さいよ;…………料理の準備してきますねっ。」


あっ……そうでした;

パールさんは女性と接するのが苦手でしたね;

女性と接する時にはいつもフードをこれでもかと目深に被るんですよね;


「まぁ……確かにな。それに弟子って……ポ○○ンの方じゃ無かったんだな;」


あ、それは私も思いました;

キラさんはポ○○ンに関してはかなりの知識をお持ちですし……何よりポ○○ンバトルが強いらしいです

戦ったことないので知りませんが;


「でも……これからどうします?パールさんは料理に移ったし……キラ兄さんとタケル君はいつも好意にしてもらってる特訓所へ向かったんだろうし……」


私達は少し悩みました。そして考え付いた結論は……


『キラ((兄)さん)の後を追いかける』


「そうと決まれば……早く行くか!」


『うん(はい)!』


そうして私達はキラさん達が行ったであろう特訓所へと向かうのでした。

…………と、この辺でキラさんにバトンタッチといきますか。


☆☆☆★★★



っと俺の番か…………

まぁ俺達はいつも好意にしてくれてるおっちゃんの特訓所で今から特訓をしようというところだ。


「タクミ!ほら……竹刀だ!」


そういってタクミに竹刀を投げる(ホントはいけないんだけどねぇ)


「おっと…………ホントにやるんですか…………」


ん?タクミ……どうしてそんなに暗い顔になるんだ?

まさか…………


「どうせ俺はチームのみんなの足を引っ張ってしまう…………とか考えて無いか?」


タクミがビックリした顔でコッチを見る…………って合ってたんかい;


「ふぅ……甘ったれるな。足手まとい?上等だよ!だったら皆でカバーするさ!お前はこれから色んなものに立ち向かわなきゃいけない。勿論、ここはパソコンの世界だが…………死ぬ可能性もある。だがな……そういうのを乗り越えるのが今回のお前の役目だ。だから、それまでの道程の1つだと思うんだ。そうすれば自ずと答えは見えてくるからよ。」


「キラ……兄さん…………うん!分かった!俺…………やるよ!」


何とかやる気に出来たな。


「いくぞ!!」


「うん!」


10数分後~


俺はそのあとに来たマフジーやディノに実戦練習をお願いして、少し休んでいた……

タクミにはアイツ専用の剣を渡して…………


「タクミも大分、剣の扱いに慣れてきたようだな……」


「そうですね……にしても、真剣は過去に使ったことあるんですか?」


セイルの問いに俺は記憶の糸を辿りながら答えた


「う~ん……アイツが一度ふざけて真剣を手にしたときに簡単にあしらった感じかな?ま、その時からのきまりごとでな……俺から一本取ったら真剣で戦えるってな。」


「へぇ…………」


「ま、それからは現実世界では一度も負けてないがな♪

…………でも、さっきやってて驚いたよ。まさかアイツに一本取られるとはな…………しかもアイツが過去に苦手だった胴でな…………」


「えっ?」


「うわぁっ!?」


ん…………タクミとディノの模擬戦が終わったっぽいな


「……っとあちらも一勝負終わったようだな。そろそろ夕飯時だし……戻るか。」


俺は夕焼けに染まった空を見上げながらセイルに言った。


「そうですね!じゃあ……みんなに伝えてきます!ついでにタクミさん達の傷の手当てもしときます!」


そう張り切って言うとセイルはタクミ達の元へ走っていった。


「…………フミヤ、タクミはかなり強くなったぞ?お前よりも先に俺から一本取ったんだからな…………」


俺は同じく弟子だった(・・・)一人の少年の名を呟いていた。


「キラ兄さ~ん!戻りましょう!!」


っと……いかんいかん。戻らなくちゃな。現実に…………


「ああ!今行くよ!」


そう言って俺は夕焼けに染まった空から仲間へと視線を変えて走り出した。


☆☆☆★★★


美味しかったぁ…………ってあれ!?俺のナレーション!?どうも、マフジーです。


えっと……あれから俺達は自分達の家に戻って、パールの作ったハンバーグを食べて現在に至る……って感じだな。

にしてもかなり上手だったな…………あ、因みに後片づけは料理をした人って決まってるんだ。


「…………ちょっと外の空気吸ってくるね。」


食後くつろいでいる時にいつものようにキラが立ち上がり、外へ出ていった……いつものように…………剣を持って。


「あの……マフジーさん。」


「ん? どした……セイル。」


「キラさん……どこ行ったんでしょうか? 剣を持って…………」


さっき洗い物の手伝い(世話好きなのか世話焼きなのか分からん;)をしていたセイルがさっきの行動について聞いてきた。


「そう言えばセイルさんって昨日位からでしたもんね。此処に来たのは……」


「ええ。パールさんも確か私と同じくらいに来ましたよね。」


「ま……まぁ、そうですけど…………」


パールが女性と接する時は敬語になってフードを目深に被る…………

なんか……もう慣れたなこの光景;

…………っとそうじゃなくて


「これはさ、俺とディノにだけ話してくれた事なんだが…………タクミは席を外してくれないか?」


「え?でも…………」


「お願いしますね♪」


出たよ……ディノのお願い。あの時の顔って笑ってない笑みだから怖いんだよな;

キラよりはマシだけどさ;

アイツはもはや黒いオーラを出すほどだし;


「……分かりました、お休みなさい。」


「ごめんね、話すときは本人から話すと思うから…………」


流石に謝った方が良いよな……一人だけ知らないんだし…………


「いえ…………失礼します。」


なんか…………罪悪感感じるな;

でも……アイツにそう言われたんだよな…………


回想~


「…………なぁ……二人とも。」


「うん?」


「なんですか?」


「この話は…………タクミには絶対にしないでくれ。」


「…………どうしてだい?」


「なぜなんですか? 理由によってはキラ兄さんの頼みでも聞けませんよ?」


「時が来たら…………俺が……自分から話す…………だから頼む。」


「この話はタクミ以外なら良いんだな?」


「ああ…………出来るだけチーム内でどどめて欲しいが……構わないよ。」


「…………分かりました。タクミ君には言わないでおきますね。」


「すまない…………二人とも。」


回想終了~


さてと…………


「俺がこれから話す事は全て本人から聞いた事実だ。真偽は本人に聞いてくれ。いくよ…………


これが……タクミとキラの…………辛い過去なんだ…………

はてさてキラとタクミの過去とは!?次回に続く!!

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