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夏の奇跡

作者: 美空有稀


蝉が鳴いている。

そう、あの日の病室にも蝉の声が響いていた。何匹もの蝉が一斉に鳴いている音は、僕にとってただの騒音にしか聞えない。しかし、その喧騒さえも慈しむようにじっと耳を傾けていた彼女。あの時僕は、何を考えていたのだろうか。ただひたすら、窓いっぱいに広がった青空を眺めていただけだったような気もする。あの瞬間彼女は、何を考えていたのだろうか。あの時の僕には分からなかった。いや、今でもきっと理解することはできていないのだろう。だから少しだけ思い出してみようと思う。僕の彼女のともに過したあの夏休みを。



「アイ、来たよ」

 いつもと同じようにドアを開けると、そこにはすっかり見慣れた光景があった。殺風景な壁に囲まれた部屋の中にある、白いシーツのベットといくつかの棚。そしてベットの上にいる一人の少女。ひとつだけある窓からは夏をうかがわせる強い光が射している。しかし少女はその日光を浴びているとは到底思えないような真っ白な肌をしていた。また、純白な肌とは対照的に、まるで闇をおもわせるかのような深い黒に美しく輝いている髪。その漆黒の髪は少女が入り口のほうへ顔を向けたことでサラサラと肩から落ちていく。彼女の、髪と同じ色をした瞳は、高くスッとした鼻や、薄桃色の整った口の可憐さをさらに引き立てているように見えた。アイと呼ばれた少女は美しかった。そして、少しでも触れたら壊れてしまうような儚い空気をまとっている。

 そんな少女の元へと僕は歩く。アイは僕のあいさつに微笑んで手をふる事で答えた。

「起きててもいいの?」

「うん、今日はなんだか調子がいいから。私より、ランこそ朝からこんな所に来てて大丈夫なの?もう夏休みでしょう、宿題とか部活とか何かやる事があるんじゃない?」

「あいにく、宿題は夜やるって決めてるからね。でも確かに、今日は午後から部活があるんだ。だからちょっと顔を出しに来ただけだよ」

「そう。ちなみに私は朝一番に取り組む派かな」

 そう言ってアイは窓の外に視線を動かした。そこには夏を象徴する入道雲と青空がある。しかしアイは

雲や空自体を見ている様子はない。一見その空間を見つめているようだが、その視界には何も映っていないかのような雰囲気だ。いつもと違いどこか上の空のアイを少し不思議に思う。やっぱり、夏休みにまで病室にいなければならないのは精神的にも相当堪えるのだろうか。それとも、他の理由があるのかは僕には分からなかったので素直に聞くことを選んだ。

「アイ、どうしたの?」

「え?」

 アイは、僕の呼びかけにやっと意識が戻ってきたという様子だ。いつも、明るく振舞っているけれどもしかしたら相当つらいのかもしれない。僕は少し不安になる。

「意識がどこかにとびかけてたみたいだったけどやっぱり体調悪い?それとも暇で困ってるなら、明日家からアイの好きそうな本でも持ってくるよ?」

 僕の問いかけにアイは首を横にふった。

「ううん、体調も悪くないし、本も前に貸してもらった本がまだ読みきれてないから大丈夫だよ。ただ、ちょっと考え事をしてたんだ」

「考え事?」

「そう、考え事。今すぐこの真っ青な空から雪が降ってこないかなぁって」

 アイが唐突に言ったことがうまく理解できなかった。あまりにも突然すぎる。もちろん空から雪が降ってるく気配など微塵もなく、見事な晴天だ。

「こんな真夏に雪は降ってこないよ?」

「分からないじゃない、もしかしたら今すぐにでも降ってくるかもしれないでしょう」

やっぱり、意味がまったく分からない。もしかしたら、本気じゃなくて冗談で言っているだけなのだろうか。ひとまず会話と続けようと思いついたことを言ってみる。

「雪……かぁ。天変地異でもおこれば降るかもね。でも、突然なんで?」

「…………」

 なぜか黙ってしまったアイ。自分の手をジッと見つめたまま何かを考えるようにして動かない。2人の間に突然おとずれた沈黙に、蝉さえもその空気を感じとったのか鳴く気配はない。結局その静寂を破ったのはアイだった。突然ふふっと悪戯っぽく笑って僕の目を覗き込みながら言う。

「別に、ふと思いついただけだよ。病院にいるとね、退屈だからどうしようもないことばっか考え始ちゃうの。外はすごく暑そうだけど雪でも降ったら面白いかな……って。あのふわふわとしたものが空からいっぱい降ってきて、触ると一瞬で消えてしまうのをこの目で見たいなって思ったり。白くて綿みたいに温かそうなのに、凍るぐらい冷たいあの雪に触りたいって考えたりするんだ。」

 アイは嬉しそうな顔で語る。その表情は小さい子供が夢を語るようにとてもうきうきとして楽しそうだ。しかしどことなく少しでもつつけばすぐに崩れてしまいそうだと思わせる危なげな空気を感じるのは僕の杞憂だろうか。アイが何を思って雪を見たいと言ったのかよく分からない。もう少し聞いてみようかとも思ったけれど、彼女はすぐに話を変えてしまって聞くことはできなかった。その後は、いつものように他愛もない話をしていた僕ら。けれど、僕の頭はさっきアイが言ってた事や一瞬見せた不安そうな表情から離れれなかった。突然雪がみたいだなんて、どうしたんだろう。何か嫌な予感がするのは気のせいだろうか。なにかが、気になる。ナニカガ…


 「…ン、……ラン!ねぇ、ラン!」

 「…え。あ、ごめん」

僕はあの後学校へ行った。ついでに、今は部活中だ。しかし、隣にいる星野が声を掛けてくれなかったら、僕は部活にいるという事を忘れたままだっただろう。なんだか、余計な事をたくさん考えていた気がする。脳が異様に疲れた。頭を軽く振って倦怠感を取り払う。あぁ、今先生なに喋ってたっけ。

 「おーい、ラン聞いてる?もう先生の話終わったけど」

 「ありがとう、ちょっと考え事してた。今からなにするって?」

 「今からは自由時間だって。それよりすっごい深刻そうな顔してたけど、どんな考え事してたのさ。」

星野はいつも周りを見ているからだろうか、とても鋭い。その鋭さ故に僕は、星野のことをたまに神様なんじゃないかと思うぐらいだ。別に隠す必要はないけれど、夏に雪が降るかどうか考えてたなんていったら狂ったと思われるかな。しかし黙っていても結局は聞き上手な星野のにのせられて言うことになるんだろうなと思う。じゃぁ、まぁいっか。

 「たいしたことを考えてたわけじゃないんだ。今日アイのところにいってきたんだけど、なんか不思議な事を言ってたからそれがすごく気になってるだけだよ」

 「不思議な事?」

星野は興味深そうに聞き返す。 

 「うん。あのね__」

僕はアイが言っていたことの一部を話した。

 「へぇ、この真夏に雪かぁ。ずいぶん変わったことを言うね。なんか思い当たる節でもないの?」

 「それが、なんにもないんだよね。唐突すぎてまだよく意味が分からないんだ。まぁ本当に偶然思いついただけっていう可能性もあるんだけどね」

 「ふーん。確かに入院なんて暇なことさせられてたらそういう事を考え始めるっていうのも分かるけどね。でも、僕からひとつおせっかいをやかしてもらうと、君は雪を探したほうがいいと思うよ。そのほうがきっといい方向へと進むから」

 いきなり意味深な発言をした星野。うーんどういうことだろうか。日頃から不思議なオーラをだしていることはあったけれど、いつもにましてよく分からない。アイといい星野といい、もう少し説明をしてくれないと情報処理がおいつかないよ。

 「どういうこと?」

 「まぁ、そのうち分かるんじゃないかな。ランが最後まで探し続ければきっと神様も雪を降らせるぐらいの奇跡はおこしてくれると思うよ。」

 やっぱり星野は不思議だ。部活が終わり、僕はどこかに寄り道をすることもなく家へ帰った。リビングにいた母に、病院に行ってきたことや部活の話を少ししてから自分の部屋へと向かう。晩ごはんにはまだ時間があったので何かしようかと考えたが何も思いつかない。結局特に何かをするでもなくただぼーっとしている僕。すると自然に頭はアイのことへと移り変わった。そんな自分に気づきつい苦笑する。星野の言う通りだな。こんなところで考えてるぐらいならまだ適当に走り回ってでも探すべきなんだろうと思う。それにきっと僕は心のどこかでは気づいているんだ。それでも行動をしようとしない自分がよくわからない。なぜだろうか。なんで僕は動かないのだろう。やらなければいけないことがあると知りながらもやろうとしない。頭では動かないといけないんだと分かっている。ひたすら自問自答を繰り返したが、結局その日僕が家から出ることはなかった。翌日も僕はいつもとそう変わらない一日を過ごした。朝起きて、妹が遊んでというので少しだけ相手をしてから外にでる。部活はなかったけれど、借りたい本があったので開放されている学校の図書館へ行った。図書館で本を読んだり、宿題をしながら時間をつぶす。あ、宿題夜にやる派じゃなかったな。夏休みは昼間が多かったかもしれない。まぁどっちでもいいか。そんな事を学校からの帰り道で考えながら家に戻った。

次の日も、変わらず暇な時間をどうにかつぶしていた。こんな田舎じゃ遊ぶところもあんまりないんだよね。アイのところへ行こうかとも思ったけれど、元から毎日通っていた訳じゃないからいいかとやめてしまった。それに今会っても、うまく喋られる自信はあまりなかった。

アイと最後に喋ってから3日後の昼頃。僕は街中の本屋に来ていた。街中と言っても自転車で来られる距離だから嬉しい。僕は、欲しい本を探して店内を歩きまわる。すると不意に後ろから声をかけられた。

「あれ?ランだ。珍しい場所で会うね。何か探していたみたいだけど、見つかった?」

「いや、まだ見つかってないけど。ってそれよりも、え?星野?なんでここにいる?」

「なんでって…。僕だって本屋ぐらいくるよ?それにそれはこっちの台詞だよ。ラン、『雪』はどうしたのさ。アイちゃんにも会いにいってないし、早くしないと時間切れになるよ。」

いやいや、ちょっと待って欲しい。星野がなんで僕がアイのところに行ってない事を知っているのかも分からないし、時間切れってなんの事だ。というか「雪」はどうしたってどういう事だろうか。「ごめん星野。ちょっと待ってよ。君は何をいっているの?」

「何って…、ランはまだ気づいてないの?」

「だからなんの―」

「ラン」

星野の声に僕は言葉をとめる。なぜか、反射的にそうしてしまった自分がいた。

「あのね、逃げる時間は、そろそろ終わりなんだよ。早くしないと、その時は近づいてきてる。ねぇ、本当はランも分かってるはずだよ。そうでしょう」

僕は戸惑っていた。それは星野のいっていることが理解できないからではない。気づいたからだ。いや、僕は最初から分かっていた。それでいて、知らないふりをしていた。そう、ただ逃げていただけだったんだ。予想してしまった未来が怖くて、認めたら現実になってしまう気がして嫌だった。でも、それはただの言い訳だった。未来は半分ぐらい確定し始めている。その中で行動しなかったのが僕の弱さだ。

「僕は、どうすればいいの。もう手遅れなのかな」

独り言のつもりで呟いた。しかしそれに答えてくれた星野。

「それは違うよ。まだ時間切れにはなっていない。僕言ったでしょう。頑張れば神様も奇跡ぐらいおこしてくれるはずだって。だから、弱音をはくまえにするべきことがあると思うんだけど?」

「そうか、そうだね。うん、ありがとう!分かった、分かったよ!ありがとう!」

僕は走り出した。自分の弱さとかそんな事を考える前に動きだした。自転車に乗り、いそいでこぎはじめる。人が多くてスピードが思うようにだせないのがもどかしい。速く。もっと速く。早く会いたい。アイに会って伝えないといけない事がある。だから、もっともっと速く。

僕はただひたすら自転車をこいだ。風が僕の邪魔をするように前からふいてくる。でも、そんな事はもう気にならなかった。むしろ髪が顔の前にこないから楽だ。足はパンパンになっていた。なにもしなかった今日までの3日間のつけがいっきにきているんじゃないかというくらいに痛い。それでも僕はこいだ。より速く足を動かした。神様、もう少しだく待ってください。アイに会うまでもう少しだけ…病院に着いて、僕は急いで自転車から降りる。色んな人をよけながらぶつからないように走り、ちょうど一階にきていたエレベーターに飛び乗る。チンと到着をつげるベルが鳴り扉が開くと同時に降り、走った。アイの病室の前につき、僕は乱れた呼吸もそのままに、ドアを開ける。そこにアイはいなかった。

「……………嘘だ」

僕は止まっていた思考も体もすべて停止していた。時間すらも止まっていたかもしれない。

「…なんで」

間に合わなかったのだろうか。最悪の結果が僕の頭をよぎる。僕は震えていた。足がガクガクしていたのは自転車をこいだせいだけではないだろう。そのまま崩れ落ちてもおかしくなかった僕をなんとか止めたのは、誰かの声だった。本屋の時のように後ろから声をかけられ僕は振り向く。

「あら、ラン君?どうしたの?」

「…看護婦さん」

それは、アイの世話をしてくれていた看護婦さんだった。

「そんな今にも死にそうな顔して、入院でもしにきたの?」

「アイは…」

「え?」

「アイはどこですか」

「あぁ、アイちゃんなら今明日にむけての簡単な検査をしているところよ。もうすぐ終わる頃だと思うけど」

体からふっと力がぬけるのがわかった。つまっていた息を吐き出す。安堵している僕をよそに看護婦さんは話を続けていた。

「そういえばラン君に預かり物があるわよ。星野君って言ってたかしら。『忘れ物だよ』って」

どうして星野がとかは、考えないことにした。星野ならきっと神様みたいになんでもできるのだろうと思う。

看護婦さんから渡されたのは真っ白な箱だった。そうまるで雪を思わせるような箱だ。箱のふたを開けて思わず笑みがこぼれる。中には真っ白でふわふわとしてまるで触ると溶けてしまいそうな綿がはいっていた。さすがに神様でも雪まで用意できたら人間の出番がなくなっちゃうからな。あの神様は本当に良くできてるなぁと苦笑しながら蓋を閉じた。「あ、ほらアイちゃん帰ってきたわよ。じゃあ、あたしは仕事があるからね」

アイの方へ歩いていき、何か声をかけていったあと、看護婦さんは仕事に戻っていった。交代するように僕の前にきたアイ。アイはあの時のように悪戯っぽく笑っていた。

「その様子だと気づかれちゃったのかな?ばれないようにしたつもりだったのに」

「分かるに決まってるよ」

「そっかぁ、残念」

アイはまったく残念じゃなさそうに笑って病室にはいりベッドに座った。その後に続いて僕も部屋の中にはいる。

「ねぇ、アイ。たくさん聞きたいことがあるんだけどいいかな?」

「もちろんどうぞ」

「じゃあ、遠慮なく質問させてもらうけど…。どうして手術を受けるってことを僕に隠したの?それに雪をみたいってどういう意味だったの?あとは―」

「ひとまず、そこまでで。あのね、隠していたのも、雪をみたいって言ったのも両方同じ理由なんだよ。今回の手術は、たぶんランが思ってる以上に成功率が低いんだって。手術が成功したら、私は自由になるけど失敗したら…ね。だから、ランには雪を見たいなんて言ったんだ」

アイは、ゆっくりと説明を続ける。僕はそれをただ聞いていた。

「雪が本当にみたいって言うのも嘘じゃなかったんだけど、それ以上に覚えていてほしかったの。私がどうなるか分からない、その手術の日までで良かった。その日まで、毎日私の事を少しでもいいから考えていてほしかったのよ。だって死ぬまで一人の人から思われていたなんてそんな幸せは他にないでしょう。だから、忘れられないようにあんなことを言っちゃったんだ」

アイは一気に喋って疲れたのか、少し目を閉じた。

「ねぇ、僕は弱いよ」

「え?」

アイが目を開ける。

「僕はアイが隠してた事を最初から知ってた。それなのにどうすればいいのか分からなくて今日まで逃げてたんだ」

「でも、今日は来てくれたじゃない?」

「それは、まぁ。とある神様みたいな善人が背中を押してくれたおかげなんだけどね。僕は一人じゃ動けなかった。だから、アイ。僕を一人にしないで。僕は弱いからアイをうまく助けてあげることはできないかもしれないけど、頑張るよ。守れるように強くなるよ。それに、はい。これ」

僕はさっき貰った箱をアイに渡した。

「これは?」

「約束のもの。開けてみて」

アイはそっと蓋を開けて、僕が蓋を開いた時と同じように笑った。

「まだ、僕は約束を守れてないよ。雪は夏には降らないから。だから、一緒に見に行こう。冬になったら好きなところに行って、好きなだけ雪を触りに行こう。アイ、僕は君と共に生きたい」

「なんだか、プロポーズみたいで照れるんだけど」

アイはくすぐったそうに笑う。

「約束は守らないといけないね。…ラン、ありがとう」

アイは優しく微笑み、僕はそれに答えるように笑った。

あの時の病室には、雪のように暖かくやわらかな時間が流れていた。



今年の夏も、もう終わるだろう。夏が終わり、秋が巡り、秋が去り、冬がやって来れば、あの約束を叶える時がくるのだろう。

それは、2人をつないでいた約束がなるなる事を表しているけれど、もう大丈夫。約束がなくても深い絆で繋がっているはずだから。早くあの寒くて凍えてしまいそうな季節がこないだろうか。そしたら、手でもつないでいけば寒くないだろう。どんなところでも隣に君がいればいい。さぁ歩きだそう。共にいると誓った藍と一緒に。

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