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軽音部です!  作者: 大平光太郎
18/25

(18)初ライブ!

こんばんわ!

大平光太郎です。

俺らは、ギター壊した奴らが離れた後、俺らティアドロップは、話し合った。

「あいつ、たぶんギター弾くのがうまくなったから下手だった頃の自分忘れてしまってるのかも知れないよ」

「だからさぁ」

「思い出させてやろうよ」

「俺らだって下手だった、けど今は、かなりうまくなっている」

「うまくなろうと練習して、ここまで成長したんだ!ってよ」

・・・・今のせりふちょっとかっこよくねぇ?。

いい事俺言ったんじゃねぇ?俺サイコ~!。

「俺らがどれだけ成長したか見せればあいつも下手だった頃の事おもいだすだろうよ」

「ま~簡単に言ったらあいつをスンマセンでした~って言わせてやろう!!」

と言って俺らは、リハーサルをする。

リハーサルであいつのバンド名が分かった。

バンド名は、カラス。

バンドの順番で言うと2番目ホワイトキャッツ3番目兄貴のバンド6番目ティアドロップ7番目カラスだ。

そしてリハーサルが終わって楽屋に行く。

ライブ開始まで30分ある。

少し喉が渇いたから外の自動販売機でコーヒーを買った。

「・・・・?優斗くん?」

と誰かが俺の名前を呼んだので声がした方向を向く。

「宮田優斗君だよねぇ!!」

と誰かと思ったら、昔3年生の冬に告白して俺をふった人だった。

名前は、中本利子、確か振られた時のせりふが。

「ごめん!私、隣の中学のに、好きな人いるから・・・」

「その人バンド組んでて凄くカッコいいんだよね」

「だからごめん!」

と言う振られ方だったな・・・。

思い出したら何か涙出てきそうになってきた・・・。

「優斗くんどうしたの?」

「目が真っ赤だよ?大丈夫?」

と利子ちゃんは、俺を心配している。

「だ、大丈夫・・・・」

「ちょっと寝不足で目が真っ赤なだけ・・・」

もちろん嘘だ。

「へ~で、何で優斗くんここにいるの?」

「ライブ観に来たの?」

と利子ちゃん。

「いや・・・俺・・ライブに出る・・・」

と俺は、まだ涙が出そうなので出ないように踏ん張りながら言う。

「え~!バンド始めたんだ~すご~い」

「じゃ~優斗くんのライブ観れるね~」

「がんばってね」

と利子ちゃんは、ライブハウスの入り口の列に並んだ。

その後ライブが始まった。

2番目のホワイトキャッツのライブが始まった。

ホワイトキャッツの演奏は、久しぶりに聴いた。

いや~いつ聴いても千早は、いい声してんな~。

その後は、兄貴のバンドバウンティーハンター。

ん~兄貴達のバンド演奏は、すごいな~いつ見てもライブハウスにいる皆が盛り上がる。

俺らもこんなふうになるかな・・・。

そして色んなバンドの演奏が終わって、俺らのバンド。

「皆!そろそろだぞ!」

と俺が言ってみんな準備をする。

見た感じ皆落ち着いているようだ。

そしてステージに向かう。

「さぁ!楽しもう!!俺たちティアドロップの初ライブだ!」

と言いステージに立った。

俺らは、セッティングをしている間いろいろ客の声を聞いていた。

「ティアドロップ?しってるか?」

とか

「ティアドロップ?知らないな~始めて何じゃないの?」

とか

「ん~見ものだな!」

俺は、1番にセッティングが終わり、ちょっと肩ならしに弾く。

そしてちゃんとセッティングできているから前側のお客さん達を見る。

その中に兄貴達と軽音部女子がいた。

・・・・あ・・・なんか燃えてきた!!。

こいつらまだセッテェング終わらないのか!!。

俺は、早く演奏したくなったので皆のを手伝う。

そしてセッティングが終わると、目の前に利子ちゃんがいた。

う・・ま~いい!俺を振ったこと後悔させてやる!。

そして俺らは、1曲目ボルケーノを演奏した。

俺らは、もうボルケーノを完成させたからすごい曲になっている。

ボルケーノを完成させて録音して皆で聴いたがすごい曲にできあがっていた。

それは、まさに鋼の一撃と言っていいほど。

俺は、いつもより声を出して歌った。

そしてボルケーノを演奏しきり周りの客を見ると皆、圧倒されてポカーンとなっている。

・・・!?兄貴達もポカーンなてるし!!!。

え!?下手だったかな・・・

と思った瞬間。「ウォオオオオオオオオオ」

といきなり盛り上がった。

その後も演奏して最後の曲・・・。

この曲も聴いたが落ち着いた曲なのに急に爆発しような良い感じにできあがっていた。

その後カラスの演奏は、やけになって演奏してるような感じに見えた。

「ねぇ優斗君!」

「凄かったよ!!」

「なんか振ったのがまちがいだったな~って思っちゃった」

「でさぁ~付き合ってって言ったらダメだろうから、メール友達になってくれないかな?」

と言う利子ちゃん

俺は、黙ってメールアドレスを交換し合った。

そしてライブが終わってライブハウスの出口に出ると。

「ティアドロップさん!!お疲れさまです!」

と8人組の知らない人が俺らに言う。

「私達!今日出てたバンティーハンターって言うバンドのファンの人間です!」

「でも、今日、ティアドロップさん達の演奏を聴いて、ティアドロプさん達のファンになりました!」

と俺らにファンができた。

「あ、ありがとう・・」

と一応言って帰ろうとしたその時。

「待ってください!!」

と誰かと思ったら亮太郎のギターを壊した奴だった。

「あの・・演奏聴きました、よかったです」

「それであの・・・下手だた頃の自分を思い出しました」

「それに人は、成長すると言う事も思い知らされました」

「だから・・・あの・・すみませんでした」

と頭を下げる。

そしていきなりギターケースからギターを出した。

そしてギターを自分で壊した。

「これで・・・相子って事で・・」

と、頭をまた下げる。

「もう良いよ」

「頭・・・上げてくれ」

「それと・・・これで相子だから・・・許す」

「あと・・・友達にならないか?」

と亮太郎。

「え?友達?良いんですか!?」

とそいつは、びっくりしながらこっち見る。

「あ~いいよ」

「俺は、1年佐藤亮太郎よろしくな!」

と亮太郎は、笑った。

「僕は、1年千葉楓よ、よろしく」

と俺達は、新しい友達が出来た。

OK~

見てくれてありがとう!

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