(17) ライブの前
こんばんわ!
大平光太郎です!
俺ら軽音部は、この前近くのライブハウスで日曜にライブを申し込んだ。
で、今は、日曜日。
ライブハウス集合時間は、1時半。
俺は、30分前行動する人間だから1時にライブハウスにいた。
ライブハウスに行くと。
「おお!優斗何してんの?」
「まさか俺らのライブ見に来たのか?」
と、誰かと思ったら兄貴だった。
「うゎ!兄貴!」
「って・・・ちげぇ~よ俺ら軽音部もでるの!!」
「ホラ!」
と、俺は、ギターを出した。
「お~そっか!頑張れよ!」
と兄貴は、ソファーに座った。
「優斗!今日何のギター持ってきたの?」
とカズヤ兄ちゃんがきょうみしんしん。
「ん?あ~ギブソンのレスポール」
と俺は、ケースから出した。
「うそ~!?」
と兄貴のバンド皆がびっくりした。
「いや・・・本当」
と俺は、何でそんな豪華なギターを持っているかを話した。
そして後からずらずらと他のバンドの人達が来た。
皆も1時半ぴったりに来た。
「お~~~ど、ど、どどうしよう~~~」
「き、緊張して落ち着かない」
と亮太郎。
「大丈夫か?亮太郎・・・」
「ま~そう言う時は、手のひらに人じゃなくてうつ病の[鬱]って漢字で書いて飲むといいぞ!」
「いい具合に落ちこんで最終的には、落ち着くぞ!自殺はかろうとするかも知れんけど・・・」
と俺は、冗談で言う。
「おお!!そっか!!ありがとう!!」
と亮太郎は、手に鬱って書こうとする
「うつ・・・うつ・・・」
「鬱かけない・・・ってか鬱ってどう書くんだっけ・・・」
と亮太郎がいかにもヘルプ!!って感じの顔で俺を見る・・・。
「お前テンパリすぎ・・・・ってかお前鬱書けね~のかよ!!」
「じゃ・・・落ちつかね~と顔ボコるぞ・・」
と俺は、おどした。
「は!!っへ落ち着いてるに決まってるじゃないか~」
「さぁ~行こうじゃないか~」
と亮太郎は、ビビリ出した。
その後何組バンド来てんのか調べたところ7組来ていた。
俺は、一応兄貴のバンドに加わってたことがあるから一応ライブは、なれている。
俺は、いろんなバンドが来ているな~と思いながら見ていたら。
当分前に亮太郎のギターを壊した奴がいた。
俺は、あの時のが許せなくてそいつの後ろに行った。
「おい」
とギターを壊した奴がこっちを向いて俺は、殴った。
周りは、びっくりしてた。
「お前よ!!よくもこの前仲間のギター壊してくれたな!!」
と俺は、押し倒した。
「お前!よくも俺の仲間の事をクソって言ってくれたな!!」
「4対2で真っ暗な夜に襲ってきやがって!!」
「ふざけんじゃねぇ~ぞ!!」
と俺は、そいつの腹を殴りまくった。
「おい!優斗!!」
と兄貴と石田さんと功と悠が俺を止めた。
「離してくれ!!そいつは、亮太郎のギターを壊した奴なんだ!!」
「ボコボコにしねぇえときがすまねぇ!!」
と俺は、もがく。
「ッフ下手くそなのにみんなの前で演奏してるカスのギターを折る」
「それのどこが悪い!」
「へ、こんな奴らかまってられるか」
とそいつは、ギターを持って俺らから離れようとする。
その時。
「おい」
と亮太郎がそいつのむなぐらをつかむ。
「お前よ・・・」
「ギター持ってるって事は、ギターリストか?」
と亮太郎は、凄く切れている。
「そうですが何か」
とそいつは、ちょっと目をそらす。
「お前よ・・・ギターリストならギターがどんだけ大切かわかんだろ?」
「お前もギター壊されたらいやだろ?」
「今まで練習してきた相棒を壊されたらいやだろ!!!」
「そんな事ギターリストがやっちゃ~いけねんだよ!!クソが!!」
「それによ・・・」
「下手?カス?ハァ~?それが何だよ!」
「お前だって最初は、ギター下手だったんだろうが!!」
「そしてうまくなろうと練習してきたんだろ?」
「俺だって下手だよ!カスだよ!」
「でも、俺だってうまくなろうと練習している」
「わからないがこれからギター弾くのうまくなるかも知れない」
「お前と同じなんだよボケ~!!」
「それと俺の仲間に次カスとか言ったらゆるさねえからな!!」
と亮太郎は、むなぐらを離し一発殴った。
そして、こいつは、俺らから離れた。
OK!!
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