信川村の奇跡 登場キャラクター
≪異世界からの訪問者≫
ギイ
年齢不明。
ゴブリン。ギイギイと鳴くからさくらにギイと名付けられる。
ガア
年齢不明。
同じくゴブリン。鳴き声でさくらに名前を付けられた。
クミル・モルク
十八歳。
森で襲われ、逃げたところにゴブリンと出くわす。ひょんな事から、さくらに助けられ、現代日本へ転移する。
生物の感情を漠然と読み取る能力を持つ。
≪信川村の人々≫
<移住者>
宮川さくら
八十八歳。
五年前に夫の敏則が他界。PCやスマホを使いこなす、元気なおばあちゃん。
三笠英二
九十五歳。
信川村の最年長。妻は10年前に他界。
三十歳の時に、信川村の分校教師となる。
分校が廃校となっても、そのまま信川村に定住する。
佐川田助
七十六歳。
十年前に信川村に移り住む。
助役として、信川村の村役場に常駐。桑山孝則の補佐をし、様々な村の公的実務を行う。
佐川美津子
七十二歳
子供二人が独立していた事から、夫婦だけで信川村へ。
江藤周作
六十八歳。
宮川さくらの右腕。定年後は嘱託として会社に残る。
五年前に、妻が他界。
現在は、信川村へ派遣され、村のシステム構築を行っている。
<桑山家>
桑山孝則
九十歳。
信川村の村長。
頑固、口より先に拳骨が飛ぶなど、昔の親父を匂わせる老人。
歳の割にとても元気で、未だに軽トラを走らせている。
さくらの一番の理解者であると同時に、さくらに対しても厳しくあたる。
桑山みのり
八十五歳。
桑山孝則の妻。
現在は畑を息子に任せ、主婦として家庭を守る。
さくらの理解者であり、忙しいさくらを補助する。
また、村の女性陣をまとめる、顔役でもある。
桑山孝道
七十歳。
孝則とみのりの息子。農業を営み生活をしている。
桑山貞江
六十五歳。
孝道の妻。
医師免許を持ち、診療所を開いている。専門は内科。
<専業農家>
鮎川郷善
八十五歳
専業農家。
農家をまとめる顔役であり、桑山孝道に農業のイロハを教えた人物でもある。
鮎川華子
八十三歳。
旧姓飯島華子。
夫を助け、夫と共に仕事をしつつ、家事を行う。
三堂正一
六十九歳。
親から受け継いだ畑を、懸命に守って働く。無口だが実直に仕事を熟す。
三堂園子
六十八歳。旧姓飯島園子。
信川村で生まれて育った。十代で正一に嫁ぐ。
姉に習い、夫と共に仕事をしつつ、家事を行う。
ヘンゲル・ライカ
六十歳。
十年前に日本を訪れた際に、信川村を訪れ景色の美しさにほれ込んだ。一旦帰国した後、移住を決意。信川村に居を構えて、農業を行う。
また、数年前に帰化申請を済ませている。
ヘンゲル・マーサ
六十三歳。
夫のライカに付き添って、日本に移住した元アメリカ人。彼女も帰化申請を済まている。
閑散期には、隣町にある英語教室で、講師をやっていた。
現在では、ネットを通じて英語講師を行っている。
<兼業農家>
山瀬幸三
七十八歳。
狩猟免許を持っている。山菜採りの名人としても有名である。
山瀬隆子
七十歳。
夫の幸三は兼業農家の為、常に畑仕事に精を出している。
三島洋二
七十歳。
狩猟免許を所持。
兼業農家であり、閑散期には害獣駆除を行っている。山瀬幸三は、狩猟の師匠。
幸三と行動を共にする事が多い。明るい性格と、人当たりの良さから、幸三と住民との間に入りコミュニケーションを図る事が多い。
五年前に妻が他界。今は独りで生活している。
≪外の人々、他≫
<宮川家>
宮川敏久
六十歳。
さくらの息子。さくらの下で経営を学び、さくらが引退した後の会社を、成長させたやり手である。
宮川洋子
五十五歳。
敏久の妻。さくらの会社に勤めていた事が有り、さくらも能力を高く評価していた。
結婚後は会社を辞めて、家事に専念している。
宮川敏和
三十歳。
現在は敏久の下で、経営を学んでいる。
<TV番組、制作関係者>
関
三十二歳。
某番組制作会社のディレクター。
ひろし
二十七歳。
某番組制作会社のAD。
山口
二十五歳。
某番組制作会社のAD。
<その他>
阿沼信太
七十五歳。
現職の内閣官房長官。亡き夫と交際が有り、さくらとも知己である。
太郎・三郎
年齢不明。
山瀬幸三が飼っている秋田犬。
訓練された優秀な猟犬。
さくらの調査に同行する事も有る。
さくらにとても懐いている。
三堂隆
十四歳。
過激ないじめにより、両目の視力を失う。
中学を休学し、信川村で逗留する。
海藤昇二
四十五歳。
内科の名医として、名高い。
敏久とは既知の仲。
カール・ライツ
四十二歳。
奇跡の手を持つと呼ばれる外科医。
名声は、世界中に轟いている。
海藤と同様、敏久とは既知の仲。
井川歳三
五十二歳。
生物学の権威。