表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月下の白猫  作者: nekomaru
8/67

新しい出会い

 待てど待てど会話が途切れず。


(どうしよう困った。そして飽きた~)


「っと!もうこんな時間じゃねぇか。早く朝飯食いに行こうぜ。」

「あぁ」

「シロも一緒に朝飯行こうなぁ」


 マッチョ男なのに私に向ける顔は緩みすぎている。


(え、ディートの所行けない。)

「なぁーん」


「なぁシロは頭良いから今日の巡回に連れて行かないか?」

「は?何言ってんだよユリウス」

「いくら頭は良くても危険だ」

「そういう問題じゃねぇーよ!」


 食堂へ行くまで私を連れてく連れてかないで3人揉めているがユリウスは一向に私を離してくれない。








 そして何故か私を連れての巡回の許可がおりてカイル、ジーク、ユリウスに着いていく事になった。


(なんでこうなるの!?結局ディートの所に行けない)


 とりあえず迷子にならないようにカイルの横を歩いてく。


(やっぱり王都だから活気があるのね。...お師匠様ちゃんとお城行ってるかな?行ってなさそうだなぁ)


(お前誰だ!?)

「み゛ゃーん!」


 少し低い声が聞こえて来た。聞こえた方に顔を向けると少し威嚇モードの大きめな黒猫がいた。


(私?えーとシロよ)

「にゃーん」


(シロ?ここは俺の縄張りだ!)

「に゛ゃん!!!」


(そうなの?ここに住むつもりじゃなくて騎士の人と巡回中なの。気にしないで)

「にゃん、にゃーん」


(騎士...あそこにいる奴らか?アイツらに飼われてるのか?)

「み゛ゃん...にゃー」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ