表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月下の白猫  作者: nekomaru
30/67

今日は満月です。

「シロ、今日は満月だ。夜は部屋から出るなよ。」


 そう言ってカイルは前に買ったエミリー専用の服を用意しておく。


(わかってるわ。)

「にゃん!」


(ふふふーん!今日は満月だって忘れなかったのよ。私、天才だと思う!)


 と得意げに尻尾を揺らしカイルを見るがカイルはエミリーの支度と自分の支度に忙しく此方を見ていない。


「また忘れていたんだろ?」


 エミリーの顔を見ていないカイルは前のようにシロが満月だという事を忘れていたに違いないと疑いの目を向ける。


(もう!失礼しちゃう!今回は忘れてなかったのにー!)

「にゃんにゃんにゃん!にゃー!」


 カイルに通じない猫語を叫んでみる。


「...知ってたのか」


(え、通じた!?...初めて会った時もそういえば通じてた...よね。恐るべしカイル!)







 夜になりエミリーの姿へと戻る。


 カイルが来るまでのんびりしていると扉がガチャっと開くのでカイルが来たと思い扉へと向かう。


「カイル、今日は遅いの...」




「...え!?だ、誰!?」




 扉の向こうから来たのはカイルでは無かった。





ここまで読んで下さってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ