表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月下の白猫  作者: nekomaru
23/67

誕生日が来ました。

「エミリー」


あれから1週間が経ち、人生初の猫の姿で17歳を迎えた。

誕生日を迎えた夜、カイルの部屋にある自分のベッドでゴロゴロしていると何処からかお師匠様の声が聞こえてきた。


(何処!?)

「にゃ!?」


当たりを見回すとカイルの部屋が一瞬だけ光、その光が消えたと同時にお師匠様が現れた。


(お師匠様〜!!)

「にゃーん!!」


「久しいの、元気だったかい?」


(はい!)

「にゃん!」


「そうかいそうかい。エミリーも今日で17歳じゃな。おめでとう!」


(覚えていてくれたんですねー。ありがとうございます。)

「なぁーん。にゃにゃ。」


「これでもう成人じゃな。...して、エミリーよ。成人したそなたに話しておく事があるんじゃが...今そなたを保護しているカイルも一緒に話を聞いてもらった方がいいかもしれな。カイルが来るまで待つとしようか。」


そういうとカイルの部屋にあるテーブルにいつもお師匠様が使うティーセットが並べられていく。


「カイルが来て他の者が来ないようにしてからエミリー、そなたを少しの間元の姿にするからのぅ。」


それだけ言うとお師匠様はエミリーを抱き上げて膝の上に乗せ優雅に紅茶を飲むのだった。




ここまで読んで下さってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ