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月下の白猫  作者: nekomaru
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正体が知られました。

 まさかの失態でカイルに事情を話す事に。

 そして、その格好のままでは。と言われてカイルに服を借りた。


(まぁでも、カイルなら真面目だから大丈夫そうよね?)


「...えーと、私はエミリーそしてシロでもあるの。まぁシロはここの人達が付けた名前だから不本意だったけど。」


「本当にシロなのか?信じられない。」


「信じてって言っても信じないでしょ?朝になったら理解出来ると思う!」


「それでお前は元々猫なのか?それとも人間なのか?」


「元々は人間よ!お師匠様にお師匠様が迎えに来るまでの間、猫になってなさい。って言われたの。」


「それは何でだ?」


「さぁ?お師匠様、お城に呼ばれてたのよね。でも、全然行く気配なくてそろそろ行った方が良いって話をしてたら渋い顔になって、猫にされたの。」


「...師匠というのは、大魔女か?」


「大魔女?知らないわ、小さな頃からお師匠様って呼ぶように言われてたもの。2人で森に住んでたのよ。」


「城に呼ばれるような者は貴族だったり名があるもの...人を猫に変えるような魔法を使えるなんて大魔女しか聞いた事無いが...」


「私は基本的に薬の素材を集めたりお師匠様の身の回りのお世話役だから詳しい事までは分からない。...満月が出ている夜だけは人の姿に戻っちゃうけど、その他はシロのままだからお師匠様が迎えに来るまでここに居させて!お願い!」


 ここを追い出されたら行く所が無いから本当に困る。ここの皆は凄く優しいし、ディートとも仲良くなれたからここを出たくない...。



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