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満月の下で
ベッドの中に潜り込んで少ししてから扉が開く音が聞こえた。
「シロ?」
シロがいつもの定位置にいない事を不思議に思ったのかいそうな所を探し始めた。
「...珍しい、ベッドの中にいるのか。」
(ヤバい!バレたー!)
「シロ?いるん...」
◆◇◆
いつものように俺の部屋にあるシロ専用の寝床を見るといつもは寝ているはずのシロがいない。
何処にいるのかと探すとベッドが盛り上がっていてシロが俺のベッドの中にいるなんて珍しいと思いながら布団を外すと
「...お前、誰だ!?」
髪が白銀の裸の少女がいた。
「...お前、何処から入った!?」
「...何処と言われても...」
曖昧に答える少女は布団を手繰り寄せて身体に巻き付けている。
「...お前、何処かで...」
この白銀の裸少女は何処かで見た記憶がある。
その時もシロを探していた時だ。あの時も裸だったなぁ。思い出した。
「痴女なのか?」
「ち、違う!...その、あの...満月か消えれば戻るから!少しだけここに居させて!」
「は?どういう事だ?」
アワアワと慌てる白銀の裸少女に警戒しつつ事情を聞くことに...。