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月下の白猫  作者: nekomaru
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かくれんぼ

 いつもの様にカイルの部屋で寛いでいると月の光がだんだんと部屋を照らしていく。


(...ん?なんか今日いつもより明るくない?)


 いつもだったら月光が部屋一体を照らしていくことは無いのだが、今日は違った。


(もしかして、今日満月!?...うっそ!)


 あれから一ヶ月が過ぎていて今日はエミリーが唯一人となる夜なのだ。

 幸いな事にまだカイルは部屋にはいなかったが今更、満月だと気付いてもどうしようもない。

 今に今、変身しても大丈夫なあの場所へ行くにしても途中で満月の光に照らされてしまったら元も子もない。なので、今部屋を出るのは得策では無いのはエミリー自身も分かっている。


(うーん、どうしよう...今夜は晴れてるから満月隠れないだろうし...カイル来たらやばいよねぇ)


 自分が人の姿になっても大丈夫な場所を探すがカイルの部屋はものが無さ過ぎて隠れる場所が無い。


(あ...)


 満月の光を浴びて人の姿になってしまった。


(うーん、あ!ベッドの中で丸まってれば大丈夫...かな?)


 満月自体が隠れないとまた猫の姿になれないのでベッドの中に隠れても意味は無いのだが、とりあえずカイルから隠れようとベッドの中へ潜り込んだ。



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