木の葉 [二百文字]
久々の200字です。
ではどうぞ!!!!
世界中のどこかで、一枚の木の葉が舞い落ちたとき、私は何か一つのものを失う。
それは喜びであり、悲しみであり、憎しみであり、辛さであり、人生である。
儚く虚しい喜び、とても無意味な悲しみ、心に残る憎しみ、どうにもできない辛さ、酷く退屈な人生。
どれも私ですべて嫌い。だから私は切り離す。
いらないなら棄ててしまえばいい。私自身も、あなたさえも…。
欲しいなら奪ってしまえばいい。過去のあなたから、過去の私から…。
なんだかね…。
そんな詩だったと思います。