表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

政府からのお手紙【1】

「はぁ・・・」

ため息がでてしまった・・・。

そんな言葉を聞いた隣の男が「何でため息すんだよ」

と、不機嫌そうな顔をする。こいつの名前は「灰」(かい)藤本 灰だ。


「だってさ、俺明日でコノ屑学校でおさらばだぜ?」

ゲームをしながら「灰」が言う

「ああ、何だっけ…え~と・・・・・・あぁ!!クソやられた!!!」


以上に間が長いうえ、話題が変わった。ゲームに負けたのか中断したのかわからないが、コッチを向いて話す

りゅうお前ぇあれだろ。・・・昨日だっけ?政府から手紙、つーのが来たんだろ?」


 「ああ」


 「それで、学校が変わっちまうんだよなーーー?」


 「そうだよ。まったく何なんだよ。めんどくせぇ」


そう言って俺は立った。メールを確認する・・・一通届いてる。

俺は見ずに閉じた


「そういえばさぁ、その政府の手紙にゃぁ、何て書いてあったんだ!?」

灰がゲームをしながら俺に話しかけてくる


「えーっと…。政府の学校に来いってのと、迎えにくるんだって」


「はぁ!!??迎えに来んの!!??何がぁあ」

ゲームしているせいだろうか…うるさい


「政府の奴らが迎えに来んの!!」


数秒たった…。


「じゃぁ、あれだな。・・・まぁメールはするぜ?」

寂しいんだろと言ってやりたかった。だって俺たちはいつも あの屑学校でワイワイやってたり、夜遊びだってした。そんで先公に週一くらいで怒られてた。

・・・どっちかっていうと、俺の方が寂しいんだろうな・・・お前との過去なんて振り返るくらいなんだから。


「あぁ、俺はそのメールを楽しみにまっておくよ」


「おぅ、任せとけ!!」


そんな言葉が嬉しかった


「ってかよぉ。明日お別れパーティーしようぜ!!クラスの全員呼んでさ♪皆よろこぶと思うぜ?男子はぜったい全員くるぜw」


「あははは。めんどくせーよw」




そんなくだらない会話を何時間かして 俺は帰っていった


そして何事もなくご飯を食べたりテレビみたりして 眠りにつこうとした


一つのメール着信を無視して・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ