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聖女戦争  作者: 猫宮
序章 帝国編
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間話 アクサンタラでのお買い物

あの後私達は数少ない服に着替えて、上にモコモコのカワイイ上着を着てご飯を食べに行く事にした。


リエルは私の首に巻かれたマフラーの中にちょこんと入りサクナ村の情景を見て喜んでいた。

なんせ昨日リエルが見たアクサンタラの景色は猛吹雪だもん。 そりゃあ感動するよね。


私達は宿の近くにあった料理屋に入り席に座った。

朝早かったのか、それとも寒かったのかは分かんないけど客は私達二人だけだった。

 

私達はオススメにあったアクサンタラバードの卵スープや目玉焼きトースト

そして野菜がたっぷり入ったサラダを頼んだ。


シェフのカルジャマさんは笑顔で私達の注文を受けてくれて、すぐ料理を作ってくれた。

料理は10分も経たずに私達の元に来た。


カルジャマさん曰く、「旅人さんがここに来るのは珍しいからねっ!! 

俺ちゃん腕が鳴ったってわけよ!!」 と笑顔で言ってきた。 

顎の髭も相まって、 なんかクスッて笑ってしまうおじさんだ。


私達はカルジャマさんに感謝をして作ってくれたご飯を頂く事にした。


卵スープは、卵がプリプリで程よい塩加減があってとても美味しい! 

それに海藻のヌルヌルクサが入ってる!! 

確かヌルヌルクサは髪の毛とかにも良いんだったけ?


じゃあ次はサラダ! 

サラダはここアクサンタラの伝統野菜のアクサンタラブカやアクサンタラスタレが入ってて美味しい!!

ブカやスタレは地域によって味が変わるけど、アクサンタラのは甘い!! とにかく甘い!!

ロイが食べたら「甘すぎだろ、これ。 本当に野菜か?」 とか言いそう


じゃ次は目玉焼きトースト!

ん〜!! トーストがサクッとしてて美味しい〜!! 

それに上に乗ってる目玉焼きもまたプリプリで美味しい〜!!

頬っぺたとろけそう〜!!


私とリエルは美味しい料理をお腹いっぱいに食べ、 渡された金貨で支払いをした。


カルジャマさんは少し戸惑った顔をしてたけど、奥から銀貨がたんまり入ってきた小袋を持ってきてお釣りをくれた。


_________


次は服屋さん!!


料理屋さんの前にあった服屋さんに私とリエルは入り、服を物色する事にした。


と言っても私はあんまり身なりに気を使う人じゃない。 

だから、私はぱっと見の直感とリエルからのオススメの服を選んで買う事にした。

フルフルのフリルが付いたパジャマや服、 そして下着などもそれなりの枚数買った。


旅に出る時実は着替えを家に置いてきちゃった。


まぁ、そんな私の恥ずかしいミスの話は置いといてさっきお釣りで貰った銀貨を使い支払いを済ませた。


私達は服が入った紙袋を三袋持ち宿へと帰る事にした。


装備に関してはもう一生使う剣があるから買う必要がない。

私とリエルはロイに心の中で感謝しつつ嬉しい気分で宿へとスキップで帰った。


「あっ!!」


私は雪で滑り思いっきりお尻を打った。 誰も見てなかったけど... 恥ずかしい....


寒さか恥ずかしさかは分かんないけど、私の頬は赤くなっていた。


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