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1話_悪夢

 ここは本当に美しい土地。

 そう、誰もが思ったに違いない。

 緑豊かに広がったなんとも言えぬ草花に、深く、より清らかな雪原、その2つが入り混じった世界。


 一歩、また一歩。


 暗い闇の中を歩く度に足元から地祇の世界に引き入れられる感覚が私に安らぎと恐れを与えた。

 ふと、どこかから聞き取れる凶弾の音が私を駆り立てる。


 息を切らせる私。


 狂態に等しいほどの振る舞いをする私の姿を見たものはいたのだろうか。

 辺りは人気がなく、ただ、虫の声が美しい森を覆い込んでいた。


 しばらくその場に立ち尽くしてみた、ユラユラと火の玉が私に近づいてくる、私は必死に迫り来る火の玉に自分の雪冤を示した、が自分の行動のすべてが無駄に終わった。


 ふと、私は気が付いた。


 -・・・もう、私の足元には雪原などはない。


 赤く生臭い液体・・・。

 これは【血】自分の胸から一直線に垂れていたのがすぐにでもわかった。

 痛みは無く、感覚すらない。


 次の瞬間。


 赤い世界は消えた。

 ぼんやりと見える天井。

 これは夢であった。

 とても懐かしく怖ろしい悪夢。


 しばらくすると誰かが自分のことを呼んでいるのに気が付いた。

 そこにいたのは黄味のかかった瞳に、ほんのり赤味のある髪の毛をした少年であった。

 私はその少年に問いてみた、お前は何者だと、しかし、何分経っても質問の答えが返って来なかった。

 2、3分の時が過ぎ私は再びお前は何者だと質問をした。


牧之瀬淳まきのせじゅん

 クールぶった少年の口が開く。


 辺りが再び静まり返った、この沈黙を破ろうとする者さえいなかった、そこからか虫の囁きが耳に入ってきた。

 そして、宵の微微な光があの美しい悪夢を思い出させる。

 どうしようもない痛みが頭を襲う。

 脳の裏から上下左右と流れる激痛にみまわれた。


 ・・・しばらく安静にしていると激痛が鈍痛へと姿を変えた。

 牧之瀬という少年はそのことに気が付いていないみたいだった。

 彼は目を細めて窓の外を眺めていた。

相変わらず私は素人だなぁっと実感しましたw

あんまり面白くない物語かもしれませんが、

よろしくお願いします!!(いろんなことをw)

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