サイトシーイング・チルドレン
「おはようございます、ヴェラ。
朝ごはんを食べに行きましょう」
「ぎゃあ」
まどろみから眠りの底へ落ち沈もうとするヴェラを、幼い声が押しとどめる。
「……ん……」
かすかな音をもらし、ヴェラは気だるい体をよじり、声の方に顔を向ける。
それからたっぷり意識の存在を意識するのに時間を使い、目を閉じたまま、ようやく意味ある言葉が口を出る。
「……ヴェラ起きれなぁい……まだ寝る……」
「ですが、ヴェラ。約束しましたよ。
『明日も朝ごはんを一緒に食べましょうね』と言ったのはあなたです」
「ぎゃあ」
「えー、でもベッドにいたぁい。
パパもいっしょに寝よ?」
「僕はお腹がすきました、ヴェラ。
そして僕はアルフであり、お父上――」
「だぁめ。アルフはヴェラのパパなの……!
お腹空いたなら、朝ごはん持って来させて。ルームサービス。ヴェラ、パパと一緒に朝ごはん食べたいなぁ♡」
「にぇえ」
「はい、ヴェラ。
ではそのように」
そう言って、アルフはヴェラの寝室を出る。
しばらくして、カートをゆっくりと転がす音が響き、ヴェラのまどろみを破る。
「ヴェラ、朝食をお持ちしました。いただきましょう」
「わぁーい♡ パパありがとう」
「どういたしまして、ヴェラ」
ヴェラは羽毛布団をのけて上半身を起こす。
乳首まであらわになった形の良い乳房が、ヴェラの動きに合わせて揺れ、みずみずしい少女の飾らぬ色気を振りまいた。
伸びをしてから辺りを見回すと、朝食を載せた運搬カートと、近くの椅子に並んで座るアルフとイヴがいた。
2人は行儀のよいリスの兄妹か何かのように、バターロールを両手で持って食べていた。
「あーん」
「?」
口を開けたヴェラが、何を目論んでいるのかアルフにはわからない。
この手元のバターロールを狙っているのだろうか? アルフは急いで二つ目のそれを食べてしまう。
「パパ、あーん」
「? どうしたのですか、ヴェラ」
「ヴェラ、パパに食べさせてほしいなあ。
そのスープがいい」
「にぇえ」
「はい、ヴェラ」
イヴの不満げな鳴き声も虚しく、アルフは冷製スープの器を片手に抱え、もう片方の手のスプーンですくってヴェラの口元に持っていく。
ブイヨンやトマトの風味で彩られた冷製スープの塩分と水分が、清涼な美味を感じさせた。
「おいしい! パパ、もっとちょうだい」
「はい、ヴェラ」
言って、アルフは再び冷製スープをヴェラに給仕する。
「ふふ♡ パパありがとう」
「どういたしまして、ヴェラ」
「……赤ちゃんプレイ中失礼いたします、ヴェロニカ・ヴィペルメーラさん。
そろそろ自ら朝食をとることが可能な程度には目を覚まされたことと思うのですが、いかがでしょうかね?」
「め゛ぁ゛っ!? エマコ!?」
「エマコですね」
朝食カートのポットからコーヒーをカップに注ぎつつ、エマコは平然と答えた。
「な、あ、え――その、いつからいらっしゃったのですか?」
「いらっしゃったのは『パパ、あーん』のあたりですかね。
でもアルフが君を起こしに行ったとき、ドアを開けっぱにしてたからさ、『ヴェラ起きれなぁい』のころからだいたい状況は把握してます。
で、そのあとアルフが『エマコ、ルームサービスってどういう料理?』って聞きに来て、注文して頼んだものが来て、今に至るという訳です。
他にご質問はございますか?」
「……い、いえ、大変失礼いたしました……」
ヴェラはうつむき、羽毛布団で胸元を隠す。
「別に君のおっぱいに誰も興味ないからそんなことしなくてもいいんじゃん?
ともあれ、朝飯をここで食べるとテーブルが無くて不便だから、居間に移動しようと思う。パンくずを寝室の床に敷き詰めるのが趣味ってこともないだろうし。
ヴェラ子ちゃんもそれでいいね?」
「あ、はい……」
「結構。
……二日酔い、ってほどではないにしても、多少アルコールの影響がありそうだね。水分取ってシャワーを浴びてくるといい」
「はい、大変失礼いたしました、皆さん。
心から謝罪させていただきたく思います。エマコ、イヴ。
特にアルフ。あなたには、迷惑をかけましたね」
「いいえ、ヴェラ」
言って、アルフはスプーンですくった冷製スープを差し出した。
「……ありがとう、アルフ。ですがこれきりで結構です」
ヴェラはベッドを出ると、シャワールームに向かう。
丸くみずみずしい少女の尻が、朝日やそれが形作る影に当たって、清らかな色気を見せた。
「……さ、あっちでちゃんと座って朝ごはん食べてようね」
「エマコ、あーんって言って」
「あーん?」
「口空けて」
「――!?」
開かれたエマコの口に、冷製スープをすくったスプーンが侵入してくる。
アルフがスープを与えようとしていることに気づき、反射的にすすって、エマコはどうにかこぼさずにすませた。
「おいしい?」
「うん、まあ。
ありがとうね、アルフ。でも自分で食べられるから」
「口空けて」
「いや大丈夫だって」
「そっか。
イヴ、口空けて」
「ぎゃあ」
アルフはイヴにスープをやる。
「おいしい?」
「ぎゃあ!」
「口空けて」
「ぎゃあ」
「……気に入ったんだ……アルフ、動物に餌やりするの好きだもんね……
でもそれぐらいにして居間に行こう、アルフ
みんなが自分で食事のできないダメ人間になっちゃうと困るから」
「はい、エマコ」
「ぎゃあ」
†
「……ふぅ……」
ヴェラはコーヒーを飲み終え、優雅な所作でソーサー諸共テーブルに戻した。
既に上品なデザインのワンピースに着替えており、メイクも万全。
先ほど痴態をなしたのと同一人物とはとても思えない。
「……まあ、その、なんだろう。
ヴェラちゃんがずっと重責を負っていて、気の張り詰めた生活が、クリスマスイヴ前日くらいからこっち、ずっと続いてたのは知ってる。
年齢を考えると、これまでこういうことがなかったのは奇跡だと思うし、めちゃくちゃ立派だと思う。
同い年の私なら、もっとしっちゃかめっちゃかだったよ。
そして、一連の戦いも自己処理もようやく全部終わったんだから、少々ハメを外して、アルフにバブみを見出すくらいはありだと思うんだ、ヴェラちゃんはがんばったんだから。
でもあんまり続くようなら、私たち一緒にいすぎるのは良くないと思う。
アルフにもそうだけど、何よりヴェラちゃん自身のために。
私だったからギャグパートで済んだけど、部下のマフィアさんとかだったら、ちょっと、ねえ?
将来に禍根を残すというか……」
「お言葉、まことに正しきものと存じます。
本当に、今朝は申し訳ありませんでした、エマコ……」
「まあその感じなら平気っしょ。
アルフにバブみを求めるのも、常識の範囲内ならいいんじゃん?」
「そう言っていただけたことに感謝します、エマコ」
「完璧な人間なんていないんだしね。
ずっと鉄砲持ち歩いてる君が、あれだけリラックスできるようになったんだから、平和が訪れたってことでもあるし。
人生ってのはこうでなくっちゃいけないよ。
ちょっとした失敗が致命傷に繋がる状況とかまともじゃねえ。無様をさらすのがカッコ悪いだけで済む平和を楽しもうぜ」
「ええ、そうですね……
失くしたものは多いですが、あなたのおっしゃる通り、平和を得られたことは確かですし……」
「だからこれを最後に、私も頭を逃亡バカンス旅行中の浮かれポンチにしたいんだけど、一つだけ聞かせて。
アメリカ政府の方でも、イヴちゃんの正体については把握してないのかな?」
「ええ、おそらくはそうなのでしょう。
連邦政府の内部情報を探らせた限りでも、アイシャにもののついでに聞いた内容にしても、ニューエデン大文学部から、マクライナリに上げられた報告書もどきの怪文書以上の情報はありませんでしたから」
パトリックがアルフの気をそらすために語ったイヴの出自は、他の与太話とは一線を画していた。
パトリック自身もそれを信じていたかは疑わしいが、少なくともそう報告されたのは確かなようなのだ。
ニューエデン大学文学部英文学科特別研究室、12月31日の反攻作戦における第二段階で殲滅された彼らの主張は、次のようなものだ。
この宇宙は無数の物理法則で規定される。物理法則は数式で記述される。
物理学と数学の極端な親和性は、宇宙そのものが数式同様の無矛盾性を持つある種の形式言語であることを示唆している。
宇宙そのものであるこの形式言語の記述の総体を、〝世界テクスト〟と呼称する。
自然言語で書かれた小説を編集するように、この世界テクストの記述を編集することができたなら。
SFの世界に剣と魔法の世界出身の勇者や竜を強引に登場させることが出来るように、世界テクストと同一の現実世界に〝あり得ないものを存在させることが出来る、という。
祭政アステカ帝国の呪術や、英文学の研究から偶然に生まれた竜などは、この世界テクストへの干渉の産物であるという。
呪術や竜は、コロンブス以前のアステカ文学群や、古英語の古文書『ウィッチェ断章』などから、この世界に引用されて来たものである可能性が高い、ということらしかった。
「そっか。じゃあ『誰にも真実はわからない』ってことにしとくしかないね……
あの与太話は、ちょっと信じられないし」
英文学特別研究室の説明は、常識を持った人間には取り合う価値のないものと見える。
しかしながら、自然科学は、竜や呪術の存在を説明できずにいることも確かなのだった。
「ええ。そうですね。
……シャムロックはまともな説明を受けていないのでしょう。
ギャングに先端科学についての理解力を期待することなく、新奇さと聞こえの良さで有用な研究であることをアピールし、資金援助を得るために疑似科学小説を書いてみた、というのが一番ありそうなところでしょう。
あのような安いSF同然の文書を機密指定してしまうほどに、かの卑劣漢は愚かだったようですね」
「ね。
世界テクストとやらの立証が不可能である以上、与太話として扱うのが妥当なところ。
……けどさ、ヴェラちゃん前に私に言ってたじゃん? 〝この世の中、与太話としか思えない真実が多すぎる〟みたいなこと」
「ああ、そんなことも話しましたね……
アルフの蘇生といい、秘密会議にひ孫を連れてくる国務長官といい、本当にこの世界は何かおかしなところがありますね……」
「その上でさ、愚にもつかないおとぎ話ってえのを前提で話すよ。
そうしてみると変なキャラだよね、イヴちゃんはさ。
……私とアルフは、ディストピアSFやテクノスリラーの登場人物としてはありふれた造形だ。
フランケンシュタイン博士と怪物、タイレルとレプリカント、研究者たちとミュウツー、みたいな関係性で良く出てくる。
そしてヴェラちゃんも、マフィア系ピカレスク小説の王道ヒロインじゃん?
君んちの家族構成はゴッドファーザーのコルレオーネ家といっしょっぽいし。マフィアものの他、架空戦記系もイケるかな?
まあ、私らはそういう近現代を舞台にしがちな話の登場人物っぽい造形な訳です。
だけど、イヴちゃんはちょっとジャンル違う感じじゃないかな?」
「……自らをフィクションの登場人物として考えてみるというのは、奇妙な感じがしますけれど、そうですね。
私たちについてはお言葉の通りで、イヴだけはいわゆる『剣と魔法の世界』に良くいるように思います。
女の子の姿と恐ろしいモンスターの姿を2通り持っている、という設定はいかにもありそうです」
「そうでしょ? そういう世界にいるなら全然不審はないわけだ。
実際、自然科学はイヴちゃんの存在を説明することはできないけど、あの与太話は一応つじつま合わせてくれるんだから大したものだよね。
あってるかどうかは別として」
「そのイヴにアルフが懐かれているのは、竜退治の伝説があるというアルフレッド大王と同じ名前がゆえの尊敬かしら?」
「アルフはかわいいからね。
まずルックスから最高だし、超いい子だし」
「……ええ、そこに異議を唱える余地はありません。
けれどこんな与太話も成り立つのではないかしら。
アルフもまた、別の本の世界からの来訪者で、その境遇ゆえに共感を持たれている、と言ったような」
「ん? アルフは100パーセントうちの子だよ?
私んちの培養槽生まれなんだから。単細胞だった時からばっちり観察してる」
「昨夜話していたではありませんか。『プソイド・カライド』というお話を書いていて、その登場人物にアルフと同じ名前のキャラクターがいたと。
彼もまた、そのお話の世界からやってきて、作者のあなたに会いに来たというのはどうでしょう?」
「ああね、同じ名前ってことは、そうだとも言えるわけだ……
……けど、それならもっとこう、常識があって、私と結婚したがるはずなんだけどな……強くて魅力的なのは一緒だけど……」
「エマコ、幼少時のあなたは、一体どんな話を御書きになったのですか……?」
「小娘が現実逃避に書き散らした未完の話だよ? 矛盾とご都合主義の塊に決まってるじゃないか。
ま、でも、自分の好きなものが書けたんだから楽しかったろうな……」
「……そういう若気の至りが為したフィクションのことを、大人になった方は一般に恥として回想するそうですが、あなたは冷静ですね、エマコ」
「まあね。
黒歴史として思い出して『うわああ!』ってなる時期もあったろうさ。
けどそんな時期さえ懐かしい思い出になるほど、私ゃ婆さんになっちまったからね。
何もかもほとんど他人事っていうか、あんまりぴんと来ない感じ。加齢で羞恥心が衰えたのもあるでしょう。
だいたい、その場では楽しんでたり一生懸命だったりするけど、後になると恥ずかしかったり的外れだったと気づいたりすることなんて、人生全部、基本的にはそうでしょう?」
「そうかもしれませんね」
「だからその場その場で最適を選んどきゃいいのさ。将来について不安がるのはちょっとでいい。
特に今は、一つデカいイベントが終わったあとなんだし、遊んだり何もしなかったりで、別にいいんじゃないかな。
――ヴェラちゃんの今日の予定は?」
「午後にヘアサロンの予約があって、夕食はいつものファミリーの者たちとの会食です。
それ以外は自由時間ですね」
言って、ヴェラは自分の手に入れたものについて気づいた。
自由。
家族も、故郷も失ってしまったが、少なくとも自由だけは手元にある。
家族のために戦って、故郷を追われたのは、ある意味で家族によりはっきりと縛られたこととも言える。
しかしニューエデンを出られなかったかつてとは違って、今のヴェラは公海を自由に進む船にいる。
州知事の地位からは解放され、依然としてドン・ヴィペルメーラの地位にはあるが、かつてほどの重責ではなくなった。
偽りの名で取った偽造パスポートを使ってのことではあるが、合衆国以外のどこにでも行けるのだ。
やはりそれは、自由になったと言えることではないだろうか。
「……フランベ射殺の火種に使ったんだっけ。
確かに、あんなナイフでざっくりやったきり、髪を雑に伸ばしっぱなしってのはいけないよな。ヴェラちゃんかわいいのに」
「また伸ばすかはともかく、まともな形に整えてもらおうと思いまして。
これまでは、その暇もありませんでしたからね。
でも今日は、その2つの予定以外は自由ですから。
――ねえ、アルフ?」
「はい、ヴェラ?」
床に寝転んで、広げた紙に謎の絵を描くアルフが、ヴェラの方を見ずに言った。
「船の中を探検しませんか。色々なものがありますよ」
「私もついて行こうかな」
「わかりました、ヴェラ、エマコ」
「ぎゃあ」
そう言ってアルフが立ち上がると、イヴが声を上げて続いた。
紙とクレヨンを片づけた後、4人は部屋を出る。
巡礼の父たちが作った合衆国から出港した船の中、お遊び気分の子供たちは歩いて行く。
きっと、この世界には、出会う価値のある何かがあると信じて。
本日も『プソイド・カライド』に御高覧を賜りまして、誠に幸甚の極みでございます。
最終回です。
おかげさまでめでたく完結を迎えられましたこと、まことにありがたく思います。
皆様のお力添えあってのたまものです。
読者諸賢、小説家になろう運営諸氏、サーバーをいい感じにしてくださるエンジニアの皆さま、その他関係者全ての方に、篤くお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。おかげさまで、『プソイド・カライド』は無事最終回を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
このお話は2013年の1月ごろから書き始め、2018年に一度完成を見たのでGA文庫大賞に投稿しあえなく一次落ちとなり、加筆修正などの上で、なろうに発表させていただいたものです。
7年。長いですね。
しかしながらようやくけりが付きました。ひょっとすると続きを書くかもしれませんが、一応の区切りです。安心しました。これでいつ死んでも化けて出ることにはならなそうです。
面白かった方は評価を、それとブクマや感想、レビューなどしていただけると嬉しいです。
さて今後ですが、何も決まっていません。
ともあれ明日と明後日何もしないをしたあと、火曜日に一日考え、水曜に活動報告で今後の方針を書かせていただきます。
こんどは何を書くのか、あるいはきれいさっぱり創作から縁を斬るのか、どっちもありそうですが、とりあえず続ける場合について一応書いておきます。
『反逆傭兵隊長を殺して公女を救えクエスト ~ついでにそこらでズッコンバッコン~』R18のノクターンに発表するかもしれないファンタジーです。冒頭は書き始めたので、これをやっていく可能性が一番高いです。
『サイコパス美少年が女子高生たちを辱めるなど邪悪の限りを尽くす話』R15かなあ? と思います。アルフレッド君のようないい子を書いていて邪悪な美少年が書きたくなったので、部分部分書いています。作中キルカウントではアルフレッド君に及びもつきませんが、邪悪さでは遥かに上を行く存在の話です。しかし例によってあまりうけなそうですしね。どうしましょう。
『プソイド・カライド PART2』クルーズ船の寄港地とか、エマコの地元とか、そのあたりのエピソードのアイディア群が、ないわけではないのです。しかし滅茶苦茶大変そうだなあと。プソイドカライドは僕が書くには難しすぎる話を七年の歳月がどうにか仕上げた、大自然の影響で出来た奇妙な地形のようなもので、同等のものを作るには人為では及ばぬところがあるのではないかと不安があります。要検討です。
『パニックホラー』なんとなく、夏ですので。
『総合ランキング一位になれそうな話』どんなのかいたらいいんでしょうね? さっぱりわかりません。しかし欲に限りは在りませんから、実現可能性はともかく、一応ここに記しておきます。
ともあれこんなところです。
不十分なのでしょうが、あとがきを書くのもつかれたのでここで終わりにします。
今日完結したこのお話に思うところのある方は、評価・ブクマ・コメント・レビューなどで、お気持ちを表して頂けるとうれしいです。
上で雑に紹介した話をご覧になりたい方は、その旨も含めてお気持ちを御表明頂ければと思います。
あとがきの最後までお読みくださりありがとうございました。
すべてのかたに、良きことのありますように。