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王太子さまの愛する人は  作者: 家紋 武範
小さな恋の物語
28/34

第28話 王妃と王女

やがて王妃が静養地から帰ると吉日を選び、王太子の正式な任命式が行われた。そこにはクローディア王女も立っており、あらためて王太子の婚約者であることを大々的に発表させられた。

二人は照れて言葉もなくニコニコしていた。早く部屋に帰って遊びたかったのだ。

王妃は許されて椅子に座っていたが、立ち上がり晴れの二人を祝福して跪いて手を握った。


「フレデリック。これで立派な未来の国王となるのだわ。クローディア王女。フレデリックをよろしく頼むわね」


それにクローディア王女は大きく頭を下げて答える。


「そんなおそれ多いです。王妃さま」

「ふふ。同じ名前なんて親近感が湧くわね。あなたは私の娘よ。早く嫁いでいらっしゃい。待っているわよ」


「は、はい!」


王女はうれしくなった。始めは不安でいっぱいだった異国への留学。

婚約者となる王子がいじわるだったらどうしよう。王妃が怖い人だったらどうしよう。

そんな悩みが心の中にあったのだ。

しかし来てみれば楽しい留学だった。王太子となった王子ともとても親密になれた。

ほかの家臣たちとも。半年と言わず、このままここに住みたいぐらいだ。

だがやはり小さな子どもだ。父母が恋しい。あと数日で国へと帰る。

楽しみでもあり、タックアから離れるのは哀しくもあった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 一先ず留学は終了ですねー。 自国に戻ってどんな展開が待ち受けているやらー。
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