あの日の夏の物語 No.2
目覚ましが鳴り響く
私「んー今何時…」
「てっ、えー!!!!」
支度を早々とし
家を出る
走って出ていくと
ドン!!
私「いた…」
?「大丈夫?」
私「あっ!すいません、大丈夫です!!」
笑顔で答えると
目の前には昨日見た新入部員だ
相楽「あ!昨日の…」
言いかけてた言葉を私がふさいだ
私「あ〜!!新入部員さん!!!」
「あの!!協力して!お願い!!」
相楽は訳もわからず
連れていかれた
相楽「監督!!部室の鍵を
かりたいんですけど」
監督「お!!さっそく自主トレか」
あっさり鍵をゲット
相楽「ほい!!」
鍵を私に渡す……
相楽「と、ちょっと待て」
「鍵使って何するんだよ」
私「ん? 私がみんなに
認めてもらえるように
頑張るためだよ!!協力〜協力〜」
相楽「…本当に野球好きなんだな!」
相楽の可愛い笑顔にびっくりした
その後、お互い自己紹介を
しながら部室へ
相楽「で!具体的には何すんだ」
私「んーマネジの仕事だよ…」
私は白球を探しながらいう
相楽「あ〜それで野球が好きか
みんなにわかってもらって
晴れて新入部員ってわけね」
私「そーゆーこと!!」
「相楽は野球いつからしてるの?」
相楽「小1」
私「私と同じだ〜」
相楽「あ!!小泉の事俺知ってる!!」
私「………」
相楽「どうした?」
私「いや…気づいてなかったの…?」
相楽「え??ぢゃあ小泉は…」
私「会った日から気づいてた!!!」
少し怒りながら部室から出ていくと
相楽は私の手をつかんだ
私「え……」
相楽「ごめん……」
私は笑った
私「怒ってないよー」
相楽「なんだよ…」
2人で笑ってると
汗を流す部長が目の前に
部長「何してるんだ」
私「…あの!!私がどんなけ
本気で野球がやりたいか部長に
わかってほしくて…」
部長「……」
相楽「小泉…マネジの仕事
するんです!!先輩たちに
ちゃんと認めてもらうために」
部長「わかった…」
私と相楽は目をあわせて
大喜び
晴れて?野球部のマネージャー
になれたのでした!!!
まだまだ部員には遠い………