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あの日の夏の物語 No.1



 私は小さい頃から

 野球が好きだった


 中学でも野球部に所属し

 大好きな野球を

 大好きな仲間と一緒に…


 だから高校でも…


 「小泉瑞希です!!!」

 「宜しくお願いします!!!」


 みんなは目を点にしている


 きっとそれは私が

 女の子だからだろう


 しかし周りにも女の子は

 たくさんいるし

 入部を希望している子ばっかだ


 何が私と違うというと


 入部の目的


 私は大好きな野球がしたい!!!

 周りもそうだろう…


 しかし違った…


 周りはかっこいい部員

 目当ての入部らしい…


 我が校の野球部は

 いけめんぞろいで有名だ


 それに、になって

 実力もある


 私は絶対に

 この入部のチャンスを

 逃したくない!!と思った


 私の想いは部員のみんなに

 届かなかった


 周りのくだらない目的

 の女の子たちと

 同じように思われたに違いない


 拝島先輩「で!瑞希ちゃんは

 誰が目的できたの〜」


 夏川先輩「そんなの俺に

 決まってるやろ」


 沢口先輩「なんでなんだよ!!」


 私「あの〜私の目的は

 野球なんですけど!!!」


 部員「…………」


 え?反応にびっくりだった


 入部が決まった新入部員たち

 だろうか…部屋に入ってきた


 部長(東先輩)

 「野球は遊びぢゃない!!」

 「女が野球なんて…ふざけるな」


 初対面とはおもえない

 物言いにあ然としたが

 私だって負けない!!!


 私「あの!!!どうして女が

 野球するのがふざけてるんですか?」

 「だいたい私は先輩にそんな

 事いわれる筋合いありません!!!」


 部員のみんなは「お〜」と

 私に良くいったと言うように

 小さく拍手をした


 部長「俺は甲子園にみんなを

 連れて行く。足手まといが

 出来ると迷惑なんだよ」


 拝島先輩

 「おい!!いいすぎだぞ」


 沢口先輩

 「先輩、落ち着いて下さいよ」


 私はいろんな言葉が

 胸にささって

 部室を抜けだした…


 何であんなにも

 いわれなきゃいけないの!!!


 野球がしたいだけなのに…



 私は部屋で枯れるまで

 泣きながらある事を考えていた





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