中途半端
こんな私、好き?
難が無い人生は「無難」
難が有る人生は「有り難い」人生
……果たして、そうかな?
私は呟き、冷めた目をする
こんなチープな名言を
誇らしげに描く雑誌なんていらない
時々、違う場所を見ていたりする
普段は子供っぽいのに
それがきちんと周りや遠くを見据えている時もあれば
ただぼんやりと明後日の方向を向いているだけだったり
この不安定さが、嫌い。
周りと同じ温度に染まることも出来ず
冷え切ることも出来ない
中途半端な、
ぬるま湯の自分が。
いっそ計算高くてズルい方が
器用に立ち回れるのかもしれない
不器用な私だから
頼りないんだろうな
けれど
何処をどうしっかりしたら良いのかすら、分からない
いつだって、無力さを感じる
いつも劣等感を拭いきれなくて
一途って
ある意味「愚直」
「愚か」で良いから
「素直」でありたい
……なんて夢物語
「正解」がないのは分かるけれど
何が「不正解」なのかも分からない
……今は、そんな私です。
こんな私、嫌い?