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詩の目次

「白紙」 「火」 「光り走る」

作者: 冬野三月

「白紙」


白紙の上に何を落とそう


色はそれこそ無限にあって


だけど時間には制約がある


白紙の先には何がある


未だ誰も見たことのない未来


それは確かにそこにある





「火」


消えてしまった暖炉の火


薪のストックも切れてしまって

プスプスとうめき続ける暗い穴が

恨めしそうに睨んでくる


冷え冷えとした空気が部屋を満たしていく


寒さに身体からだが硬直していく





「光り走る」


光が消える前に走り抜け

自分に言い聞かせて


笑いながら生きていけ

嘘ばかりついている


止めどなく降り注ぐ光

青空に雨

夜の終わりまであと何マイル

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