ダンジョン入る前に
久しぶりに書いたよ
あれは学校の卒業式で学校を卒業した俺は家に帰ろううとしていた。
その時足下には何か魔法陣の様な物が出現して俺は目を閉じた。
その瞬間知らない場所に立っていた。
「あの、あなたが勇者様ですか?」
そこに居たのは髪がピンクの髪に淡い緑色の瞳の女子中学生くらいの女の子が立っていた。
「俺に何か様か?」
俺はそう言って女の子の後に老人は両手に石碑の様な物を俺に近づけた。
「おお!格闘技スキル、剣技スキル、魔法スキル、料理スキル、神の調味料と様々なスキルを持っていますぞ!!」
老人はそう俺に言った。
「何だよ?料理スキルと神の調味料って!?」
俺はそう老人にツッコミを入れた。
「しかし、あなた様は間違いなく勇者であられます!」
そう老人は俺に言った。
俺は呆れながら外に出ようとした。
「待ってください!」
女の子は俺を呼び止めた。
「まだ何かあるのか?」
俺はポケットに手を入れながら聞いた。
「あの、名前は何て言うんですか?」
女の子はそう俺に聞いた。
「三戸だ!」
俺はそう言ってドアに向かった。
「またれよ!勇者どの!」
後ろを見るとRPGゲームに出てくる魔法使いと大盾使いと短剣使いとヒーラーが立っていた。
「あの、勇者様と旅をする魔法使いのインパルス」
女の子は40代くらいの男性の名前を紹介した。
「よろしく」
インパルスと呼ばれるその人は頭を下げた。
「大盾使いのフォビドゥン」
体がゴツいくせ毛の25歳くらいの男性の名前を紹介した。
「よろしくな!勇者様!」
そう言ってフォビドゥンは俺に片手を差し出した。
「あ、ああ!」
俺はそう頷いた。
「短剣使いのアストレイ」
頭にバンダナを巻いて紅い瞳の高校生くらいの男を紹介した。
「よろよろ」
結構ちゃらけていた。
「あ、ああ」
俺はそう言って片手を上げて挨拶をした。
「そして回復役のクシャトリヤです」
そう女性の自己紹介をした。
「初めましてクシャトリヤと言います」
緑色の髪にピンクの瞳の女性は頭を下げた。
「それよりきみは?」
俺はそう姫様っぽい女の子を見た。
「あっ、私ですか?」
そう女の子は俺を見た。
「まだ、君の名前を聞いてないからな」
俺はそう言って女の子を見た。
「私はヴィヴィ・アウラ第1姫君です」
そうヴィヴィ姫様は俺に頭を下げた。
「それより、何で俺を呼んだんだ?」
俺は姫様に聞いた。
「えっと、私達の住む世界にはダンジョンがあるんですがそのダンジョンの最下層に居るタイラントヘルドラゴンを討伐してほしいんです!」
姫様はそう俺に言った。
「まさか、俺は素手で行けとか言わないですよね?」
そう俺は姫様に聞いた。
「武器はありますから安心してください」
そう言って姫様は木箱をどこからか持って来てそれを開けた。
中には西洋の剣にこの国の言葉がたくさん書かれていた。
「これは?」
俺は姫様に聞いた。
「それは約束と破滅の聖剣デュランドル。魔法力を注ぎ込むと様々なエレメントを使うことができます!」
そう姫様は俺に言った。
「悪いが、俺はダンジョンには行かないからな!」
俺はそう言ってデュランドルを姫様に返して外に出ようとした。
「あ、あ、あの!お願いいします!私もダンジョンに連れて行ってください!」
そう姫様は俺に頭を下げた。
「はっ?」
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ダンジョンの入口で俺達は武器を持ち中に入った。
中は暗く岩があり中に何か居ないか警戒しながら俺は歩いていた。
するとそれはいきなり現れた。
出現したのは黒い毛の猪でデカさは6mぐらいあるモンスターだった。
「ブラックボアだと!いきなりか!」
フォビドゥンはそう言って構えた。
「なぁ、姫様」
俺は姫様に声を掛けた。
「何ですか?」
姫様は怯えながら俺を見た。
「俺魔法使えるんだよな?」
そう俺は姫様に聞いた。
「はい!」
俺はデュランドルを片手に持ち戦う準備をした。
また次回へ
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