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【1話-4】収納魔法で初級魔法を超えてやるぜ!

「やったー!!!

 フレイム収納できるじゃん!

 落ち着いて

 フー!フー!」

タリスは落ち着いて収納されている表示を確認してみる。


【タリス脳内表示】

薬草《5》虫《3》皿《4》スプーン《4》フレイム《1》


朝食の用意をそのままに皿とスプーンを家から持ってきてしまったが、タリスにはそんなことはどうでも良かった。

「収納できてる―!」

タリスは小躍りした。

300セメリもの間小躍りし冷静になって

まだ喜ぶには早い、1つだけしか収納できなかったら今と何も変わらない。

大量に収納できなければ何も変わらない・・・


【フレイム】

【収納】!!


2つ目の火球も収納できていた。

後はこの収納されているフレイムを取り出すだけ!


【取出】

先程フレイムと唱えて出した火球より少し大きくなったタリスの身長の半分ほどの火球がゆっくりと、でもフレイムよりも早く飛んでいった。


「2個取り出したはずなのに1個しか出てこない?

 でも脳内にはフレイムは残っていない?」


疑問はあったが、

火球が岩に当たる。

岩に当たった瞬間爆発音とともに岩が砕け散った。

この岩は毎日練習台としてフレイムを当て続けた。

木は燃えるし小さい岩だとすぐに割れてしまう。

その点この岩は毎日フレイムを当てても割れる様子はなかった。


だが、今日収納したフレイムを当てたら砕け散ったのだ。


初級魔法しか使えない少年が初級魔法を超えた―――――

「ゔぉーーーーーー!!!!!!」

タリスは雄叫びを上げ、収納魔法の可能性に喜びを感じた。



――――少年タリスの収納魔法と初級魔法で世界を旅する冒険譚が今始まる――――


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