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お前たちはハーレムエンドの恐ろしさをしらない

作者: カザブランカ

みんなは今までいろんな物語を見てきたと思う。

その中で、主人公はヒロインたち仲良くなり恋人になりそして結婚する。それは素晴らしいことだと思う。

大体の物語は、そこでハッピーエンドで終わり。

読書の皆さんもや、もちろん俺自身も満足して見終わる。


だが、人生ってのはそこで終わりじゃない。

みんな当たり前だが、まだ人生は続く、、、、、、、、、、、、

そうだよ、、、、、続くんだよ、、、、、、、、、、、、、、、


今回語るのは目指した先、結末の先の話をしようと思う。

お前ら絶望するなよ(笑)


まず俺の自己紹介をしよう。

名前はアルベルト、容姿端麗【だと思いたい】魔力【一応宮廷魔導士】腕力【並】

地位 帝都特別階級第3位【一般的には公爵ぐらいの地位】

奥さん 3人


以上だ。


なんでこの地位になったのか、奥さんとの馴れ初めとか、俺の幼少期とか

知りたいと思うが長くなるので省略。焦んなってその内語るから。


閑話休題


さて俺がいま置かれている状況について説明したい。

そう正座だ。


「で、いいわけがあるわけ?あなた」

「ふ~ん、とりあえずさその女の情報教えて。容姿・年齢・住所・家族構成とかさ。知ってるでしょ、ダーリン」

「私は、アル君が他の誰かとキスしようが、それ以上のことしようが最後に私のところに帰ってくるならいいけど

 悪いことしたらどうなるか知ってるよね?」


3人の奥さんがものすごい剣幕で言われているのが俺だ。

ことの発端は昨日の夜の話だ。昨日は久しぶりに3人の奥さんの呪縛から逃れて同僚と飲んでいた。


「お前はいいよなー、綺麗な奥さんが3人もいてよ。」


「バカ、お前は分かっていない。ほんとに分かってない、、、、、どこに行こうがついてくるし寝る時風呂入る時

 食事する時全部誰かと一緒だぞ。俺の唯一の休める場所知ってるか?トイレだぞ(笑)」


「あははははっはははは。そりゃ傑作だ!!!!!我が帝国に雷の化身ありと言われたお前がトイレ生活(笑)」


「ほんと笑いごとじゃねよ、、、、、軽く鬱になるわ。」


「おい皆!!!!われらが英雄アルベルトは家の中だとトイレが休まるとこなんだとよ!!!」


「は?それまじか。」

「ぎゃはははっははは、なにそれ!!!」

「おい、今度お前の部屋紹介しろよ。トレイ(笑)」

「アルベルト様ぁ~、あんな女たちより私の方がよっぽどいいですよ。」


「うるせーぞ!!!!!てめえら!!!!!クルス覚えてろ!!!!」


「まぁまぁ、待てよ。わが友、アルベルト。だから今日誘ったんだろうが。」


「どういうことだよ」


「アルよ、お前はずっとため込んできた。我慢してきた。その辺は昔から変わらないなーと思うが

 息抜きは誰でも必要なんだよ」


「クルス、、、、、、お前いい奴だなって思うと思ったか?」


「ななななななんん、の、ことかな。」


「お前が自分の利益なしに動くことがないって知ってるからな」


「じぁ、本題に入ろうか。」


「変わり身はやっ!!!はやく言えよ。」


「頼む!!!!俺と一緒に森の妖精 魅惑のリーナっていう酒屋に一緒に行ってくれ!!!!」


「は????なんだよその店。」


「最近その店に通ってるんだが、そのまぁなんだ気になる人がいてよ。」


「ほうほう、それで??」


「その人がお前のファンなんだよ。酒の勢いでお前とあわせてやるって言っちまってよ、、、、

 頼む!!!おれと一緒に行ってくれ。」


「いやだよ、奥さん3人もいんるんだぞ???この話がばれたと思うと、、、、、

 うぅお腹いたくなってきた。」


「頼むよ、アルベルヒ。俺その人が本気で好きでさ、何かしらのきっかけが欲しいんだ。」


「その店、まさか娼館じゃないだろうな。」


「ちげえって。その店はいわゆるそゆーのはなしの店だ。簡単に言えば、女の子と一緒に楽しく飲みをする場。」


「そんな店いくらでもあるだろ。この店だって店員の女の子としゃべって飲んで、、、」


「その店は、訳アリの女の子しかいねぇんだ。借金の代わりに売られた貴族の娘や、大貴族の妾の子、容姿はいいが

 金を稼ぎたい子たちがいて、いわゆる高級感と安らぎを与えてくれるってのが売りだ。」


「なるほどな。」


「一番のいいところは、俺たちと同じテーブルに座って飲むことだ」


「それのどこがいいんだよ。」


「いいから頼む!!!!お前のことを何も知らない女に自分の悩みやその世界観を楽しむっていうだけだ。」


「飲むだけだな???」


「ああ、それだけだ。」


「ったく、、、、お前がおごれよ。クルス。」


「おっしゃああああああああ!おい姉ちゃん、会計!!!行くぞ」


アルベルトとクルスは、ニコニコした顔でその店に向かった。店を出てからアルベルトは何一つ心配していなかった。

まだ8時という早い時間だ。1時間ぐらい飲んで、クルスと別れて帰ろう。ついでにお土産なんかもいいかもな。

アスベルトは平和だった。


ーーーーーー60分後


「えー、私ぃアルベルヒさんの大ファンで。この前の爵位任命式で目が合ってぇ~そこでファンになりました。」


「はははは、いや~参ったな。」


「もっと話を聞かせてください~。」


「おい、アルベルヒ帰らなくでいいのか?」


「クルス、バカ言うなよ。まだ俺は話したりないし、この子に俺のこと知ってもらわないと」


「しらねぇーぞ。エリカちゃああああああああん、あっちの席で飲まない?」


「えーどうしようかなー。」


「シェリー頼むからさ。」


「え!!!!ほんと!!!???クルスさんかっこよすぎ!!!あっちの席いこ?」


「アルベルヒ、ここまでの時間の分は払っておくからな。そっちはそっちは適当にな。」


「あぁ、そっちもうまくやれよ。」


ーーーーーーさらに30分後


「アルベルヒさんって噂でキスがもの凄い上手って聞いたんですけど、本当です?」


「ど下手よ、俺なんて。」


「えーーー、上手じゃないと奥さん3人もいないでしょ。」


「キスかー、しばらくしてないなー」


「私としてみます?」


「えーーー、俺が独身だったらしてたな(笑)妻たちを愛してるからダメ。」


ーーーーーーーさらに60分後


「わたし得意技があるんですぅ~」


「えー、なになに」


「キスマークが綺麗につけれるんです!!!」


「へぇ~~、ちょっとやってみてよ。」


「ほんとですか?目を瞑ってください。」


「なんか、ドキドキするシチュエーションじゃん。」


「練習ですから大丈夫ですぅ~。」


ーーーーーーーー閉店後


「今日はたのしかったよ~。また来てね。」


「俺も癒されたよ、またね。」


アルベルヒは酔っ払いながら自分のストレスがなくなるを感じた。

別にやましいことはしていないし、ただ飲むっていうのがこれだけ楽しいのか。

いい店知ったなー、今度は1人で来よう。家に着いて眠りについた。


朝食中


「あなた、その首の痣なに?虫刺され?」


「えーダーリン、昨日クルスと飲んだだけでしょ?なんで虫刺され?」


「え、変な菌が入ってるんじゃない?よく見せて。」


「へ????????」


アルベルヒは純粋な心配をしている妻たちに押さえつけられて病人扱いされた。

あれ、そんな虫刺されとかされたっけ。


「あれ、この痣ってホントに虫刺され?」


「んーどう見てもキスマークじゃない?」


「ああああああ!!!!アル君!!!!!!浮気!!!!!!!??????」


朝はあまりアルベルヒは頭が働いておらず、スロースタートだ。

そのため、反応が遅れた。


「おいおい、へんな言いがかりはやめてくれ。」


「じぁ、鏡自分で見てみなよ。」


「どう見てもキスマークじゃん。」


「アル君、嘘だよね?」


おいおいとアルベルヒは歩きだそうと思ったら、魔法で拘束された。

まるで犯罪者扱いだ。


「はい、鏡」


アルベルヒは運動した後のように、汗が止まらない。

どう見てもキスマークだった。

あれ、俺浮気したん????


「で????言い訳ぐらい聞いてあげる。」


「うわぁ~ダーリンのこと信じてたのになー」


「アル君。正座。」


アルベルヒは正座になりながら必死に必死に考えた。

なめるなよ、帝都特別階級第3位を!!!!!!


「えええっと、ほらキスマークを付けたいんだけど下手でさ。自分で練習したんだ。」


「ふーん、じぁここで練習してみてよ。」


自分の口を自分の首に必死なって近づける男がいた。

その姿は、あまりに滑稽であり泣いた。


「あははっははははは、何その顔」


「はい、嘘確定~~~~~」


「アル君、分かってますよね????」


アルベルヒはタコ唇をやめて、すべて話した。

見ろ、これがハーレムエンドの末路だ。


笑えるだろ????



続きが気になる人が多かったら続き書きます。

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