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データセクション:マップ・アイテム

 フックに使えそうなデータをここに記しておきます。


 ■観光案内


挿絵(By みてみん)


 幻想民族解放戦線「百鬼なきり」暫定自治区

 妖怪のテロリストたちによって占拠されてしまった暫定自治区です。

 地図の赤い部分がそこに当たります。

 元々人食いを指摘されて内戦を起こした妖怪達の住処のため、自治区内では平然と人食いが行われています。

 そのため、自治区内で自由に活動できるのはほぼ妖怪だけです。

 和風の木造高層建築が特徴です。


 開拓都市群フロンティア・タウン

 テロリストの暫定自治区との緩衝地帯はひときわ兵器がよく使われた事もあって、ダンジョン化が著しいです。また、住処を終われた人々が難民として仮設住宅に暮らし、ダンジョンによるゴールドラッシュもあって戦後の闇市的な様相を呈しています。


 妖怪街

 テロリストに与さなかった妖怪の自治区です。複数あります。

 元々は秘境にこっそり存在する隠れ里でした。千と千尋の湯屋みたいな感じです。

 こちらも独特のレトロな雰囲気が現在では観光地として人気です。

 あるいは、異種族や妖怪達の落ち着いて生活できる場所としても。


 首都圏

 首都圏はおおむね残っています。シティアドベンチャーに良いでしょう。

 都心部はサイバーパンクな異形の発展をしているところもざらにあります。


 日暮里追憶街

 日暮里から西日暮里のあたりにあります。

 ここは「かつての平和な日本」を保存する景観保存地区です。

 昭和レトロな町並みがずっと続いています。

 ここでは基本的に魔法やオーバーテクノロジーは禁止され、また近未来風の建物も建てられません。

 日本中から「かつての日本」を懐かしむ人々が集まって静かに暮らしています。

「追憶街」運動は勢いを増しており、東京だけでも他にも浅草、巣鴨、神田、両国、中野などが景観保存地区とされています。

 問題は昭和レトロの人々は平成を懐かしむ人々を「汚い金と燃えないゴミばかりの汚い街」と見下し、平成側は「それは昭和の公害であって平成にはそんなものなかった」と対立が深刻になりつつあります。


 東京ギガシティ

 板橋区にあるとてつもなく巨大な団地です。

 東北が壊滅して、都心に人口が集中したために作られました。

 うんざりするくらい同じような昭和レトロ風の団地が建ち並びます。

 内部には公園とコンビニ、スーパー、小学校に病院があります。

 ぱっと見古くさい団地ですが、実は最新式の魔法建築であり、見た目の10倍は部屋数があります。

 いえ、正確には現在も増殖中です。ガワの団地は「入り口」にしかすぎません。

 見た目が古くさいのは居住者に安心感を与えるためなのです。

 その性質から建築費は実質タダみたいなもんなので、家賃は安いです。

 ただし、管理費がちょっとお高めです。人ならざるものも住んでいますから。

 結果として、3DKでも月4万円くらいになります。都心部にしては激安です。

 なお、この団地はシリーズとして他の街にも建築されています。


 秋葉原電脳街

 サイボーグやロボットの街になりつつあります。

 電気街のコアな部分が活気を取り戻し、サイボーグパーツを売ってたり、たいして美味しくもないサイボーグ用食品などがお土産として人気です。

 ロボットや獣人系妖怪は大人気で、当然のようにコスプレ喫茶的な奴が一杯あります。

 また、街の宣伝看板も相変わらずすごいですが、スマホや電脳などでARを通してみるとよりカオスになっています。

 セクサロイドは倫理的にありなのか?と難癖つけにくる活動家がちょくちょく行方不明になります。


「ホワイトルーム」

 つくばあたりにある大規模なサーバー……であるが、このサーバーには何百人もの脳チップがつなげられており、ネットと繋がった電脳空間内で脳チップに意識を写した人々が暮らしている。

 最先端の電脳の天国であるが、この名前の由来はあるテロリストの演説「なんでも通販で買えるし誰とでもネットできるけど絶対でれない一人だけの白い部屋、今の時代はそういうクソみたいな平和になってきてると思うよ」という発言を受けてである。

 そんな平和こそ至上であり自分たちの望む世界だ、という挑戦的なメッセージである。


 ゼログラビティ銀座

 東京から日本橋、銀座の一帯は最新のきらびやかなビルが建ち並びます。

 新しい建築様式が次々採用された結果、この辺りは歩行者は無重力で浮かんで移動することができます。

 地面を走るのは車ばかりで、歩行者は小綺麗なテープで区切られた空中回廊を浮かんで歩きます。

 ガラス張りの小綺麗な立体的な建築は目を見張るほど美しいですが、このへんにはブランド店くらいしかなく、夜は寂しいものです。


 東京バベル

 新宿、渋谷、池袋がまとめてそう称されることもあります。

 一定速度であれば飛行可能であるため、飛行屋台が浮かんでたり、冗談みたいに高く巨大なビルがあったりする一方で、地面に目を向けてみれば暗い路地や古びたデパートにはアングラな店がわりと公然とあったりします。

 相変わらず若者の街であり、柄の悪い者も大勢居ます。

 サイバーパンクで治安悪そうな大都市、という感じです。


 新宿駅前の「歌う辻」

 新宿駅前ではストリートミュージシャンが明日を夢見て歌っている。

 しかし魔術と妖怪の進出により、若干様相が変ってきている。

 歌による呪術や、人魚などの歌が得意な種族の魔歌で高密度な呪術空間と化した。

 しかしさすがにプロ意識からか過度に害のある物はなく、むしろバフや回復効果のために辻ヒール横町と言われつつある。なお同じような街は大阪の梅田バスターミナル前や阪急デパート前にもある。こちらは梅田バスターミナル辻ヒール横町と呼ばれる。


 魔法街

 中野ブロードウェイと神保町の古書街がそう言われます。

 居抜きで魔法関連の店や拝み屋がなぜか集まりました。きっと居心地がいいんでしょう。

 また、古書街では魔導書が扱われているせいもあるでしょう。

 きっと彼らは「公開」前からこっそりとこういう品を愛でていたのです。


 奥多摩エルフの森

 ヴィーガンや自然派、反科学といった人々が魔法と異種族化による人体改造で全ての問題をねじ伏せて自然と共に暮らしています。

 自然派エルフと若干引かれつつ呼称されています。

 肉体的には問題なくとも、その特異な価値観から色々ともめ事を起こしがちです。


 大阪

 言わずと知れた地方都市。魔術と超科学をわりとすんなり「おもろいやん」で受け入れてしまった。


 曾根崎歓楽街

 昔から風俗街であったが、世界内戦後のごたごたで大歓楽街と化す。

 性のデパートといえるほど多種多様なニーズに応えている。

 サキュバスやインプといった夜魔に属する異種族が大勢暮らしている。

 また、アングラな美容整形医院などもある。


 深見野歓楽街

 曾根崎歓楽街の内部にある「深淵」たちの住処。彼らはここで風俗店などをやっている。

 当然命の危険だらけなので、不死身化手術を受けた者か、不死の種族でなければ入れない。

「騎士団」が区画ごと封印しているが、死んでも責任は問わないという同意書があれば入る事が出来る。


 灘京トァンキン

 港湾区に作ったはいいが政治的理由により使い道が決まらなかった夢洲、舞洲とその周囲を巻き込んで「ダンジョン」が出来た。

 さらに、移民や冒険者が大勢集まりスラムを形成。まるで戦後の闇市のような有様。

 しかしそれこそ大阪らしいと喜ぶ大阪人もたまにいる。

 

 海田地下街ウミチカ

 灘京のダンジョンその1。なぜか梅田地下街が丸ごとコピーされた。

 内部はいかにもモンスターといったRPG風の化け物の巣窟。

 しかし浅い部分では商店をやり始める物もいる。


 さまよえる(ワンダリング)九龍城砦(クーロン)

 なぜか香港にかつてあったクーロン城のコピーだが、

 この建物は100×200mの隙間があれば都市部の近くにキノコの如く生えてくる。

 一種の災害や「深淵」に近いもので、なぜか都市部の近くに突然クーロン城が生えるという「現象」です。

 巷では「東京ギガシティ」の魔術式のモデルと言われています。

 非常にごちゃごちゃとしたスラム街のコピー。だが、元が街だったせいか中で暮らす豪の者も少なくありません。

 中に出てくるモンスターはおおよそ人と同じかそれより小さいサイズで中華風のミュータントといった感じ。

 日本では現在は東京と大阪、開拓都市の一部に確認されています。


 曽良場(そらば)

 のんびりとした地方都市……だった。現在は開拓都市である。

 とはいえそれなりに繁華街や大学といった都市機能は充実している。

 異種族の受け入れに積極的であり、また退魔師も穏やかな気質。そのため、異種族が街に多い。

 たぶん九州の東側のどこか。


 曽良場大学

 自由な校風が売りの大学。

 オカルト系サークルが多く存在する。

 オカルト研究会をはじめとして

 神秘草野球部、魔導的薬学会、神秘科学融合研究会、魔導蹴球会などバラエティに富んでいる。


 曽良場ジャングル

 曽良場に出来た「未調査区域」。繁華街を含めた街の半分を飲み込んでいる。

 内部はジャングルのような様相。ご多分に漏れず、貴重な資源がたくさんある。


 見島市

 寒い地方にある片田舎の静かな街。

 土地柄なのか、良くも悪くも魔術結社が多く、黒魔術師による凶悪犯罪が絶えない。


 ■アイテム


 補肉剤(エリクサー)

 塗るだけで肉が盛り上がり皮膚が張り、止血と鎮痛を行う治療薬。

 痛み止めにはけっこうきつい成分が用いられているので、基本的に最前線に行く者か、野戦病院的な場所でないとない。


 魔力補助食品(マグテイン)

 魔力版プロテインとでも言うべきモノで、だいたいはパウダーかゼリー状の抹香臭い味のする食物。

 これを常用するだけで最大MPが少しづつ上がっていく。また、回復ポーションのように一時的な魔力回復用のもある。


 ドローンバイク

 人が乗れるバイク型ドローンです。前後の車輪部分にプロペラがつきます。

 免許を取るのは難しいですが、流行に乗って欲しがる人は多いです。


 霊視メガネ

 幽霊や怨念といった霊的な者が見えるようになるメガネです。

 ハイエンドモデルとして暗視ゴーグル型もあります。


 強化拡充外骨格

 人が乗り込む、あるいは着込むパワードスーツ。猟友会の前身組織「同盟」が開発し、その後類似品が大勢出た。

 仕組みは簡単で「スケルトニクス」にアクチュエーターと装甲を搭載しただけ。

 作業用から警察用まで広く使われるようになった。


「ザ・ブラックボックス」

 異能者が「異能」を封じ込めた箱。

 USBポートが出ており、外部から操作可能。

 異能をコピーして誰でも使えるようにした装置であり、「最初の魔術師」の最後の作品。

 一個1トンある1m四方の箱。材質不明ですでに7つある。

 「中身」があるのは2つだけで「最初の魔術師」の「天道救世曼荼羅」と白瀬雷人の「人道・豊葦原(とよあしはら)千五百秋(ちいおあきの)瑞穂国(みずほのくに)」のみ。

 なお、すでに量産体制に入っている。


「魔力学概論」

「最初の魔術師」がもっとも初期に出した本。

 魔力や気といった神秘的な力の科学的な実証、観測方法、その性質から運用法まで書かれた学術書。

 これを基本として魔導科学が発展していった。

 他にも「魔力運用学実践概論」とか「やさしい魔法入門」など実際に魔法をどうやったら使えるか、という本まで出してしまった。

 これらにはタチの悪い悪辣な術や殺傷力の高い術は直接は記載されていない。

 しかし、基本と言うべき事は全て書かれており、聡い者ならばこれを応用してどんな魔術でも作ってしまえるだろう。

 読めば読むほど常に新しい発見がある一種の暗号書。


 狩人装束

「猟友会」のかつての制服。

 デザインは3種類。

「黒い中折れ帽子に黒いコート」か「黒キャップに黒ジャケット」がメインだったが、後に女性隊員から「かわいくない、熱い、重い」という苦情が出て「ゴスロリ&プチハット」のバージョンもある。

 ちなみにどれも中に冷却装置を組み込んでいるので、わりと快適らしい。

 防弾防刃性能、さらに硬化衝撃吸収機能付き。

 ゴスロリはともかく、プチハットはわりと受け入れられている。


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