キャラメイクサプリメント:魔法、異能
簡易魔法
◎習得法
薬剤の入ったスプレーを鼻に吸引するだけ。
薬剤の効果により、脳が活性化し魔力を認識できるようになる。
その後教材により学習を深めて使えるようになる。
◎できること
・身体強化
超人的な身体能力と頑丈さ、回復力を得る。
魔力、あるいは気の力はオーラのように人体にまとわりつくモヤのようなものとして認識され、体内に循環させたり、拳などに集中させたり、鎧のように纏うことで発動する。
・具現化
魔力を凝縮させて物体を具現化する。
主な使い方は武器を作り出したり、氷や炎、電気といった攻撃魔法を作り出す。
訓練すれば自分自身の肉体の欠損部位を具現化させて体を再生させることもできる。
・物体操作
魔力を物体に流してマリオネットのように操る。
体から細い糸のようにした魔力で遠隔操作したり、触れることで乗り物を無理矢理動かすといったことが可能。
また、魔力で操作されている物体は魔力による強化も可能で、この技術により炎や冷気、あるいは魔力そのものによるエンチャントが可能。
・魔力吸収
物品や周囲から魔力を吸い込む。
◎スケール
おおむねの使い手はスタンドのような対人規模です。相手にできる大きさは多少大きくてもモンスターハンターのモンスターくらいです。
銃のように飛び道具として使う場合はもうちょっと強くて対物ライフルを連射できるような感じになります。
古式魔法
◎習得法
昔ながらの厳しい修行と神仏や魔道具との契約で使えるようになります。
◎できること
拝み屋や陰陽師や忍者、エクソシストができそうなことはだいたいできます。
◎制限
魔道具や触媒、さらに詠唱が必要です。
◎スケール
普通は対人規模ですが、入念な準備があれば都市一個まるごと術中にすることも不可能ではありません。
もちろん、規模がでかくなればなるほど準備にかかる手間と費用、必要な技量は大きくなります。
異能
◎習得法
魔術や武術を怨念や妄執といえるレベルで極める、というのがかつての常識でしたが今ではひょんなことからなったりします。
いずれにしても、異能の核となるのは術者の強い願いです。
あなたには何をしてでも叶えたい願いがあるはずです。なければ、力の使い道を決めておかねばなりません。もしくはせめて力を使わない道を探る必要があるでしょう。
◎できること
・「効果範囲内の物理法則を書き換える、あるいは新たに物理法則を作り出す」
あなたが強い願いのために「物体は地面から天に落ちるものだ」と願えばその通りになります。
もっとも作れる法則は一人一個が原則です。一つの願いに複数の動作が織り込まれているのはOKです。
・「効果範囲内の様子を知る」
異能の効果範囲はあなたにとって手の平の上も同様です。
術者によって解像度の差はあるでしょうが、ある程度は内部の様子を把握できます。
・「力を分け与える」
異能者はその願いに賛同する者に力の一部を与えられます。
本体よりは弱いでしょうが、同じような力をある程度は扱えるようになるでしょう。
また、賛同者が分け与えた力を使うとき、あなたから流れる力を通してその場の状況を知ったりできます。
慣れた者であれば、分け与える力を通して自分の分身を送ったり、賛同者が居る場所から効果範囲を広げたりできるでしょう。
・「不死」
異能者になった場合、多く不死身の再生能力を得たり不老長寿を得たりします。
あなたはもはやイモータルなのです。ただし、心が折れなければ。
いかに不死の力を持っていても蘇る気がなくなれば死人も同然です。
◎制限
効果範囲は後発ほど小さくなる傾向があります。先発よりも強い願いが必要になるからです。
これを克服する方法として力を分け与えた賛同者を使います。
賛同者が多ければ多いほど範囲と強度は増えます。
◎例
今までに記録された「異能」を記しておきます。
能力名;「天道・救世曼荼羅」
能力者:「最初の魔術師」パトリック・R・ハルマン
領域:首都圏全域
概要:
「範囲内の全てを把握し、原子レベルで組み替える力」
領域は首都圏全域。
彼にとってはどんな病でも呪いさえもたやすく「直す」ことができる。
そして範囲内のすべてを見渡し、許せないものがあれば、たやすく破壊することもできる。
能力名:「ブレンネン・ウェイストランド」
能力者:ギュンター・ノイマン
領域:100km
概要:
「領域内の全ての『武器』を操る」
能力名:「人道・豊葦原千五百秋瑞穂国」
能力者:白瀬雷人
領域:50km
概要:
「領域内の把握している全ての物品を無限にコピー、量産できる」
能力名:「天道・陰界桃源郷」
能力者:鬼院楼蘭
領域:300km
「領域内の任意の物を任意の能力を持つ妖怪にする」
任意の物体を妖怪という生命にする能力。妖怪にさせる過程でその生態を決めることができる。
応用で任意の作物を作る、ということもできる。