魔王城の攻略後~其の2
後、もうちょっと。
~ユリアのダンジョン。~
通称「竜王乃峰」
この世界の最高峰の山脈を丸々使ってダンジョンにしました。
頂上に近づけば近づく程、モンスターの内容が変わる様にした。
外部ダンジョンは、此方が想定する出入口から弱い順に。
蜥蜴系と魔蛇系。
リザードマンにハイ・リザードマン。
プチドラゴンにレッサードラゴン。
ブラウンドラゴン。
空の防衛は、下位エリアはワイバーン。
上位エリアは天然の要塞で雷雲と落雷。
途中からは上に行けず、門番からしか頂上に行けない様に設定する。(無理やり行けるのは創造神のみ。)
門番とは、内部ダンジョンの唯一の出入口。
門番には、ガーディアンモンスターが居るが強化されたブラウンドラゴンが2体。
内部ダンジョンは、全てが巨大で通路も巨大でエリア・ボスが居るドームも巨大。
徘徊するモンスターは、属性系ドラゴン。
最初のエリア・ボスがブラックドラゴン1体と属性系ドラゴン4体。
中盤のエリア・ボスがゴールデンドラゴン1体とブラックドラゴンが2体。
最後のエリア・ボスがカオスドラゴン1体とブラックドラゴン1体とゴールデンドラゴンが1体。
クリアすると、宝箱が出る。
宝箱の中身は、20人くらいを一生涯を遊んで暮らせるくらいの金銀宝玉が入っている。
それを回収すると、2つの転移陣が出現する。
片方は、最初の出入口の前に転移する。
もう片方が、頂上に行ける道の前に転移する。
因みに、頂上の方を選択して転移陣に入るとアナウンスが入る。
「此方は、ダンジョン・マスターに繋がる転移陣です。今までとは比べられない程に命の保障は有りません。それでも使用しますか?」というようにね。
頂上に行くと、ユリアが待っている。
攻略挑戦者の旨味はドラゴンだと、「皮」「爪」「牙」「鱗」「肉」「内臓」「骨」「血液」「眼」等の全て該当する。
内部ダンジョンに入ると、小部屋を幾つか準備して開けると中身は、金銀宝玉。売買すれば、10人は一生涯を遊んで暮らせるくらいの価値が有る。
とりあえず、大雑把な概要は決まった。
これを今後、ユリアが何年も掛けて成熟させていく。
~メリアのダンジョン~
通称「草原と森林の魔獣の楽園(仮)」
大草原と大森林が引っ付いている場所を発見したので、そこをダンジョンにした。
しかし、余りにも範囲が広いので、俺が指定した出入口以外の草原に抵触している所は、地面の下もダンジョンの支配下に置いて、断崖絶壁にした。
どれくらい広いかというと、普通は東○ドーム○個分とかいうだろう。違うんだよな。学○都市2つ分だ!
どうだ!広過ぎるだろう?
だから、外周部に区切りをつける為に断崖絶壁にしたんだ。
勿論、草原と森林だけでは無く、丘が有ったり、小山が有ったり、湖が有ったり、僅かだが荒野と岩山が有ったり、火山が有ったり、それなりにバリエーションは有る。
此処も、中心部に近づけば近づく程にダンジョン・モンスターは強くなっていくし、単発から群れに変わっていく。
当然、広過ぎるとはいえ、ダンジョンだから裏から直接的に攻略するのは不可能だ。視覚的にも無駄な努力をさせない為に断崖絶壁の山脈でセリアの居住区等を囲んでいる。
知識も道具も無く、空にはモンスターが居る状態で命綱無しで、ロッククライミングする馬鹿は居ないだろう。
メリアのダンジョンは頭の部分が半分程小さい瓢箪を思い浮かべて欲しい。
瓢箪の底が広い所の中心辺りが、ダンジョンの出入口で、真ん中の括れ手前の所に内部ダンジョンの出入口が有る。内部ダンジョンに入ると、火山と荒野のエリアだ。
徘徊するモンスターはオルトロス系で、当然、エリア・ボスはケルベロスだ。
これを抜けると、今度は逆に氷山と雪原のエリアだ。
徘徊するモンスターはスノーウルフ系で、当然、エリア・ボスはフェンリルだ。
エリア・ボスを倒すと宝箱が出現する。
中身は、金銀宝玉で10人くらいが一生涯を遊んで暮らせるくらいの価値が有る。
その後、転移陣が2つ出現する。
片方は、最初の出入口。もう片方がメリアが待つ遊技場だ。主に鬼ごっこが主流になる。勿論、メリアが鬼役。メリアが満足すると転移陣が現れて強制転移で出入口にただいまになる。
再挑戦者がメリアのエリアに入ると今度こそ、生死を賭けたバトルだ。
命が助かったのに、また来るという事は金や権力では無く、名誉や武勲だろうからね。
攻略挑戦者の旨味は、毛皮。牙。爪。食料としての肉。薬としての肝。オマケで武勇。って所かな。
ダンジョンの外部モンスターは、
グレーウルフ、フォレストウルフ、監視員と密告者を兼ねる魔鳥系を配置している。
群れで襲って来る恐怖を存分に味わって欲しい。
~ダリアのダンジョン~
魔の大森林程では無いが、負けない大森林とその奥の中心部の樹海がダリアの外部ダンジョンだ。
樹海の中心に内部ダンジョンの出入口が有る。
外部ダンジョンのモンスターだが、魔虫系や魔猿系、魔樹系が徘徊している。
内部ダンジョンの出入口には、門番が居る。
強化された魔猿系だ。
内部ダンジョンは、出現するモンスターは外部ダンジョンと同じだが、攻撃に因る結果が「状態異常」系。
攻撃を受ければ、毒や麻痺等の何かしらの状態異常系になる。
内部ダンジョンは5階層で、全てが樹海。
階層が下に行く程、広くなりモンスターの数も増えて、攻め方が過剰になる。
攻略挑戦者の旨味は、薬に成る素材。
外部や内部を問わず、薬に成る素材が大量に存在する。
更に、内部ダンジョンの2階層には、ゲーム等でよく有る万能薬の「エリクサー」の素材が有る。
頭と胸部と心臓が動いていれば、完全再生の回復だ。(創造神にシステムに介入して変更させた。)
この「エリクサー」は、数百年掛けて、噂と事実をばら蒔く予定。
ダンジョン・ボスは蜘蛛系だ。
攻略後は、他のダンジョンと同じだ。
ダリア行きを選ぶと森のコテージ風の家が有り、ダリアが接待する。挑戦者がそれで満足すれば、「エリクサー」を挑戦者の人数分を渡す。
挑戦者が満足せずに欲望に染まれば、コテージそのものがモンスターになり、挑戦者を喰らう。
勿論、ダリアは避難済み。
正直。俺がこの4つの中で1番遠慮したいのが、ダリアのダンジョンだな。
俺が主導とは言え、エグいダンジョンを作ったわ。
モンスターって普通デカいじゃん。でも、このダンジョンは、前世のジャングルと同じ小さい脅威が存在する。
軍隊蟻とか、蛭や蜘蛛とかね。
移動中や休憩中に、「チクッ」と来たら状態異常。
周りの薬の素材で助かる可能性は有るけど、「もしも」って有るから怖い。俺は選びたく無い。
こうして、4人のダンジョンは完了した。
これから、それぞれが創意工夫して欲しい。
さて、次は。
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
ドッペルゲンガーを30体召喚せよ。
《了解しました。……完了しました。ドッペルゲンガーを30体召喚しました。》
「ドッペルゲンガー達よ。俺の記憶から学習したな?」
「はい。マスター。」
「ならば、各種族の主要都市等に行き、「リバーシ」「チェス」を流行らせろ。それと人化がバレないようにな。」
「はい!」
これで、将来的に現れるかもしれない転移者や転生者に安易な金策を取らせん。
ドッペルゲンガーを親子で子供役は赤ちゃんにして、訳有り移民者に偽装。
赤ちゃん役が、10才くらいになったら、行動開始。
お次は、やってみたかったアレをしますか。
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
人族勢力分布第3位の主要都市に送るドッペルゲンガーを30体召喚せよ。
《了解しました。……完了しました。ドッペルゲンガーを30体召喚しました。》
「俺の記憶から学習したな?」
「はい。」
「ならば、管理者や支配階級を掌握せよ。そこを俺のダミーの本拠地にする。」
「畏まりました。」
「後、人化がバレないようにな。」
「はい!」
では、いよいよの世界観光に行きますか?
………………………………。
……と、喜んでいた俺やアリア達が過去にいました。
低い文化は、1週間で全員飽きました。
満場一致で、数百年の長期睡眠をする事に決定しました。
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
命令を受けている各担当は基本的に現状維持とする。緊急時は各判断で対応せよ。
《了解しました。……完了しました。命令を受けている各担当に通告しました。》
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
ダンジョンモンスターのブラウンドラゴン5体をダンジョン地上部に召喚せよ。
そして、此処より遠く離れ互いに距離を保ち、40年から60年の周期で、近隣の建造物を破壊せよ。破壊後は、棲息地を移動せよ。これを繰り返す事を命令する。
《了解しました。……完了しました。命令を受けている者に通告しました。》
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
ダンジョンの先駆者の命令を受けている者は、人族勢力分布第3位の国を本拠地にせよ。
《了解しました。……完了しました。ダンジョンの先駆者の命令を受けている者に通告しました。》
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
ダミー・ダンジョンから「マジックバック」を宝箱から入手出来る様にせよ。品質は、3段階に分け、最大を容量を50mⅩ3、時間経過を遅延にせよ。
《了解しました。……完了しました。ダミー・ダンジョンの管理者に通告しました。》
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
ダンジョンの先駆者の命令を受けている者は、先駆者の地位を確たる物にした後、冒険者ギルドを設立せよ。
《了解しました。……完了しました。ダンジョンの先駆者の命令を受けている者に通告しました。》
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
基本は現状維持として、不足が発生した場合は補充せよ。
《了解しました。》
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
ドッペルゲンガーを4体召喚せよ。
《了解しました。……完了しました。ドッペルゲンガーを4体召喚しました。》
「お前達は、アリア達幹部モンスターのダンジョンに行き、管理をせよ。」
「畏まりました。」
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
これより、ダンジョン・マスターと幹部モンスターは、300年の長期睡眠に入る。
前回同様に魔王城に侵入や命令を受けている各担当が対応出来ない場合は緊急時として、ダンジョン・マスターを覚醒させよ。
《了解しました。……完了しました。命令された内容が発生した場合、ダンジョン・マスターの覚醒を開始します。緊急時で無い限り、300年後にマスターと幹部モンスターの覚醒を開始します。》
「300年も有れば、世界も発展しているだろう。遊戯も流行らせたしな。」
「我が君。300年後が楽しみなのじゃ。」
「旦那様。300年も有れば、大丈夫ですよね?」
「ご主人様。300年後に起きたら、駆けっこしよう。」
「我が主様。ボクのダンジョンは大丈夫かな?」
「ダンジョン・コアに命令をしているから大丈夫だ。
じゃあ、お休み。」
「「「「お休みなさい。なのじゃ。」」」」
~300年後~
《ダンジョン・マスターの命令により覚醒を開始します。》
「ダンジョン・コア、緊急時か300年後か?」
《マスター。300年後です。》
「という事は、命令を受けたモンスターは頑張ったんだな。」
ダンジョン・マスターからダンジョン・コアに命令する。
ダンジョン・マスターから命令を受けている全モンスターに感謝している事を伝えよ。
《了解しました。………………完了しました。命令を受けている全モンスターにマスターの感謝を通告しました。》
「我が君。おはようなのじゃ。」
「旦那様。おはようです。」
「ご主人様。おはよう。」
「我が主様。おはようございます。」
「皆。おはよう。」
さあて、待ちに待ったやりたい事を始めますか。
暖かい応援メッセージと星の加点をお願い致します。




