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初ダンジョンの構築~其の2

まだ続くよ。



あれから、1年の月日が経つ。

俺達はお互いにレベリングを繰り返し、自身の強さを上げていった。各々(おのおの)の個性は伸ばしつつ、基本を押さえてやっている。


ユニークモンスターであるアリア達は召喚時に(すで)に相応の強さを持っていたから、俺がアリア達に追い付くまでが大変だった。

お蔭で、今ではドラゴンと腕力勝負で互角になり、フェンリルと駆けっこで同時にバテり、トゥルー・ヴァンパイアやエルダー・ドライアドに魔法勝負で勝ち越している。


転生したから多少は(いじ)られているだろうが、ただの人間がドラゴンやヴァンパイアに勝てるようになるとは感慨深いものだ。


さて、最初の公式作業をしますか。


ダンジョンの地上部のモンスターの強さに変化は無いか?

(わず)かでは有りますが変化しています。》


良し!システムは作動している。


次は1年後にする本命の魔王城出現だな。


俺の公式作業は終了した。次は1年後だ。

昼食にしよう。

最初の1週間ぐらいは物珍しさから、この世界の食事をしていたが、流石に基本的に「塩」と「砂糖」と「胡椒」だけの食事は飽きた。転生した以上はと我慢したが、もう無理。

DPを使い、地球産の食事に変更しました。

(ちな)みに、アリア達は直ぐに地球産の食事の(とりこ)だ。


「我が君。次の1年後に魔王城が出現するのじゃな?」

「ああ、そうだよ。しかし、期間が長いよな。1年後に魔王城に魔王が出現。世界は初めて世界の脅威に対面する事になる。」

「我が主君。魔王城と魔王を出現した後の予定を聞いても良いか?」

「そうだな。DPを使い、このダンジョンの地上部に魔王城を構築する。外見と中身は俺の記憶とダンジョン・コアに入っているデータベースから標準装備の王城を混ぜて、それらしく作る。後は、魔王の強さを、お前達が99だとしたら、魔王は40ぐらいにして、後はその部下を作る。」

「ご主人様。そんなに弱くて大丈夫?」

「それなら、大丈夫だ。現在の人族最強が20ぐらいだぞ。」

「ボク、知らなかったよ。」

「魔王の存在理由が、同種族や異種族の戦争を無くすか抑止が目的だ。だから、魔王城には主要な種族が揃わないと先に進めない仕掛け等を設置する。これによって、一方的に1つの種族を(ないがし)ろに出来ない様にする。」

「我が君。主要な種族とは?」

「人族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族、魔人族。とりあえずはこの5種族が候補だ。」

「旦那様。どの様な仕掛けを設置されるのですか?」

「う~ん。考えているがまだまだ纏まらなくな。お前達も思い付いたら教えて欲しい。」

「ご主人様。アタイ頑張って考えてみる。」

「我が主様。ボクも思い付いたら教える。」

「ああ、頼んだ。」

「後、我が君。魔王城と魔王を出現した後は、世界に向けて何をするのじゃ?」

「バレない様に世界中に内偵を出して、俺が屑だと判断した奴が多い村や町や都市や王都を見つけ出す。そんで、そういった屑の多い場所をモンスターに襲わせて、魔王出現の恐怖を拡散する。逆に俺がマトモだと判断した場所には、命に危険が無い様に建物とかを壊して、適当な怖いセリフを言って魔王の脅威を見せる。」

「旦那様。回りくどくないですか?」

「まあ確かにな。だがな、やはりマトモな奴が悲惨な目に会うのは見たくねえんだ。」

「ご主人様。優しい。」

「お前達にも手伝って貰うつもりだ頼むぞ。」

「ボクも手伝います。」

「そんときは、当てにしている。」

「我が君。何も1年も待たずとも内偵だけなら、今からでも良いのではないかなのじゃ。」

「確かにそうだな。」

「少し昼食が遅くなったが、食べたら内偵の準備をするか。」

「「「「はい。なのじゃ。」」」」



昼食終了後に俺達は執務室に来た。


DPを消費して、潜伏や隠蔽等を得意とする精霊や小悪魔や小動物系の管理が出来るモンスターを召喚する。

《了解しました。蟲使い、獣使い、魔影騎士、各上位精霊を召喚します。………………完了しました。》


光を放ち、直ぐに消えたら、蟲使いと獣使いと魔影騎士デュラハンとイフリート、ウンディーネ、ノーム、シルフ、アウラ、シャドウが現れた。上位精霊の名前は便宜上、俺が付けた。


「俺の記憶から学習して理解しているな?」

「「「はい。マスター!」」」

「では、人族の王都や都市や街を中心に屑共を洗い出してこい。時間は有るから、じっくり探してくるんだ。行け!」

「「「はい。マスター」」」


「これで、今後の世界への対応もしやすくなるだろう。」

「旦那様。何故、人族限定にしたのですか?」

「そりゃあ、俺が嫌う屑は人族に多いんだよ。比率的に言うとだな。

人族20人居たら、エルフ族と魔人族が10人。ドワーフ族が4人。獣人族が2人。勝手な予想だが、こんな感じだ。」

「ご主人様。だから真っ先に人族に内偵をだしたんだね。」

「ああ、そうさ。」

「我が主様。我が(しもべ)のトレントを各地の人族が多く侵入する森林に配したら以下がでしょうか?」

「それは良い案だ。早速、召喚しようか。」


DPを消費してエルダートレントとトレントを召喚する。

《了解しました。………………完了しました。》

「……」

「我が主様。この者達が召喚されて嬉しいと申しております。」

「それなら良い。さて、お前達にも内偵を手伝って貰う。各地の人族が多く侵入する森林に潜り、情報を集めるんだ。勿論、途中で数を増やして良いぞ。」

「……」

「我が主様。この者達が大変喜び、お役目をしっかり果たすと誓っております。」

「そうか。なら頼むぞ。」

「転生前にしっかりシステムにチェックを入れて良かった。システム変更したお蔭で、ダンジョン・コア以外は、ダンジョン外部に出れるからな。」

「我が君。そうじゃのう。」

「魔王が負けたら、当分は暇になるから世界を見に行こうな。」

「「「「」はい。なのじゃ。」」」



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