非日常
じっくり考えていたら
いつの間にか日が経っていました。
気をつけてくださいね?
・・・で囲ってある所は作者のセリフ?です(笑)
時間は午後2時。
昼食を食べ2階の掃除を終わらせた良太は、リビングのソファーに寝転がり、スマホに集中していた。
ピンポーン♪
( また客か・・・今日はとことんのんびり出来ないな。 )
良太は玄関に向かい、ドアを開けた。
「 こんにちは!宅急便でーす。サインか印鑑をお願いしゃーす。 」
( なんか頼んでたっけ?実家からか? )
「 サインでいいですか?ペン貸して下さい 」
( 送り主は見た事ない名前だな・・・宛先は俺だけど、誰からだ? )
「 ありがとうございましたぁー! 」
良太は段ボールを受け取り、リビングへ戻ると
少しの警戒もせずにガムテープを開いて中を見ると驚愕した。
「 な!・・・パ、パ、パン〇〇ーだと! 」
なんと、明るい黄色の女性用下着が2枚入っていた。
さらには明らかに粘度がある透明の液体が小瓶に入っていた。
・・・ただの液体です!粘度があるのはパッと見です!触ってもこぼしてもないです!・・・
( なんだこれ?白っぽい・・・硬そう? )
良太は別の小瓶を振りながら考えて、ひとつの答えにたどり着いた。
( 白っぽくて硬くて、この形・・・人の爪・・・ )
段ボールの1番下には手紙が入っていた。
良太は手に取り封を開けて読んだ。
良太さんへ♡
下着とか爪とかごめんなさい♡
あなたと一緒に居れる気がして送りました♡
いつか会える日まで大切にして下さいね♡
( は・・・?え、これってストーカーとかゆうやつか?俺モテたんだ!ってそんな場合じゃないな・・・どうしよう。取り敢えず後が怖いから、厳重に封をして隠しとこう。 )
可愛い丸文字の手紙を読み終わり、良太は恐怖したが正直、この子に会ってみたいと思う変わった性格の持ち主なのだ。
・・・皆さんは気をつけて下さいね。作者本人はこういった事はありませんが、女心は秋の空と言います。女性の方も変な性格の男にはお気をつけて。・・・
その後、何もなく夕飯を食べ明日に備えて眠ることにした。
牡丹の事だ、明日にでも引越しに来そうだと考えたのだ。
前書きの意味が分かりましたか?
では、次話もお楽しみ下さい。