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終わって始めた花畑  作者: SHELLY・BOSS
42/62

芽吹き

台風の影響は大丈夫でしょうか?


備え等をしっかりして、安全確認を怠らないようにしてくだいね<(_ _)>

花畑荘の4人が決意を固めていた時。

4人が住む町の、とある一軒家で騒ぎが起きた。


3人娘の長女が「 前世の記憶を取り戻した 」

と、言い出して町の医者や市内の医者を転々と

して原因を探ったが誰も見当もつかなかった。


「 お父様。お母様。わたくしは、ある所に行かなければなりません。 」


「 何を言うか!これから大事な市長選がある時に! 」


「 お父様の為の!市長選です。わたくしは・・・ たった1人の孫の為に行かなくてはなりません!」


「 何を言っているの!あなたに孫なんて居ないでしょう! 」


「 お母様には分からないと思いますが、わたくし・・・いいえ。わたしの孫が待ってる。 」


そう言うと、家を飛び出し車に乗って走り出した。



「 あの子、来ないわね〜 」


金蘭はソファーに座ってスマホを見ながら言うと、


「 怖気付いてビビっとんや!アタシの怖さが分かったんやろ! 」


牡丹がフンスッと鼻息を荒くして言った。


ピンク髪のハッピーな女の子。桃海桜が花畑荘に来てから、そろそろ2ヶ月が経とうとしていた。良太が懸念していた様な、立ち退き等の話は1度も出てきていない。


・・・空白の2ヶ月は番外編の様な形で書かせていただきます<(_ _)>・・・


「 この時期お偉いさん達は忙しいんですよ〜。 ほら、町長選とか市長選で、色んな人に根回しとかしないとですからね〜。」


向日葵が現実を直視した理由を言うと、みんな納得して頷いた。


「 あ!もうこんな時間や。アタシ出掛けてくるわ〜。 」


牡丹は時計を見ると慌てて身支度をして、玄関を飛び出して行った。ここ2週間ほど牡丹は、慌てて出掛けることが多くなったり、たまにナイーブになったと思ったら、掃除が甘いと激怒したりと。感情の大波が来ていた。


「 やっぱりおかしいよな。2人は何か知ってるか? 」


良太が聞くと金蘭と向日葵は、ため息をついて、


「 あんた本当に分かんないの?やっぱり男はダメね。 」


「 良太さん。そのテンションで牡丹さんに聞いたら、間違いなく泣かれますよ。 」


「 あ、あぁ。気を付けておく。 」


良太は首をかしげながら言うとスマホで、

彼女 怒る 泣く 不安定

と、調べて難しい顔をしていた。

良太は何かを調べる事が少し苦手で、見当違いの記事を読んでいた。



牡丹は疲れを少し感じながら診察を終えて、帰り道を歩いていた。


( アタシもとうとうかぁ・・・意外と精神的に来るもんやなぁ・・・アタシの中に命かぁ・・・ )


牡丹はお腹をさすりながら、花畑荘へと紙袋を持って入った。

金蘭と向日葵は、牡丹を気遣う様に毛布を持ってきたりしている中。良太はスマホを操作しながら外へ向かった。


「 金蘭、向日葵。少し牡丹を頼むぞ。 」


良太はいつになく真剣な顔で言うと、玄関を出た。良太は美咲に電話をかけた。


「 もしもし。え?知ってたのか。うん。2人は毛布持って行ったりしてる。うん。・・・確かに。 俺が聞くの?はい・・・はい・・・じゃあ後で。 」


良太は電話を終えて、家に入り牡丹の全身を見て美咲に言われた事を改めて、実感した。

ソファーの牡丹の隣に座り、手を握って呟いた。


「 牡丹。かぁさん達が来てくれるって。気付かなくてゴメンな。 」


牡丹は良太の言葉を聞くと、涙を流しながら、


「 遅いよ良太は・・・これからはちゃんと手伝ってや。 」


そう言って、良太を抱きしめた。

良太は初めての事で分からない事だらけだがしっかりとサポートする!と決意した。

色々と調べる事があるので、次話は明日です。


次話もお楽しみください┏●

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