ハッピーヘッドはいかがですか
翌日。
良太はしつこいインターホンで目を覚ました。
ピンポーン♪
ピンポーン♪
ピンポーン♪
「 はーい!どなたですかー! 」
少しイラッとしながら良太は玄関に行った。
「 おはようございます!次の町長もぜひわたくしにとお願いしに来ましたー! 」
目がくらむほど明るいピンクのハッピを着た、頭ハッピーなおじさんがニコニコしながら立っていた。
「 朝っぱらからインターホン連打する人が町長ですかぁ・・・さよなら。 」
良太が玄関のドアを閉めようとすると、
「 黒川くんじゃない?久しぶりー!高校以来ね! 」
( 誰だよ?インターホン連打しる頭のハッピーな人の知り合いの人の、知り合いは居ないぞ? )
良太は声がする方を見ると、同じようにピンクのハッピを着た、ピンクの髪のハッピーな女の子が笑顔で手を振っていた。
「 すいません。どなたですか? 」
良太はあからさまに嫌な顔をすると、玄関を閉めて鍵をかけた。
「 おはよぉ・・・朝から何だったのぉ? 」
寝癖がついた牡丹が起きてきて、良太に尋ねる。
「 町長だったよ。ピンクのハッピでハッピーな人だったよ。 」
「 ピンクのハッピ?ホンマにハッピーな人やったんやなぁ。 」
牡丹はあくびを1つして、目をつぶり、良太に訴えている。おはようのキスを早くしろと。
良太は牡丹を抱いてキスをすると、
「 これで1日の始まりやな!あ、な、た♡ 」
最近、牡丹は良太をまれに、あなたと呼んでいる。良太はその度になんて返せばいいのか分からず、牡丹やお前。と返している。
1度だけ、ママと呼んだら牡丹はドキッとして、
少し怒っていたので、良太はママとだけは呼ばないようにしていた。
金蘭と向日葵も起きてきて、町長の話をすると牡丹と同じように、ハッピーな人と、町長を印象付けていた。
ピンポーン♪
ピンポーン♪
ピンポーン♪
昼食を食べ終わって少しした頃、またインターホンを連打する音が聞こえた。
「 うるさいわねぇ。私が出るわ! 」
金蘭はドスドスと玄関に行って対応した。
「 家を間違えましたー! 」
金蘭がリビングに戻り3人に、
「 なんかピンク髪の女の子がいたけど、帰っていったわ。 」
ピンポーン♪
ピンポーン♪
「 アタシが出る! 」
牡丹は金蘭より足音を立てて行く。
「 あれ?さっきと違う人・・・家を間違えました! 」
牡丹は、誰が見ても怒った顔をしながら、
「 次に来たら、良太とアタシが出る!もう許さへんで! 」
牡丹は立ったままインターホンが鳴るのを待っていた。
ピンポーン♪
ピンポーン♪
「 行くで良太!絶対文句、ゆうたる! 」
良太と牡丹は、腕を組んで玄関へ行った。
お次はピンク髪です(笑)
朝からのインターホンって腹たちますよね〜
次話は明日です。
次話もお楽しみください┏●




