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終わって始めた花畑  作者: SHELLY・BOSS
19/62

あなたを助けます

少し早い時間ですが投稿出来ました!


お楽しみください┏●

ほどなくして、お湯が溜まり先ずは良太から入ると思っていたが牡丹がジャンケンに勝ったようで1番に入ると聞かなかった。


( 俺はジャンケンに参加してないんだか? )


良太は悟った。この家で偉いのは女性達だと。

大家とゆう肩書きだけで、実権は彼女達が握っているらしい。だか良太はこれでもいいかと思っていた。女性が強い国は栄えると聞いたことがあるからだ。

家族も一種の国のようなものだ。


・・・尻に敷かれた方が色々と上手く回りそうですよね(笑)・・・


「 それじゃあ、アタシいっちばーん! 」


牡丹、金蘭と入り最後の良太が入る番が来た。

浴槽に肩まで浸かり考え事を始めた。


( この先、どんどん楽しくなるんだろうな・・・ ワクワクしてくるな・・・でもあの荷物は誰からなんだろう・・・やっぱり怖いな・・・ )


牡丹が花畑荘に住む前日。

宅配で送られて来た中身が異様な荷物。

色々と考えていた良太はいつの間にか、眠りに落ちて比例するように、頭が浴槽の中へ入って行った。


( え!良太さんが溺れて・・・どうしよう・・・ そうだ!確か近くのゴミ置き場に・・・)


お風呂を覗いていた影は、地区のゴミ置き場へ走ると段ボールを見つけた。


( あった・・・後はあれさえ・・・ )


段ボールを抱えて花畑荘の庭へ放り込んだ。

花畑荘の庭はちょうどリビングから見える位置にある事を知っていた。


( えっと、えっと・・・えへへー持ってた。 今日が雨で良かった。 )


体が冷えるといけないのでカイロを複数持参していた。庭にこっそり入り込み、カイロの袋を破り中身を段ボールにまぶした。

カイロの鉄粉+空気で化学反応が起こり、鉄粉が酸化する時の熱で火を付けようとしたのだ。


・・・上手くいくとは思いませんが、マネはしないようにして下さいね?責任は負いませんよ。・・・


5袋目を破くと同時に勢いよく段ボールに火がついた。幸運な事に段ボールにオイルライターの

オイルが染み込んでいたのだ。


・・・細かいことは言いっこなしでお願いします。

火が着いたと事実だけを受け止めて下さい・・・


いきなり燃え上がった事で、少し漏らしてしまい下着を濡らしてしまった。


( ここまでしたんだから、気づいてよ。**の良太さんを助けなさいよ・・・ )


影は履いていた下着を脱ぎ、小石と一緒に丸めて窓に投げて、走り去った。

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