自己紹介的な始まり
( ここは・・・どこ? )
真っ暗な世界で元気な女の子の声が聞こえる
「 ごめんなさい!あたなとは付き合えません
元気出して、あなたモテると思うよ! 」
( あぁ・・・夢か・・・振られた時の )
ぼんやりとした意識の中で、そう自覚した
「 ごめんね。わたしのタイプじゃないの 」
違う声が聞こえた。
先程とは違うどこかバカにしたような声
( この子まで夢の中に居たんだ )
意識がハッキリとして
徐々に光が見えてきた
窓から光が差し込み、フィギュアと布団しか無い部屋の中央。
黒髪で太り気味の青年が目を覚ました。
「 やぁな夢。 」
そう言って目を擦りながら、スマホを弄り始める。
この青年が主人公、黒川良太
・祖母が遺した3階建ての一軒家に住む21歳
・親戚の叔母が経営している障害者向け職業訓
練施設で働いている
・女性に対して苦手意識が少し有る
・彼女いない歴=年齢
・告白を受けても、苦手意識から断っている
スマホをひとしきり弄ると体を起こし、リビングへ向かう。
良太の部屋はリビングの隣で、扉を開けて廊下の先にある。
「 今日は土曜か。仕事も休みだし、転んで、の
んびり過ごそっ 」
ピンッ♪ ポーン♪
早速のんびりを壊された。
非モテの妄想です。
宜しければ次話もどうぞ。
一応、不定期更新ですが
毎日投稿、目指します!