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不思議な伝説ポロポロの木  作者: 森禮(モレ)
29/33

血は繋がらない家族

チップーー ラッタァー


ミミズクのオルーガでした


そのはるか後ろに息を切らせながら

医者のベークが歩いてきます



オルーガ

こっちのルートとは思わなかったぜ

じいさんと草原徘徊しちまったよ


ベーク

おぉうさぎの兄弟 モーレの息子達よ


ベークは二匹を強く抱きしめました



チップ

迎えにきてくれたの?



ベーク

あぁ チップとラッタが大変だって

オルーガが知らせにきてくれて



オルーガ

いろいろ大変だったぜ

狼が来た時は終わりかと思った


ベーク

結局その狼がチップとラッタのルートを教えてくれたんだがな


ラッタ

おいら達 誰にも教えてないぞ



オルーガ

一匹が居場所を知らせに来て

もう一匹が少し尾行してたらしいぞ

猿の森にはいるあたりまで


チップ

アルファの一族だ




ベーク

それより 無事で良かった

ラッタ足を痛めておるな

わしが治療しておぶるぞ

まだまだこのベーク 健在じゃ



ラッタ

おいら歩く 最後まで


ベークはそうかそうかと

ゆっくりうなづきました



オルーガ

しかしよくお前ら狼につけられるな



チップ

よく?


オルーガ

やっぱり気づいて無かったな

崖の事



チップとラッタはアルファの話を思い出します



チップ

その狼からオルーガが引き離してくれたんだね



オルーガ

違う、、、俺とマーサは作戦に従っただけだ

ムジナの








オルーガ

ムジナ流 幻想と誘惑の術

とか

たいそうな事言っていたが


ようは

お前らを崖から落とし

ムジナが狼の囮になり

俺がまるで別方向に逃げ

撹乱させる作戦だな

狼の目的がポロポロの木だって事は

薄々わかっていたからな




ラッタ

しっ 師匠ーーーーーーーーーーーーーーーー!



オルーガ

吾輩は伝説になる

その伝記はチップに託そうと言っていたぞ



チップ

(ーー;)ありがとうとは思うけど ハハ

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