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不思議な伝説ポロポロの木  作者: 森禮(モレ)
13/33

白馬⁈

林道には月の灯り


月ほど便利なものはありません



暗いときほど活躍するからです




先ほどの戦撃がウソのように森は静まり返っています


トボトボとウサギの一行は歩いています



ラッタ

ねえねえ 名前なんて言うの?



ムジナ

ないよ



ラッタ

なんで



ムジナ

必要ないから



オルーガ

あればあしがつきやすいからな



ムジナ

ムム ごもっともw




チップ

そんな事より あの白馬なんなんだよ

なんで僕らを助けたんだ 君も!



ムジナ

旅をしたのだよ

吾輩と白馬と仔馬と君らの父と



チップ ラッタ

えッ!!!



ムジナ

白馬にも君らの父モーレにも

目的があったのさ

ポロポロの木に行くための


君らの父はあれだろ

森の大寒波とかなんたら

比較的この辺はあまり影響なかったがね

そんで もともと病気だった仔馬が、、、



チップ

まってよ まってよ 整理つかないよ



チップは足を止めた



オルーガ

話せよ全部



ウサギの一行は林道の茂みに腰を下ろします

今夜の寝床をここに決めました

ちょうど木の根元にはどんぐりやらきのこやらがあり 少し先には川の音も聞こえます



ムジナ

なかなかの宿泊施設だなぁ


ムジナはさっそく あたりの食べ物をムシャムシャ食べはじめました




ラッタは何故かワクワクしています

月夜に仲間と寝る前のお話

楽しくない訳がありません



チップ

さぁ聞こうか



ムジナ

んーー。 口止めされてたんだけどなぁ

まぁルーラ あぁ 白馬のことね

死んだからいいか




ムジナは少し月を見て何か考えた後

ゆっくりと話しはじめました、、、

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