In3日目 女子生徒とパスタ
「........誰?」
今目の前に立つこの女子生徒を俺は知らない。
「っえ...同じクラスなんですけど....」
うーむ、名前も顔も知らない、隣でユウがソワソワしている。ユウは知っているっぽいな。
「すまん、入学式の後はすぐに帰ったからほとんどのやつの顔を知らないんだ」
落ち込んでいた女子生徒は何となく納得していない様子だった。
「浅山 雪です」そう言ってお辞儀をした。
(ユウ、誰?)
(カズ何で知らないんだよ!委員長だぞ!)
へー
「で浅山さん、なんか用?」
「いや...あの、一緒にご飯を...」
ああそうだったそうだった
「もちろん!」
いやユウよ俺の同意はどうした、同意は
「まあかまわないけどログアウトしてからだと連絡取れないぞ?」
「それは大丈夫です、家は近いので」
「そうかじゃあ十二時に家で」
「わかりました」「オッケー」
「じゃあ」
ピピピピ
あー腹減った、さっさと着替えて....待てよ
何で浅山さんは俺の家を知ってるんだ?
ピンポーン
「...............」
ピンポーン
「...............」
「っと、とりあえず出るか」
覗き穴から玄関の外を覗くと浅山さんが立っている。
........ゴク
恐る恐るドアを開ける。
「っよ、よう」
「こんにちは、さっきぶりですね」
「......ああ」
さてどうしたものか、ユウはもうすぐ来るだろうがそれまで間が持つ気がしない。
「なあ」
「はい」
「お前....浅山さんはどうして俺の家を知ってたんだ?」
直球で聞いてしまった。
「それはですね、ヒミツです」
いやいや何でやねん
「いやいy「ヤッホーイ二人とも待った?」」
「ていうか浅山さん早いね」
「ええ、ではどこに行きますか?」
最近はよくおいてけぼりを食らっている気が....
「カズはどこに行きたい?」
「ん、ああそうだな......何でもいいが」
「それが一番困るんだけど」
「あの〜、それでしたらパスタなんてどうですか」
「俺はいいよ、カズはどう」
「俺もかまわない」
「では行きましょう」
三人で入ったのは普通のパスタ専門店だった。曰くここは高くなくそれでいて美味しいのだという。
俺たちはパスタを食いながら
「どうですか、美味しいですか?」
「普通に美味いよ」
外食はあまりしないがここはまた来たいぐらい美味い。
「ほひしい、へっふぁくふぁほひしい」
「はぁ、飲みこんでから話せよ」
「ングング...ハー、ウマイ!」
やあかましいわ、ユウは黙るということを知らないんだろうか。
「気に入ってもらえてよかったです、友達と一緒にご飯を食べるのは久しぶりだったので」
「へーそうなんだ、浅山さんはどうだった?」
「とっても美味しかったですよ」
会計を済ませ店を出る。ユウはこれから用事があるようで途中で別れた。
浅山さんも家で手伝いをしなければいけないようで
「では私はここで、今日はたのしかったですよ」
そう言って家に入っていった。
俺も「今日はサンキューな」と言い家に入った。
気づいたことが一つある。
「....ああ....なんで家が目の前なんだ....」
やっとちゃんとした?女の子がだせました。
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