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初めての交換日記2


「え?????なんで?????」



ダイスはノートを読みながら少なからず、落胆していた。。。。


『母親が病気な上に魔物がでるだって??全然平和じゃなさそうだ、、、、』


宏次がふざけ半分で書いた文章を読見進めていく。


『しかし、宏次って人はあんまりびっくりしてないみたいで冷静だなー。宏次の言うとおり一時は部屋から出ないでパソコンとかいうやつで勉強をしたほうがよさそうだな。宏次っていいひとなんだなぁ、、、、ちょっと何言ってるか分からない部分もあるけどとりあえず、よかった。。。。』


ダイスは宏次が善意で色々説明してくれるいい人と感じ、すぐに返事を書くことにした。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



初めまして。僕はダイス・ヤグマといいます。

宏次と一緒で僕も14歳です。領主のタイナー・ヤグマの息子です。



僕はもうここの部屋にあるものでびっくりしています。

僕の部屋にも本なんか普通の人よりもたくさん持っていると思っていましたが、この部屋は比べものになりませんね。宏次はきっと頭がよいのでしょう。


部屋から出ないほうがいいという忠告ありがとうございます。魔物はどのくらい強いのでしょうか?


お母様が病気であるならなるべく介護などをしてあげれればいいかなと思うのですが、ひとまず治るというのであればあまり近づかないように気をつけますね。


何から聞いていいのか分からないのですが、パソコンとはなんでしょうか?この不思議な女の人の動く箱のことでしょうか?こんな素晴らしいものを僕は初めて見ました。これを使えばなんでもできそう、、、いや、できると確信しています。


だってこんなに素晴らしいのですから。

早く使い方が分かるようにしたいのですがアドバイスなどありますでしょうか?

壊れたら困るのでなるべく触らないほうがよろしいでしょうか?


あ、この世界から戻ることはできないのでしょうか?それについては宏次もわからないんでしょうね・・・念のため・・・



一応僕の世界についての説明です。僕も君の役に立てればと思います。


今、宏次がいる世界は戦争のある世界でブルセルという最南端の領地になります。現在ミヤー(領主はバルコックという屑です)の国と戦争中で父上が守っているところです。父上がいれば問題ないと思いますが、頭のいい宏次に平和な領土にするために父上の手伝いをしてもらえればと切に願います。


北東に位置するベアブ共和国は商業が盛んでミヤーよりはこちらの方が平和的ですね。


ブルセルの南にはドワーフやエルフなど異人がすんでいます。

僕には才能がなかったので使えなかったのですが、魔法というものがあり、魔法に関しては本棚の上の箱に入っているので読んでみて下さい。宏次なら使えそうな気がします。


他にわからない事は執事のサイに聞いてみてください。この奇妙な紙にかいてくれればなるべく教えて生きたいと思います。やはり、少し、、、、、いや、かなり不安がありますが宏次のような同じ境遇の人がいるというだけで励みになります。


一緒にがんばりましょう。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



「こんな感じでいいかな。転送!」


「シュッ!」


「ほんとに消えた。まだ、現実って言う実感がわかないんだよなぁ、、、、夢の国かな?」


ダイスは一瞬寂しそうにするも女の人が映っているパソコンの魔力に耐え切れず色々つんつんしはじめた。。。。。




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