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初めての交換日記


一つ

書き終えたら相手側に転送すること



一つ

ノートは、、、、、、、、





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


『なるほどねぇ・・・まぁ何かしらを書いて転送すればいいのか・・・・』



宏次はトリセツを適当に読みとりあえず、モノは試しとノートを書いてみることにした。



「まずは、、、、、、あれ?何書こう???自己紹介からか?あれ????あっち側では俺として人生を送っているってことだよな?そしたら、こっちの状況を教えてもらうってあっちの情報を俺がレクチャーしてやればいいってことかな?」


宏次はノートに箇条書きで色々書いていった。。。。。




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



はじめまして。俺は宏次って言うんだけど分かるかな?

たぶん、同じ顔をしていたお前がそっち側にいるんだよな?

とりあえずこっちの世界について色々教えてほしい。

といっても何から聞けばいいのか全く分からない。だから自己紹介からはじめてみることにするよ。



俺の名前は矢口宏次で14歳。

中学2年生だ。


といっても今は全く学校には行ってなかったんだけどな。いわゆる、引きこもりってやつだ。

友達と呼べるものは全くいない。いらない。絶対いらない。彼女??なにそれ???もちろん魔法使いを目指して童貞を貫いていたんだ。もちろんわざと貫いていたんだ。わざとだからな?そこは間違えんなよ!


まぁそっちにはパソコンって言う便利なものがあるから、特に俺に聞かなくても大体のことは分かると思う。それはお前にとっても俺にとっても大事なアイテムだぞ。それだけは忘れてはならない。まるで自分の息子のように大事に扱ってほしい。。。


すまない。話がそれてしまった。


部屋からは絶対に出てはならない。

なぜなら、そっちの世界は外は魔物であふれている。よってまずはパソコンを使うことになれてほしい。

パソコンとは机の上にのっている箱のことだ。パソコンを使いこなせれば外の魔物ともやりあえるはずだ。


そうそう、ご飯は母親が勝手に部屋の前においてくるシステムになっていて汚れた服などは部屋の外に捨てておけ。そしたら綺麗になって出てくるはずだ。間違っても母親に顔を合わせることをしてはならない。母親は人にうつる強烈な病気のため、近くによらないように気をつけてくれ。時間がたてば病気は治るはずだからなるべく会話もするんじゃないぞ。


部屋の目の前にトイレ、風呂があるからそこはこそこそと夜中か真昼に入ってくれ。その時間なら母親に迷惑がかからないからな。


説明はこれくらいかな?


俺も色々聞きたいことがあるがちょっとまだ状況が分からないので最低限のことだけ書いて質問は次にまわすからなるべく早めに返事がほしい。


あ!もし、パソコンが使えるようになったら俺の秘蔵の動画をお前に託す!

お前が必要なくても絶対に消してはならないぞ。絶対だ!


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



『まぁとりあえずこんなとこかな?えっと、、、、転送!』

宏次はノートを書き上げると神に言われた通りに転送と念じてみた。


「シュッ!」


「おお。本当に消えたな。」


半信半疑ではあったもののノートは無事向こうの世界に送られたようである。


『ノート帰ってくるまで何をしよう・・・・本でも読んで見るか。情報大事!』


目の前の本棚にあるなぜか日本語の本を手にとり、宏次は今自分がいる世界について何か分かることはないか調べることにした。。。。。。。。。。




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