プロローグ1
初投稿です
『あれ?甘酸っぱくない上に全然やる気でない・・・・・』
俺の目の前のきれいな机にノートが置かれているんだが俺はこれから交換日記をしないといけなくなってしまった。。。。。。
しかも、相手は男で年齢14歳のがきんちょ。
『いや~~・・・・女の子に書くのならともかく、自分にむかって書く交換ノートってどうよ??
全然書きたくもない・・・・・・・・どうしよう』
まぁ、書かないと戻れないらしいから一応書くけどさ・・・・
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『中学生の仕事って勉強することが本当に正しいのだろうか?』
『恋愛とかってみんなどうやっているのだろうか』
『いや、しかし自分は意外と悪くない顔してると思うのになぜもてないのか?』
『今日のおかずは巨乳系?それともお姉さんにいじめてもらおうかなぁ・・・』
矢口宏次、14歳、絶賛引きこもり中←これが俺。は、部屋で一人、そんなことを考えている。
平日の昼間からこんなことを考えてるって??
いつからかは分からないが俺は学校に行けなくなってしまったのだ。。。もちろん学校に行きたくないわけではないなので俺はこの状況を打破するべく、どうすれば学校に行くことができるのかを一生懸命考えているのだ。
もう一度言う。。。。これが14歳の一生懸命だ!
そんなことを考えていると
「宏次、、、ご飯置いておくわね」
「・・・・・・・」
母親がご飯を部屋の前においていった。
階段の足音がきこえなくなったのでゆっくりと部屋の戸を開け、
「ちっまた、親子丼かよ・・・」
目の前にある親子丼に悪態をつく。
いや、宏次は親子丼が嫌いなわけではない。むしろ味は好きである。
しかし、この引きこもを続けてから半年の生活が「「親子」」の名前があるこの丼を生理的に嫌いになっていたのだ。いわゆる「反抗期」というやつだろう。。。。
PCの前で親子丼をたべながら今夜のおかずは何にしようか考えながらも引きこもりっている自分の状況に少し嫌気を感じながら宏次は天井を仰ぎ見る。
「異世界にいったら本気がだせると思うんだけどなぁ」
14歳の考えること=厨二病
ぽつっとそんなことをつぶやいてみる。
「「パンパカパーン!!!」」
「「では異世界に招待しましょう!あなたはここで本気を出してください」」
突然、頭の悪そうなファンファーレが鳴り出したと思うと宏次の目の前が真っ白に変化した・・・