大きな壁(2)
誤字脱字多いです
執務室の真ん中にライガ様が
その横には執事らしきサナタ族の者と
眼鏡をかけて、いかにも賢そうな見た目をしている私たちの同僚のオリュムがいた。
ライガ様は書類に目を通しながら言った。
「……君たちは何故、仕事の報告が遅れた?
たかが枝拾いをしながら庭の掃除をする簡単な仕事だろう?それともそんな簡単な事も出来ない無能な人間なのか?」
ライガ様は私たちの顔を見回した。
私は顔をうつむく事しか出来なかった。
「ライガ様、そんなに責めないであげてください。彼らは昔から夜伽も出来ない人達なんですよ。」
執事が私達を見下すように言った。
「それもそうか…分かった、もう今日は良い
だが食事は今日から2日間は無しとする。そして次は…もう無いぞ?」
「……」
「返事は?」
「……ません」
「聞こえない!!」
彼は机を大きく叩いた
「申し訳ございませんでした!次は無いようにクリアナにも言っておきます!!」
グリシュは、体が震えている私の頭をさげながら一生懸命謝罪をしていた。
私は今日も何も出来なかった。
いつもグリシュに助けてもらってばかりだ。
今も泣きそうになる事を抑えることしか出来ない。
ライガ様は、そんな私を見て
「おいそこの…あの…オリュ…オリュム!」
「はい、何なりと」
「そこの二人を地下牢に連れていけ。神聖な床がこいつらのせいで汚れる」
「承知しました。」
オリュムは私とグリシュの目の前に立ち
「ついてこい」
何も言わせないような低い声だった
私達はライガ様にお辞儀をして執務室を後にした。
どのくらい歩いたのだろうか。
広い屋敷をかれこれ20分は歩いていた。
その時ふとオリュムは立ち止まり私たちの方へ振り返り声を発した。親しみやすい男性のなかでは高い声だった。
「もう~~なんで仕事遅れたの!?まじ殺されるかひやひやしたんだけど!!」




