表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

晩夏のオリオン

作者: 佐々木 龍

ふと見上げたら

空は既に冬

刺されて膨らんだ首を掻く

風はまだまだ

夏の名残を運ぶ


木片の香り


朝日はすぐそこに

地平はうっすらグラデーション

漆黒とは程遠い


冷える指先


進め 進め 進め

時間のその向こう

10歩先よりもさらに彼方へ

君の道のりは


前向け、後ろ向くな

君は染まる事の無い

透明な結晶

削って削って削って

残るのは


星の欠片

あるいは

ダイヤモンド


信じて削れろ

意志のその先

残った希望を


子供の石拾い

色で選ぶ

形で選ぶ

重さで選ぶ

値段で選ぶ

投げて遊ぶ

飾って喜ぶ

集めて飾る


全ては

遊びの中に



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵な詩ですね。 詩が好きです。 シンプルな言葉の中に、色々なことを想像させてもらえるから。 星空、私も好きです。 今年は人生初の1人旅で、長野の「ヘブンスそのはら」に行きました。 満点…
[良い点] ぷつり、ぷつり…… つらなる、こるくのようなことのは、 ほしとほし、いとでつないで、つむいで おごそかな、おーりーおーんのりずむ そんな印象(^-^) [一言] カリのメガミに イラ…
[良い点] >進め 進め 進め  時間のその向こう 何か分からないけど、私に刺さった( ´∀`) こういう刺激……やっぱり詩はいいもんだ。と思いました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ